デビューして間もない馬が多く、まだ不確定要素の多い2歳重賞ながら、単勝「1番人気」に支持された馬が4勝を挙げ、計8頭が3着以内を確保するなど、信頼度の高い数値を残している。
その一方で「2~4番人気」は1勝のみ、連対馬で見ても計3頭と不振傾向にある。「6番人気以下」のグループから9頭の3着以内馬が出ているように、伏兵馬からは目が離せない。
なお、1番人気が4着以下に敗れた2年では、連対馬は1999年が1着マイネルコンドル(8番人気)、2着ジョウテンブレーヴ(12番人気)、2003年が1着モエレエスポワール(10番人気)、2着アズマサンダース(8番人気)と、いずれの年も伏兵が1、2着を占めていた。〔表1〕 |