競馬コナンG ~1億円の道~
グレードレースに特化した競馬情報を 探偵ヨロシク 情報収集!! 気になるあの馬をフォーカスします。
 



SP<スポーツニッポン> SAN<サンスポ> 
DA<ディリー>NI<日刊スポーツ>
RN <ラジオ日経>  各紙引用

 

【弥生賞】ターゲットマシン大失速でシンガリ負け/SP

2戦2勝で2番人気に支持された関東期待のターゲットマシンは最下位11着。ゲート入りにてこずり、頭を上げるような格好でスタート。それでも、2角でハナを奪う積極的なレースぶりを見せたが直線で失速した。

ゲートがね…。パドックまでは大丈夫だったが、その後急にテンションが上がった。若さが出た」と田中勝。枠入り不良で発走調教再審査を科され、21日以降の審査で合格しないとレースに出走できないため、今後の皐月賞TRへの出走は不可能。本番挑戦への条件は厳しくなった。[ 2011年3月7日 06:00 ]

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無傷ターゲットG1勝てる器/弥生賞 /NI

無傷の3連勝を狙うターゲットマシン(牡、美浦・宗像)は坂路2本を駆け上がって、前日調整を終えた。馬体の張りは素晴らしい。宗像師は「まだこれから伸びる馬だけど、いい状態で出走できる。何とか皐月賞に向かいたいですね」と笑顔で話す。田中勝騎手も「G1を勝てる器」と自信満々の1頭。勝って皐月賞の主役に躍り出るか。

2011年3月5日18時4分

【弥生賞】ターゲットマシン「いい雰囲気」 /SP

ターゲットマシンは3日、北馬場で軽く四肢をほぐし、その後はゲート練習を消化した。「追い切り翌日だが変わらずいい雰囲気だった。期待されている馬だし、それに応えられたらいいね」と宗像師は語っていた。 

[ 2011年3月4日 06:00 ]

【弥生賞】カッチーわくわく「試金石」の一戦/SP

 

偉大な父ディープインパクトの足跡をたどるように2戦2勝で弥生賞に駒を進めてきたターゲットマシン。クラシックを占う上で重要な一戦となるが、手綱を取る田中勝はこの優駿をどう見ているのか。ターフライターの平松さとし氏がレースのキーマンに直撃する「キーマンの懐へ」ではあらゆる角度から、その胸の内を探った。

 ――ターゲットマシンの前走(寒竹賞1着)ですが、前走比でマイナス4キロの480キロ。

田中勝 体に関しては細過ぎることも太いこともない感じ。多分、今回は減っていることはないと思います。

 ――新馬戦ほどでないにしてもスタートは飛び上がるような感じ。

ちょっとあおり気味でした。正直、スタートは今でも怪しい面がありますね。

 ――それでも初戦よりはいい位置で競馬ができました。

あの位置で競馬をしてどのくらいの脚を使えるのかも知りたかったので、位置取りとしてはいいところだったと思います。

 ――ただ、外枠のせいで終始外を回らされる競馬。

でも、手応えはずっと悪くなかった。いい感じで運べたと思いますよ。

 ――追われてから少々フラフラする素振り。初戦もササる面を見せました。

競馬を覚えていない感じですが、キャリア2戦だから仕方ないでしょう。そんなに心配はしてません。

 ――最後は突き抜けた。

抜け出した後も楽だったし、終わってみれば強い競馬ぶりでしたね。

 ――後方から追い込んだ初戦と違い、好位で競馬ができたのも収穫だったのでは?

ただ、前走に関しては後方にいた馬が2着に追い上げてきたので、後ろの位置にいたらもっと楽に勝ち負けになったのかとも思いました。

 ――気性面はまだまだ幼い感じを受けます。

凄く子供です。それでも確実に精神面での成長は感じられますよ。

 ――デビュー戦では上がり3F33秒台の脚を使っているように切れ味もあります

切れ味勝負の展開になればここでも差のない競馬ができると思います。

 ――シャドーロールをしているが、外すと頭を高く上げてしまうのですか?

頭の高さは問題ありません。ただ、影とかを見てジャンプしちゃうような面がある。だから、シャドーロールを着けているんです。

 ――でも、最終追い切りでは着けなかった。

競馬はいつも着けているので今回も着けるかもしれません。でも、追い切りでは外していても普通に走っていましたね。

―― その最終追い切りの感触は?

良い状態を維持しているという感じ。雰囲気も動きも全く問題ない。いい状態で臨めそうです。

 ――相手が強化されます。

ここでどのくらい走れるか試金石の一戦だとは思います。ただ、この後クラシックを戦うとなればさらに強くなるわけだから、いいレースをしなくてはいけません。そういう勝負ができるように乗りたいと思います。

【弥生賞】マシン一気の伸び!魅せた瞬発力・DA

無傷の弥生賞Vで父に並ぶか。ディープ産駒ターゲットマシンが2日、美浦Wで最終追い切り。僚馬を残り1Fで一気に交わし去り、自慢の瞬発力をアピールした。粗削りながらも大物感たっぷりの走りでデビュー2連勝。本番コースで行われる最重要トライアルを制すれば、混とんとする牡馬クラシック戦線の主役に浮上する。

  ◇  ◇

柔和な宗像師の表情が、この日はいつも以上に崩れっぱなしだった。それもそのはず。厩舎の秘蔵っ子にして、関東期待の星ターゲットマシンが、最終追いで素晴らしい動きを披露したのだ。

美浦Pでサイアーエフェクト(6歳1000万下)を追走。スタート時に4、5馬身あった差は、残り1F標識時点でも1馬身はあった。並びかけるのが精いっぱいか‐。そう思わせたのは一瞬だけ。内に潜り込むと一気に抜き去り、強めに追われて再び詰め寄った相手に半馬身差をつけてゴールに駆け込んだ。

5F66秒7‐37秒6‐12秒1。時計こそ目立たないが、「前の馬を抜きたくてしょうがないんでしょうかね」と、レース同様の瞬発力に宗像師は目を細める。「前走で少し体が減っていた(4キロ減)ので、放牧で回復させました。牡馬なのに、バリバリとカイバを食べるタイプじゃなく、今はやりの“草食系”。それでも先週時点で490キロ台(前走480キロ)。うまくいきましたね」と、冗談を交えながら、順調な調整過程を強調する。

「冷静に走れていたし良かったんじゃないかな」と動きを振り返ったのは、手綱を取った田中勝。「まだ3戦目で分からないところもあるけど、着実に学習できている」。出遅れながら、直線一気を決めたデビュー戦とは一転、中団からの横綱相撲を決めた相棒の進歩を高く評価している。

「底を見せていない魅力があるし、能力があるのは間違いない。同じ舞台で結果が出れば本番で強みになるしね。うまくいってほしい」と田中勝は表情を引き締める。狙うは無傷3連勝での弥生賞制覇。父ディープインパクトと同じ道程を歩み、一気に牡馬クラシック戦線の主役へ躍り出る。

 

【弥生賞】ターゲット切れた12秒1・SAN

皐月賞トライアル「弥生賞」(3着までに優先出走権)の追い切りが2日、美浦、栗東トレセンで行われた。2戦2勝の関東の星、ターゲットマシンは主戦の田中勝春(40)を背に実戦さながらの好追い切りを披露。父ディープインパクトが05年に勝ったレースを力でもぎ取る構えだ。

これぞ追い切りのお手本というべき動き。02年のこのレースをバランスオブゲームで制した田中勝=宗像厩舎コンビによる入魂の仕上げで、ターゲットマシン3連勝への態勢が整った。

ポリトラックコースでサイアーエフェクト(6歳1000万)を2馬身追走。4コーナーで僚馬の直後に張り付いた。しばらく追走し、残り200メートルでサッと内へ。少し追われるとググッと前に出た。パートナーもゴール前で踏ん張ったため併入となったが、こちらは余裕残し。5F66秒7、1F11秒7を楽々とマークした。

実戦に直結した内容だった。4角で馬の後ろに付けたのは馬群を想定。空いた時にサッと抜け出す訓練もタイトな競馬をにらんでのものだ。2戦2勝とはいえ初戦は出遅れからの大外一気、前走は外から鋭く差してゴール前は抑えるほどの快勝。能力の高さゆえに駆け引きや我慢を経験する機会がなかった。重賞の今回は勝つためにレースセンスが絶対に必要。それらを追い切りでしっかり磨いた。

「G1を狙える馬だと思っている。皐月賞と同じ舞台。結果を出せればいいね」。田中勝にも力が入っている。「デビュー前は、やんちゃな面もあったが今は大丈夫。ストライドの大きさは、かなりのものがある。馬を信じて乗るだけだよ」と語った。

宗像師は開口一番「時計、動きとも良かった」と笑顔を見せた。「前走後はここを目標に乗り込んだ。あまりバリバリと食う方ではなかったが、この中間はしっかり食っている。先週の段階で490キロ(前走480キロ)。多少プラス体重で出せるのでは」。草食系男子が、いよいよ目覚めたのか。馬体のボリューム、競馬センスとも前走と比較にならないほどアップしていることは間違いない。

「まだ2勝馬なので最低でも出走権は欲しい。完成度が高かったバランスオブゲームと違って粗削りだが魅力はある」と締めくくった宗像師。雄々しく、荒々しく、3連勝で皐月賞に王手をかける。

 

【弥生賞】ターゲット3連勝へ“入魂”/SAN

2011.3.3 05:07

 鋭い伸びで好調アピールのターゲットマシン。皐月賞の権利奪取に意欲満々だ=美浦トレセン (撮影・北野浩之)

新馬→寒竹賞と連勝中のディープインパクト産駒ターゲットマシンは、田中勝騎手が騎乗し、ポリトラックでサイアーエフェクト(牡6、1000万下)を2コーナーで2馬身追走。ラスト1ハロン手前で内に潜り込むと唸るような勢いで一気に抜き去り、5ハロン66秒1、3ハロン36秒7-12秒1で1/2馬身先着した。「変わらずいいね。まだ2回しか走っていないし、粗削りな面はあるが、かなりの能力がある馬。底を見せていないぶん楽しみはある」と田中勝は皐月賞の権利奪取に意欲満々だ。

 

 【弥生賞】“持ってる”ダビスタ薗部氏 /SP

 薗部氏は他にもアブソリュート(東京新聞杯、富士S=現役)、スタープログラマー(5勝)などを所有。馬運のいいオーナーとして知られる。
ターゲットマシンを所有する薗部博之氏(ダービースタリオンを開発したゲームクリエイター)は、以前にバランスオブゲーム(重賞7勝)を所有し、02年の弥生賞を制している。

[ 2011年3月3日 06:00 ] 

ターゲット無傷重賞Vへ元気/弥生賞・NI

ディープインパクト産駒のターゲットマシン(牡、美浦・宗像)は、朝1番で2本登坂した。年明けの寒竹賞から少し間隔はあいたが、太め感はなさそうだ。宗像師は「今日も元気いっぱいだったね」と笑顔。2連勝は東京、中山と異なる競馬場で挙げたもの。「前走は乗り役さんの指示を聞いてうまく走れていた。中山であの競馬ができたのは収穫があった」と無傷での重賞Vを狙う。
2011年3月1日18時43分

 

【弥生賞】美浦レポート~ターゲットマシン・RN

6日(日)に中山競馬場で行われる弥生賞に出走を予定しているターゲットマシンについて関係者のコメントは以下の通り。
宗像義忠調教師
「前走の寒竹賞は、新馬戦とは違って5番手から上手に走ってくれたと思います。その後は放牧に出して、戻ってきてからも順調に調教をこなしてきました。今朝は坂路からポリトラックに入り、併せ馬で後ろから行って少し出していくように指示しました。道中も折り合って、直線に向くと前の馬を目掛けて伸び、騎手の指示に反応して良い追い切りだったと思います。
今のところ特に不安な点はありませんが、まだ荒削りな面はあります。ゲートについても、前走は上手に出てくれましたが、今回もその点はうまくいけばいいと思っています。この馬の一番の良さは、前にいる馬を交わしたいという気持ちが強いところだと思います。まだ2勝馬なので、何とか出走権を獲りたいですね。もちろん、3戦3勝で本番を迎えられたらいいと思いますが(笑)。」

田中勝春騎手
「デビュー戦はあれほどの出遅れをして、まさかあそこまで伸びるとは思わなかったです。これは走る馬だなと思いましたね。2戦目の前走は上手に走ったと思います。馬がレースを着実に学んでいるようです。
今朝も追い切りに乗りましたが、馬は順調にきています。力は出せる状態にあります。まだ2回しか走っていない馬なので、今回は胸を借りるつもりでいきます。それでもまだ底を見せていない分楽しみはあります。今回の皐月賞と同じ舞台で出走権を取れれば強みになります。チャンスがある馬なので、これからもしっかりとやっていきたいですね。」
(取材:小林雅巳)2011年3月2日16時42分 

 

ターゲット無傷の3連勝狙う/弥生賞/NI

2戦負けなしで弥生賞に挑むターゲットマシン(牡3=宗像)は田中勝を背にポリトラックコースへ。サイアーエフェクト(6歳1000万)を2馬身追走し、直線で手応え十分に前に出て半馬身先着した。「時計、動きとも良かった。前走後はここに目標を定め、十分に乗り込んだ」と宗像師も好感触を持って臨む。[ 2011年3月2日 13:37 ]

【弥生賞水曜追い】時計 動きとも良いターゲットマシン・SP

ディープインパクト産駒の大物ターゲットマシン(牡、美浦・宗像)が無傷の3連勝を狙う。「寒竹賞後は放牧に出して、帰厩してからも順調。1週前もポリトラックでいい動きだったね。東京、中山で走っているのは強み」と宗像師。牧場時代はパワー型だと思っていたそうだが「学習能力が高いし、父とは違ってズドーンと来るね。ここで権利を取って、皐月賞へ」。父と同じ無敗クラシック制覇の青写真を描いている。

2011年2月28日17時25分

【弥生賞】ターゲットマシンここ試金石も「底知れない」/SP

関東の期待を背負って出陣する2戦2勝のターゲットマシンは、1日も坂路を2本、軽快に上がった。「今回は相手関係も一気に強化される。試金石の一戦じゃないかな」と宗像師は語る。

「前走後も間隔を空けて、エネルギーはたっぷり。多少粗削りなところはあるが底知れないと捉えることもできる」。楽しみですねと話した報道陣に「私もです」と同意し、目を輝かせた。

[ 2011年3月2日 06:00 ] 

【弥生賞】ターゲットマシン、迎え撃つ!/DA

東の素質馬が堂々と、強力な関西勢を迎え撃つ。ディープインパクト産駒のターゲットマシンは、大物感あふれる走りで2戦2勝。まだ底を見せておらず、陣営の期待は大きい。皐月賞への出走権を獲得(3着まで)してクラシックへ。強豪を撃破し、混迷する3歳牡馬路線の主役を射止める。

  ◇  ◇

いまだ定まらない3歳クラシックの勢力図。それを大幅に塗り替えてしまうかもしれない。デビューから2連勝のディープインパクト産駒ターゲットマシンには、それだけのスケール感がある。

出遅れて最後方から、直線だけでごぼう抜きにしたデビュー戦。続く寒竹賞では随所に若さを見せながらの完勝劇。「まだ走りに集中していない感じだもんね。全体的に幼さが残っていて、本当に良くなるのは先だと思うよ。それでも結果を出しているんだから、能力はある」と話すのは主戦の田中勝。そんな奥の深さが魅力のひとつと言えるようだ。

中間は追い切り以外のキャンターにも積極的に騎乗する熱の入れよう。1週前(2月23日)は美浦Pで併せ馬を行い、5F69秒0‐39秒4‐12秒6で並入した。「落ち着きがあるね。太い感じもしない」。2カ月ぶりでも仕上がりには不安なしを口にする。

田中勝、宗像厩舎、薗部博之オーナーと言えば、思い出されるのがバランスオブゲームだ。02年の弥生賞を逃げ切っている。「タイプは違うけど、能力は2頭とも高い。権利を獲りたい」とトレーナーが言えば、主戦も「何とかしたいよね」と意気込む。厩舎の先輩に追いつき追い越せ‐。トライアル制覇で、さらに夢を膨らませる。

【弥生賞】薗部オーナーはダビスタ開発者 /SAN

2011.3.1 05:04

薗部博之オーナーは人気競馬シミュレーションゲーム「ダービースタリオン」の開発者として一躍有名になった。現在は株式会社パリティビット代表取締役。所有馬の多くは美浦・宗像義忠厩舎に預託している。これまでに所有した代表的な馬はバランスオブゲームの他、スタープログラマー(99年ガーネットS3着)、アブソリュート(09年東京新聞杯、富士S)がいる。ターゲットマシンは08年のセレクトセールで購入。価格は4200万円だった。
 
弥生賞】ターゲット獲物は逃さない! /SAN
2011.3.1 05:05
新馬戦に次いで寒竹賞を快勝したターゲットマシン。父ディープインパクト同様、2戦2勝で弥生賞に挑む

トライアルシーズンに入り、中山では日曜に皐月賞TRのGII弥生賞が行われる。牝馬路線と違って混戦模様の牡馬クラシック戦線を占ううえで、重要な前哨戦となりそうだ。注目は2戦2勝のディープインパクト産駒ターゲットマシン。父は05年にこのレースで重賞初制覇を飾り、無敗の3冠馬へと成長した。父と同じ道を歩むためにも、負けられない一戦だ.

ここから父と同じ軌跡を歩むことができるか-。2戦2勝。無敗のディープインパクト産駒ターゲットマシンが弥生賞に挑む。

先週の開催終了時点で43頭(うち地方馬1頭)が勝ち上がっているディープ産駒。その中で、2勝以上しているのは15頭いるが、無敗はターゲットマシン1頭だけだ。父同様、2戦2勝で臨む弥生賞に、陣営の夢も広がっている。

「まだ体はしっかりしていないけど、能力はあるからね。力? 入らないわけがないだろう」

手綱を取る田中勝騎手は笑顔で期待の大きさを語る。初戦は出遅れて最後方からの競馬になったが、上がり3ハロン33秒8の豪脚を発揮して勝ち上がった。2戦目は弥生賞、皐月賞と同じ舞台の寒竹賞で、好位から危なげなく抜け出した。

「2戦目はいいところにつけて行こうと思っていたし、折り合いもついた。最後の反応も思った通りだったよ」

カッチーの思惑に違わずに結果を出したターゲットマシン。これでクラシックへの道が大きく開けてきた。薗部オーナー&宗像厩舎&田中勝騎手のトリオと言えば、02年の弥生賞などGII6勝、GIII1勝のバランスオブゲームがクローズアップされる。

「バランスオブゲームは体がしっかりしていて2歳から活躍したけど、ターゲットマシンはまだ体がしっかりしていない分、伸びしろはあると思うよ」

GIには手が届かなかった先輩の分までこの馬でタイトルを、と気合が入る。自ら手綱を取って行われた23日の美浦ポリトラックでの1週前追い切りでは、5ハロン68秒9、3ハロン38秒9-12秒6を馬なりでマーク。軽めながらも「息はできているから、強くやらなくていい」と前哨戦へ向けて好感触を得た様子だ。

母ハンターズマークはNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハの半姉と母系も奥が深い。父と同じ無敗でクラシックへ。この弥生賞でつまずくわけにはいかない。

【弥生賞】ターゲットマシン、3戦全勝狙う!/SP

いよいよクラシックのトライアルが東西で開幕。日曜中山では皐月賞TR「第48回弥生賞」が行われる。強豪関西馬も東上してくるが、迎え撃つ関東の雄はディープインパクト産駒のターゲットマシンだ。デビューから無傷の2連勝。レースではまだまだ粗削りな面を残すが、その素質は確か。父と同じ3戦3勝で皐月の舞台を目指す。

無敗のディープインパクト産駒ターゲットマシン。期待の関東馬が、父と同じ2戦2勝のステップで弥生賞の舞台に挑む。もちろん能力は非凡。これまでの2戦の内容がそれを証明している。

新馬戦はゲートで立ち上がって2馬身の出遅れ。しかも、前半1000メートル通過が60秒8というスローペースを最後方で追走する最悪の展開だった。それでも直線で外に持ち出すと、上がり3F最速の33秒8を発揮して11頭をゴボウ抜き。前走の寒竹賞はスタートを決めて好位の5番手を追走。きっちり折り合って、直線も力強く抜け出して余裕たっぷりのVだった。

管理する宗像師は「牧場時代からパワー型と聞いていた。父のようにピュッと切れるというよりはズドンという感じかな」と特徴を説明する。「初戦は隣の馬を気にしてたまたま出遅れただけ。ゲート試験も1回で受かったようにもともと悪くないし、学習能力が高い馬だから。まだまだ粗削りな部分はあるけどね」と感触を口にする。 

デビュー戦からシャドーロールを着用し、すっかりトレードマークとなっている。「普段はテンションが高くなりそうな部分はあるが、レースでは大丈夫。デビュー前は物見する部分があって着けているが、今は必要ないぐらいだよ。中間は外して乗ったりしているが、なくても問題なさそう」と精神面での成長に笑顔を見せた。

この中間は短期放牧を挟んでじっくり調整してきた。「牡馬にしてはカイ食いが細いところがあって、間隔を空けた方がいいタイプ。中間はポリトラックでいい動きを見せているし、順調だよ。何とかここで権利を獲って、皐月賞、ダービーに行きたいね」と師。今年の牡馬クラシックの混戦ムードを断ち切る快勝劇を披露するつもりだ。

≪02年V馬と同トリオ≫ターゲットマシンの田中勝、宗像師、馬主の薗部博之氏と言えば、重賞7勝を挙げ、02年弥生賞を制したバランスオブゲームと同じトリオだ。ターゲットマシンは08年当歳セレクトセールで4410万円で取引された。オーナーと共にセリに参加した宗像師は「ディープ産駒は高くなるから、(アグネス)タキオンの値落ちを狙ってたんだけどね…。まあ、でも(出合う)運命だったのかな」と感慨深げに語った。[ 2011年3月1日 06:00 ]



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