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酒井、9年ぶりG1で穴男の本領発揮だ!…高松宮記念  <HO

酒井学騎手(30)=栗東・フリー=が、自身2度目のG1レースに臨む。「ようやく、G1に騎乗できるチャンスをもらえた。まして、一発あっておかしくない馬。本当に楽しみ」。ヘッドライナーとともにチャレンジする待望の大一番へ、つぶらな瞳を輝かせた。

G1初参戦も、この高松宮記念だった。01年にビーチフラッグで11着。その後の9年は、ツキのなさに泣かされてきた。「一昨年の菊花賞は、ヤマニンリュバンが8分の7の抽選で除外。昨春の天皇賞は、ニホンピロレガーロが次点で出られなかった。今回も想定では、出走順19番目と聞いて、『またか』と思った」。それでも、実際に登録が締め切られると、外国馬2頭を入れても18番目。ツキが巡ってきた。

知る人ぞ知る穴男。昨年は、12勝すべてが3番人気以下で、10番人気で2勝を挙げた。「どれもこれもチャンスと思って乗っていれば、馬が頑張ってくれることもある。たくさん勝つ騎手でも、重賞をバンバン勝つ騎手でもないけど、(穴男として)気にしてもらえたらうれしい」。強い自負で、穴馬を次々と上位に導いている。

今回も、おそらく人気薄だろう。「調教で時計が出たので、変に人気になったりしないかな」と笑ったが、豊かなスピードを生かす騎乗に徹するつもりだ。「セブンシークィーンも逃げたいみたいだけど、こちらも絶対にハナに行く。意地でも行く」。好時計で押し切った09年尾張S(中京・芝1200メートル)の再現を狙う。

かつて所属していた西園調教師の管理馬。「いいところ、悪いところ、すべてを見ていてくれた人。チャンスを与え続けてくれて、G1にまで乗せてもらった。何とか結果を出したい」。大舞台で大穴をあければ、師匠へのまたとない恩返しになる。

◆酒井 学(さかい・まなぶ)1980年2月4日、新潟県生まれ。30歳。栗東・フリー。98年に騎手免許を取得し、同年3月8日に初勝利。01年カブトヤマ記念(タフネススター=5番人気)で重賞初制覇。昨年の北九州記念を、8番人気のサンダルフォンで制した。25日現在、JRA通算108勝(重賞2勝)。152・5センチ、48キロ。血液型A。

(2010年3月26日06時01分  スポーツ報知)

 

 

【高松宮記念】酒井ヘッドライナーで一発狙う  <SP

【西園軍団「桶狭間」制圧 三本の矢3】ヘッドライナーの酒井は9年ぶり2度目のG1騎乗だ。初騎乗も高松宮記念だった(01年ビーチフラッグ11着)。「前回は、何だか分からないままに終わってしまったから…。今回はG1の雰囲気を楽しみたい」と話す。

これまで運に見放され続けた。08年菊花賞はヤマニンリュバンに騎乗する予定だったが、8分の7で1頭だけ除外という抽選に外れた。昨年の天皇賞・春もニホンピロレガーロでスタンバイしていたが、賞金順でフルゲート18頭の19番目。「やっとチャンスがめぐってきたという感じ。西園先生は、僕のいい面も悪い面もすべて見守ってきてくれた。何とかいい結果で恩返ししたい」と意気込む。

この中間、ヘッドライナーは酒井の進言でシャドーロールを装着して稽古に臨んでいる。「直線で少し頭を上げる感じがあるので、少しでも改善すれば。気休めかもしれないが、悪い感じはないのでレースでも着けます自分では弱いとは思っていないし、一発を狙って乗ります」と力強い。愛馬への信頼と師への感謝を胸に、酒井は夢のG1舞台を踏みしめる。(浜田 公人)

 [ 2010年03月26日 ]

 

【高松宮記念】栗東坂路No・1はヘッドライナー  <SP

西園勢で最も好時計を叩き出したのがヘッドライナー。4F51秒0~ラスト1F11秒8は、ともにこの日の栗東坂路No・1。

「反応を確かめる程度に肩ムチを使ったが、無理は全然していない。時計を見てびっくりした」と騎乗した酒井も驚きを隠さない。「きれいなフォームで真っすぐ走っていたし、具合は本当にいいと思うこんな時計を見たら、それほど差はないと思ってしまうね」と充実ぶりをアピールしていた。  [ 2010年03月25日 ]



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