競馬コナンG ~1億円の道~
グレードレースに特化した競馬情報を 探偵ヨロシク 情報収集!! 気になるあの馬をフォーカスします。
 




天間師&キリシマ重賞初制覇/関屋記念/NI

<関屋記念>◇8日=新潟◇G3◇芝1600メートル◇3歳上◇出走18頭

外枠からジワッと先頭に立ったレッツゴーキリシマ(牡5、美浦・天間)が鮮やかな逃げ切りを決めた。北村宏騎手の絶妙なペース配分で、上がり3ハロンは33秒2。大外強襲の2着セイクリッドバレーを半馬身差退けた。重賞初制覇となった天間師は「休み明けでも仕上がっていた。重賞で結果を出せて良かった」と笑顔だった。3着には10番人気リザーブカードが入り、3連単は13万超えの波乱となった。

馬連(9)(16)は2990円、
馬単(16)(9)は7890円、
3連複(9)(16)(17)は1万8390円、
3連単(16)(9)(17)は13万640円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)

 [2010年8月8日17時36分]





【関屋記念】レッツゴー念願の重賞初V!/SA

2010.8.9 05:03
マイペースに持ち込んだレッツゴーキリシマが逃げ切り。休み明けを克服して重賞初Vを飾った

第45回関屋記念(8日、新潟11R、GIII、3歳上オープン国際、別定、芝・外1600メートル、1着本賞金4000万円=出走18頭)北村宏司騎乗の6番人気レッツゴーキリシマが、1000メートル通過59秒7のスローペースに持ち込んで逃げ切り勝ち。念願の重賞初Vを飾った。タイム1分32秒9(良)。開業5年目の天間昭一調教師(45)=美浦=も重賞初V。2歳時にGI朝日杯FSで2着などの実績馬が、脚部不安を乗り越え8カ月半ぶりの実戦でタイトルを奪取。5歳夏に、再びGIを狙う足がかりをつかんだ

日本一長い658・7メートルの直線も、先頭のまま駆け抜けた。越後の夏空にとどろく雷鳴をBGMにして、8カ月半のブランクを克服した6番人気の5歳牡馬レッツゴーキリシマが鮮やかな逃げ切り。重賞初Vを飾った。

「パドックでもリラックスしていたし、いい感じでハナを切れればいいなと思っていました」

殊勲の北村宏司騎手が笑顔で汗をぬぐった。外めの〔8〕枠(16)番からジワッと先頭に立つ、思い描いたとおりのレース運びだった。1000メートル通過59秒7のマイペースに持ち込み、上がり3ハロン33秒2でまとめられては、後続はなすすべがない。セイクリッドバレーが32秒1という極限の末脚で追い込んできたが、半馬身先にゴールへ飛び込んだ。

「リズム良く走れましたね。今回は休み明けだったけど、以前に乗ったときは僕が骨折で復帰したばかり。またいい競馬ができるといいですね」

北村宏は08年5月の落馬で左前腕部骨折の重傷を負い、4カ月間も騎乗できなかったが、復帰翌日の京成杯AHでキリシマに騎乗して2着に好走。思い出深いパートナーとのコンビで、今度はVをつかんだ。

しかし、キリシマにとってここまでの道のりは本当に長かった。07年朝日杯FS2着など、早くから素質を証明してきたが、重賞はなかなか勝てず、09年夏には栗東の梅田康雄厩舎から美浦の天間昭一厩舎に転厩。脚部不安を抱えるこの馬を、天間師はじっくりと仕上げ、最終追い切りは自ら手綱を取り感触を確かめ、勝利へと導いた。元騎手だった天間師にとっては、騎手時代も含めてうれしい重賞初V。その興奮は冷めやらない。

「マイル戦にこだわって、ここを目標に仕上げてきました。転厩してきた馬で結果を出せたことは本当にうれしい」

脚元と相談しながらになるが、今後もマイル戦にこだわって京成杯AH(9月12日、中山、GIII、芝1600メートル)などを視野に入れ、マイルCS(11月21日、京都、GI、芝1600メートル)が秋の最大目標となる。

重賞タイトルを手にして、今度はGIを目指すキリシマ。マイル路線で大噴火の秋へ、ひたすら逃げ切ってみせる。(柴田章利)


【関屋記念】レッツゴー逃げ切り重賞初制/SA

2010.8.8 16:07
直線が長くても問題なし!レッツゴーキリシマがセイクリッドバレーらの追走を振り切り重賞初制覇を飾った。

第45回関屋記念(8日、新潟11R、GIII、3歳上、OP、国際、芝1600メートル、18頭)6番人気のレッツゴーキリシマ(牡5、美浦・天間昭一厩舎)が好スタートから逃げ切り重賞初制覇を飾った。タイムは1分32秒9(良)。2着には2番人気のセイクリッドバレー(牡4、美浦・高橋裕厩舎)、3着には10番人気のリザーブカード(牡7、美浦・栗田博憲厩舎)が入った。

レースはレッツゴーキリシマがハナを切り、2番手にマイネルクラリティ、3番手にはタマモナイスプレイがつける展開。1番人気のスピリタスは中団、セイクリッドバレーは集団の後方を追走し、直線勝負に賭ける。直線を向いてからレッツゴーキリシマがリードを広げると、ゴール直前、大外から追い込んだセイクリッドバレー、リザーブカードらを振り切った。

レッツゴーキリシマは父メジロライアン、母マルシンアモン 、母の父バイアモンという血統。兄弟には06年のシンザン記念を勝ったゴウゴウキリシマがいる。通算成績は22戦5勝で重賞は初勝利。北村宏司騎手は00年ダイワテキサス以来の関屋記念2勝目。天間昭一調教師はうれしいJRA重賞初勝利となった。

払戻金は
単勝が1460円、枠連が(5)-(8)で650円。
馬連は(9)-(16)で2990円、馬単は(16)-(9)で7890円。

3連複は(9)-(16)-(17)で1万8390円、
3連単は(16)-(9)-(17)で13万640円。
ワイドは(9)-(16)が1110円、(16)-(17)が3390円、
(9)-(17)が1260円。

【関屋記念】レッツゴーキリシマ稲妻逃亡V!/SP

関東から待望の実力派マイラーが誕生した。夏のマイル決戦「第45回関屋記念」は8日、新潟競馬場で行われ、6番人気レッツゴーキリシマがハナを奪って逃げ切り、待望の初重賞を手にした。天間昭一師(45)にとっても重賞初制覇となった。

軽快に逃げるレッツゴーキリシマが3コーナーに差し掛かった時、遠くで雷鳴がとどろいた。勇気を得たかのように、逃げ脚には力がみなぎった。直線を向き、残り200メートル。他馬も苦しい勝負どころで一気に後続を突き放す。大外からセイクリッドバレーが迫るが北村宏も右ムチ連打で鼓舞。半馬身差に抑え、初重賞Vのゴールを駆け抜けた。

「レース前、随分リラックスしていると感じた。うまくハナを切れれば、と思っていた」と北村宏。長い向正面を生かし、振り返りつつ他馬を見ながら、ゆっくりと先頭に立った。馬のリズムを崩さずペースを握る好騎乗だった。同馬への騎乗は08年京成杯AH(2着)以来。「あの時は自分が(左前腕部)骨折明けだったのにチャンスをもらった。今回は恩返しをしたかった」と鞍上は笑顔を見せた。

開業5年目の天間師にとっては23年間の騎手時代も含めても初めての重賞勝ち。それでも冷静に「特に何も。未勝利戦も重賞も一緒」と1勝の重みの等しさを強調した。「脚部不安で間隔は空いたがマイルにこだわって、ここへ。仕上がりは良かった」。最終追いでは自らまたがり、坂路で4F49秒4の猛時計。当然の結果と言わんばかりの表情だった。

茨城県出身ながら「カシノ」の柏木務氏ら九州のオーナーとつながりが深い天間師。G1・2着の実績を誇るレッツゴーが昨年夏に転厩したのも、その縁からだ。西村新一郎オーナーは「九州ラインで天間厩舎を盛り上げているが、当時、私が預ける馬が1頭だけになった。これでは寂しいとエースを転厩させた」と説明した。転厩後は4戦3勝と、その手腕も光る。「結果を残せて良かった」と天間師は笑った。

これで秋の大目標、マイルCS(11月21日、京都)が楽しみになった。「間に使うレースは未定だが、G1に向けて精いっぱい仕上げたい」と師。淀の大舞台でも絶妙の逃げで競馬場を盛り上げるに違いない。

◆レッツゴーキリシマ 父メジロライアン 母マルシンアモン(母の父バイアモン)牡5歳 美浦・天間厩舎所属 馬主・西村新一郎氏 生産者・北海道むかわ町貞広賢治氏 戦績22戦5勝 総獲得賞金1億9976万4000円。

≪ライアン産駒6年ぶり平地重賞V≫メジロライアン産駒のJRA重賞勝利は05年新潟ジャンプS(メジロベイシンガー)以来。平地重賞Vは04年京王杯2歳Sのスキップジャック以来、6年ぶりとなった。通算では24勝目(障害3勝を含む) [ 2010年08月09日 ]

【関屋記念】セイクリッドバレー猛追及ばず惜敗/SP

直線外を豪快に追い込んだセイクリッドバレーだが、勝ち馬に半馬身差及ばず2着に惜敗した。引き揚げてきた松岡は開口一番「惜しかった」と話したが、表情はサバサバしたもの。「競馬のスタイルが確立されていない馬だけど、僕自身はマイルの差し馬だと思っている。ペースが遅い分、早めに動いたが理想的な競馬ができた。今後、レースの幅を広げていければ」と前向きに振り返った。 [ 2010年08月09日 ]


【関屋記念】リザーブカード今後の期待高まる3着/SP 

中団から末脚を伸ばしたリザーブカードが、ゴール前、4頭が横一線の際どい争いをしのいで3着を確保した。「最後はいい脚を使ってくれた。こういうコースが合うんだろうね」と内田。「休み明けだったし、頑張ってくれたと思う。順調にいけば、先が楽しみなんじゃないかな」とパートナーを称えた。2年前の2着馬が、復活へ確かな手応えをつかんだ。
[ 2010年08月09日 ]


【関屋記念】スピリタス、Sペースに泣く
/SAN

2010.8.9 05:02

第45回関屋記念(8日、新潟11R、GIII、3歳上オープン国際、別定、芝・外1600メートル、1着本賞金4000万円=出走18頭)1番人気のスピリタスは6着。レッツゴーキリシマが逃げるのは分かっていた。各馬がプレッシャーをかけて、それゆえ流れが緩くなることはなく、そこを長い直線を利して思う存分に持ち味の末脚を生かす…。だが、その思惑は外れた。「ペースが違えば脚は使えたけれど、あれでは…。状態は問題なかったが、(緩い)流れに尽きる」と柴田善臣騎手は渋い表情。勝ち馬の上がりは3ハロン33秒2。32秒7の脚を繰り出してもコンマ2秒差までだった。

 【関屋記念】1番人気スピリタス切れ味発揮できず6着/SP

単勝2・5倍の1番人気に支持されたスピリタスだったが、自慢の切れ味は発揮できないまま。ゴール前の叩き合いには加わったものの6着に敗れた。後方一気が得意パターンだが、今回は中団やや前の位置取り。「ペースが遅いので、自然とあの位置になった」と柴田善。「状態は良かったと思うし、脚も使っているんだが…。ペースが上がらなかったことに尽きる」と言葉少なだった。 [ 2010年08月09日 ]


【関屋記念】戦い終えて/SP

4着テイエムアタック(後藤)思った通りの位置で進められた。最近では一番状態が良かったし、わずかな差なので悔しい。

5着タマモナイスプレイ(渡辺)予定通りのポジションだったが、逃げ馬にあの脚を使われては…。もう少し併せる形になっていれば。

7着マイネルクラリティ(津村)上がり勝負になってしまい、きつかった。力はあるので坂のあるコースの方がいい。

同着ムラマサノヨートー(田中勝)具合は良かったが、展開が向かなかった。

9着キャプテンベガ(蛯名)いい位置をついていけたが、追ってひと息だった。

10着ダイシンプラン(田辺)枠がもう少し外なら…。流れも合わなかった。

11着アロマンシェス(西田)もう少し前に行きたかったが進んでいかなかった。

12着マルカシェンク(吉田豊)ゲートに体が接触した感じ。ペースも遅かった。

13着キタノリューオー(武士沢)展開うんぬんより、直線でひと息入ってしまった。苦しかったのかな…。

14着エフティマイア(石橋脩)いい感じで運べたが、最後は同じ脚色になってしまった。

15着フローライゼ(伊藤工)うまく流れに乗っていけたが、まだ本調子ではない感じ。

16着マッハヴェロシティ(江田照)ヨーイドンの展開で厳しかった。

17着ホッコーソレソレー(中舘)マイルは忙しい感じ。伸びそうで伸びなかった。

18着フサイチアウステル(村田)出遅れて自分の形に持ち込めなかった。
[ 2010年08月09日 ]



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


«  【関屋記念】... WIN 【函館2... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。