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【朝日杯FS】会心!サダムパテックVサイン/SP

今年の2歳牡馬チャンピオンを決定する「第62回朝日杯FS」の追い切りが15日、東西トレセンで一斉に行われた。栗東では東京スポーツ杯2歳Sを制したサダムパテックが坂路を元気いっぱいに駆け上がり4F53秒3~12秒5の好タイムをマーク。万全の仕上がりで2歳王者の座を狙う。同レースは16日に出走馬が確定する。 

サダムパテックは坂路で酒井(レースはスミヨン)がまたがり、阪神Cに出走するエイシンタイガー(4歳オープン)と併せ馬。スタートからびっしり併走して、ラスト1Fでグイッと前へ。いっぱいに追われることはなかったが最後まで譲らず、ゴールでもクビだけ先着。時計もこの日の重い馬場では及第点と言える、4F53秒3~12秒5を刻んだ。

「1回、併せ馬をしておきたかったんです。併せて2、3日は気合が乗る馬ですからね。万全の調教。これで十分だと思います」と西園師は満足げだ。

普段からおとなしい馬だけになおさら、大一番に向けて気持ちを入れる意図があった。目立つ時計ではない。しかし指揮官いわく「フジキセキよりも(母の父)エリシオに似ていて手脚が長い。坂路向きじゃないタイプ」だから、全く心配はいらない。

それ以上に、中身を評価すべき。先週と同じく併せ馬での4F53秒3でも、酒井は「今週の方がリズム良く行けた」と断言する。理由はこうだ。

「先週は相手が動く馬じゃなかったから、併せるために引っ張りきりだった。今週は(動く)エイシンタイガーだったから、最初の2Fからリラックスして行けたし、最後も反応させることができました」

ラスト2Fを見比べれば先週が25秒6~12秒9で、今週が25秒0~12秒5。実戦を見据えて、きっちりしまいを伸ばせたことに価値がある。

あとは本番でスミヨンに任せるだけだ。「環境の変化に動じないタイプだし、輸送も心配ない。あれだけのジョッキーに任せれば、結果はおのずと付いてくる。勝てると思っています」。普段から前向きな西園師ではあるが、いつにも増して強気。主役には一点の曇りもない。

≪勝率75%、連対率は100%≫東スポ杯2歳Sを快勝して臨むサダムパテック。同レースの勝ち馬が朝日杯FSに出走したケースは過去4例あり、3勝(98年アドマイヤコジーン、05年フサイチリシャール、09年ローズキングダム)2着1回(00年タガノテイオー)と連対率100%。今年も信用してよさそうだ。 [ 2010年12月16日 ]

 

 

【朝日杯FS】パテック、西園師の期待大・SAN

サダムパテックの父フジキセキは94年の覇者。産駒はスプリンターやダート向きが多いが、今年のNHKマイルCをダノンシャンティが勝っているように、配合次第で距離はこなせる。母の父は凱旋門賞馬エリシオで、スピードとスタミナを補強。切れ味、パワーともに優れており、二千前後までこなせそうだ。仕上がりも早く、2歳王者に輝く可能性は高い。アドマイヤサガスも母の父ゴーンウエストが粘り強さを伝えているので、マイルは持つ。ただし、母系が米国のファミリーで単調さがあり、切れ味に欠ける。早めに抜け出す形が理想だ。

初年度産駒が好調のハーツクライだが、自身は3歳になってからデビュー。産駒が本当に良くなるのはこれからだろう。リフトザウイングスの母系は、二千前後で粘り強い走りを見せるのが特徴。現時点での完成度では見劣り、距離も短い。

ディープインパクト産駒も、本格化するのはこれからだろう。ただし、リアルインパクトは半兄にアイルラヴァゲイン(オーシャンS)がいるように母系は完成が早く、短距離向き。現時点でも通用する可能性がある。リベルタスは母が仏オークスなどの勝ち馬で、半兄にローエングリンなど。将来性は非常に高いが、2歳のGIでは分が悪い。

ロビンフットの父ゼンノエルシドは、01年マイルCS勝ち馬。母の父がサンデーサイレンスで、07年GIII富士Sを勝ったマイネルシーガルと同じ配合となっている。同馬は朝日杯FSでは6着だった。母系はシンボリの良質なファミリー。切れ味に欠けるので勝つまではどうかも、上位を争う可能性は十分だ。

マイネルラクリマの父チーフベアハートの産駒は、マイネルレコルトが04年にV。母系は古いが名門系で、スピードがあって粘り強くマイルはベストだ。配合されている種牡馬の質も上級。チャンスは十分にある。

京王杯2歳Sを制したグランプリボスの母系は、種牡馬の特徴を強く出す傾向がある。能力は高いが、父がサクラバクシンオーではマイルへの距離延長は不安だ。

マジカルポケットは、母系にスプリンター色が濃く感じられる。父がジャングルポケットなので、マイルに対応できても不思議ではないが、間隔が開いての2ハロン延長は厳しい。(血統取材班)

 【朝日杯FS水曜追い】坂路で上々の動き サダムパテック万全の仕上げ/SP 

東京スポーツ杯2歳Sを圧勝したサダムパテック(牡2=西園)は坂路で酒井(レースはスミヨン)がまたがってエイシンタイガー(4歳オープン)と併せ、4F53秒3-12秒5をマークした。時計の掛かる馬場だったことを考慮すれば、上々の時計。西園師は「併せることで気合を乗せておきたかった。これで十分。状態の上下がなく、好調をキープしています。あとはスミヨンに任せて結果を待つだけです」と自信満々だった。

[ 2010年12月15日 12:42 ]

【朝日杯FS】サダムパテック成長に手応え十分/SP

サダムパテックは坂路で調整。西園師は「至って順調です。新馬の時は物見をしたり、飛んでいきそうになったりと若さがあった。だんだんと集中できるようになって競馬も覚えてきた」と手応え十分だ。15日の最終追い切りでどれだけの時計が出るのか必見だ。 [ 2010年12月15日 ] 

古馬の風格パテック好気配/朝日杯FS ・NI

東スポ杯2歳Sの快勝劇で1番人気が予想されるサダムパテック(牡、栗東・西園)は、坂路を4ハロン70秒7-17秒3で駆け上がった。この中間もカイバをしっかり食べて好気配を維持している。担当の米満助手は「1週前に追い切った直後はいくらか気合が乗っていたが、すぐにリラックスしていつも通りに戻っている。とにかく手がかからない、古馬みたいな馬」と手応えありの様子だった。

2010年12月14日18時15分

 

2010.12.15 05:

東スポ杯2歳Sを快勝したサダムパテックは14日朝、坂路で4ハロン70秒7。軽快な脚さばきでゆったりと駆け上がり、気配は抜群だ。西園調教師は「体調はいい意味で変わりないと思います。前走は抜け出してくる時の脚が速く強い内容でした。追ってから、しっかり伸びるのがいいところ。今回は相手が揃いましたが、前走の内容を見ると期待は大きいですね」と、マイルCSのエーシンフォワードに次ぐ今年のGI2勝目を強く意識している。

【朝日杯FS】パテック、文句なしの配合・SAN 2010.12.15 05:07

パテック父子制覇へ自信/朝日杯FS ・NI

朝日杯FS(G1,芝1600メートル、19日=中山)で主役となるのは東スポ杯2歳Sの覇者サダムパテック(牡、栗東・西園)。西園師は「おそらく1番人気になるでしょうが、勝ちに行く調整をするだけ」と力を込める。前走の東スポ杯2歳Sは中団待機から直線では33秒7のメンバー最速タイの上がりで、後続に3馬身半差をつける圧倒的なパフォーマンスで他馬をねじ伏せた。師は「抜け出してからの脚は速かった。次元の違う脚を見せてくれた。奥がまったく見えないし、とてつもない馬に出会ってしまった…」と、あの時の興奮を今でも覚えている。父は94年の覇者フジキセキ。父子制覇もかかる。

2010年12月13日17時36分

 

【朝日杯FS】サダムパテック親子制覇へ万全・DA
 前走の勝ち方が圧巻だったサダムパテック
前走の勝ち方が圧巻だったサダムパテック

 「朝日杯FS・G1」(19日、中山)

性能、そして成長力が魅力。サダムパテックが2歳王者を見据えて万全の態勢を敷く。これまで東スポ杯2歳Sの勝ち馬は朝日杯FSで4戦3勝、2着1回のパーフェクト連対。父は前身でもある朝日杯3歳Sの覇者フジキセキ。父子制覇へ向けて産駒がG1勝ちへと突き進む。

  ◇  ◇

父子制覇へ。サダムパテックが2歳王者を狙う。一気に主役へと躍り出たのが前走の東スポ杯2歳Sだった。残り1Fであっさりと抜け出し、後続を完封。終わってみれば、ほかとは性能が違った。「抜け出してからのスピードが速い。前走でもゴール前は押さえていたから」と西園師は驚きの表情を見せる。レコードだった05年に次ぐ速い勝ち時計を、余力残しでマークしたのだから能力は計り知れない。

仕上げも完ぺきだ。1週前には酒井(レースはスミヨン)を背にして栗東坂路で4F53秒2‐38秒8‐12秒9を計時。時計以上に機敏な脚さばきが目についた。「いい動き。乗ったジョッキーはみんなすごく乗りやすいと言ってくれる。使ったあとも筋肉は大丈夫だし、競馬が負担になっていない」とG1仕様の出来に満足げ。

父フジキセキは朝日杯FSの前身、朝日杯3歳Sの勝ち馬。無敗で世代の王者に輝いたが、種牡馬入りしてからも数々の活躍馬をターフに送り出している。話題では新種牡馬に押されがちだが、今年はキンシャサノキセキが高松宮記念を制すなど、初年度から13世代連続でJRA重賞勝利を果たしている。

父子制覇のかかる一戦に力も入る。「身震いするぐらいの勝ち方をしてくれたから。とてつもない馬に出会ったと思っています」。重賞勝ちの勢いそのままに頂点獲りを誓う。

 

【朝日杯FS】王道一直線パテック ・SAN

2010.12.14 05:03はっきり見えた頂点は絶対に逃さない。大物感たっぷりの走りで東京スポーツ杯2歳Sを圧勝したサダムパテックが、一気に2歳王者の座を奪いにいく。

東スポ杯2歳Sを楽勝したサダムパテック。今回もスミヨン騎手とのコンビで、2歳王者を目指す
今週は中山競馬場で2歳牡馬チャンピオン決定戦の朝日杯フューチュリティSが行われる。昨年の覇者ローズキングダムが今年のクラシックで2歳王者として久しぶりに活躍し、注目度が高くなっている今回、主役はGIII東スポ杯2歳Sを楽勝したサダムパテックだ。
 
「ウチの厩舎のGIでは珍しく(笑)、今回は人気になると思うけど、それに応えられるだけの潜在能力を持っている。ホント、とてつもない馬に巡り会えた感じだね」
 
主役として立つ大一番にも西園調教師は自信を隠さない。厩舎開業13年目の今年はエーシンフォワードでマイルCSを制覇し、タムロチェリーでの’01阪神JFに次ぐGI2勝目をマーク。充実期に入った調教師生活を振り返っても、パテックは1、2を争う“大物”との評価を与えている。

新馬戦こそ出遅れが影響して2着に敗れたが、2戦目で初勝利を飾り、次は自己条件(500万下)で手堅く2勝目を狙う予定だった。だが、初勝利をアシストしたC・スミヨン騎手が「この馬は凄い。次も乗らせてほしい」と大絶賛。急きょ、スミヨンの騎乗予定に合わせて東スポ杯2歳Sへ矛先を変えると、2着のリフトザウイングスに3馬身半差をつける衝撃Vを飾ってみせた。

「抜け出してからのスピードがケタ違い。あれでもゴール前は抑えていたほどだったし、見ているこっちが身震いするほどの末脚だったね」。この時点で西園調教師は2歳王者を、そして、その先にある将来を確信した。さらにスミヨンがジャパンC(ブエナビスタ)での騎乗停止が解けて今週から復帰。パテックの能力を真っ先に見抜き、信頼を寄せる名手の存在も頼もしい限りだ。

「スミヨンは長い距離でも大丈夫と言ってくれているので、(芝2000メートルの)ラジオNIKKEI杯2歳Sの選択肢もあった。だからといってマイル戦がダメというわけではないし、乗りやすい馬だから中山も問題ない。それに一生に1度だからJRA賞(最優秀2歳牡馬)にも選ばれたいからね」

西園調教師の目にはVしか映っていない。昨年、東スポ杯に続いて朝日杯を勝ったローズキングダムが今年、皐月賞4着、ダービー2着、菊花賞2着と活躍し、繰り上がりながらジャパンCを制覇。その後の不振が目立っていた2歳王者が、久しぶりに輝きを見せた。

サダムパテックも東京芝1800メートルのGIIIを圧勝しただけに、将来性は十分。まずは世代のトップに立ち、来春のクラシック制覇へ。輝ける未来のためにも、ここは通過点にしてみせる。

【朝日杯FS】パテック断然…データ解析 ・SAN2010.12.14 05:02

*過去10年が対象

◆連対率5割以上 連対馬20頭で朝日杯FSまでに連対率が5割を下回っていた馬は、00年優勝のメジロベイリー(2割5分)のみ。ただし、同馬は唯一、前走未勝利から連対した馬で、例外としたい。その他の19頭は5割以上だが、5割ちょうどは3頭しかおらず、16頭が連対率6割を超える。しかも10割が8頭。連対率は高ければ高いほど信頼度が増す。

◆大敗経験馬はアウト すべての連対馬が朝日杯FSまでに1度も掲示板を外したことがなかった。1度でも6着以下になったことがある馬は大幅な割り引きだ。

◆重賞実績重要 12頭が重賞ウイナー。残る8頭中6頭に重賞で4着以内があった。例外はメジロベイリーと01年優勝アドマイヤドン(オープンの京都2歳SをV)の2頭。基本的には重賞好走歴が必要。

◆マイル以上で連対歴 優勝馬で芝千六以上で連対がなかったのはメジロベイリーのみ。勝つにはマイル以上での好走歴が必要。2着は05年スーパーホーネット、07年レッツゴーキリシマ、08年フィフスペトルに芝千六以上で連対がなかったが、3頭いずれも芝千四以上の重賞で3着以内があった。千二しか好走歴がない馬の連対はない。距離克服の手応えは、絶対につかんでおきたい。

◆前走は重賞が基本 3着以内の30頭に広げても、前走が重賞だった馬が22頭と断然。重賞組以外は前走Vが条件。例外は01年2着ヤマノブリザード(門別のOP特別2着)だが、ホッカイドウ競馬からの転厩初戦。前々走で札幌2歳Sを勝っている実績馬だった。

 ★結論

前走で東スポ杯2歳Sを勝ったサダムパテックは、連対率も10割。データからは断然の存在だ。少し離れて東スポ杯2着リフトザウイングス、デイリー杯2歳S2着アドマイヤサガスエーシンブランは連対率5割で掲示板を外したことがなく、マイルで連対もあり。警戒が必要。京王杯2歳SVグランプリボスは前々走7着がマイナス材料だ。(データ室)

 

【朝日杯FS】サダムパッテク疲労残りの心配なし・SP

東スポ杯2歳Sを圧勝し人気の中心となりそうなサダムパテック。西園師も「ゴール前で抑える余裕があったから疲れはないです。競馬が負担になっていない感じ。1番人気になると思うし勝てるような調教をするだけです」と気合十分の口ぶりだった。手綱は騎乗停止処分明けのスミヨン。汚名返上のプレーを期待したい。

≪父子制覇なるか!?≫サダムパテックの父フジキセキは94年の朝日杯3歳Sを断然の1番人気(1・5倍)に応えてV。産駒はこれまで4頭が出走し、09年のキングレオポルド(4番人気)の6着が最高。父子制覇なるか注目だ。 [ 2010年12月14日 ]



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