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 【エリザベス女王杯】プロヴィナージュ無念の回避/SP

エリザベス女王杯に出走予定だったプロヴィナージュは左前ザ石を発症したため、13日午前10時38分に出走取り消しを発表した。

滞在中の栗東トレセンで小島茂師が騎乗して状態を確認。「木曜から馬が少し脚を気にする感じがあり、蹄の内側が熱を持っている状態。症状は軽いので蹄鉄を打ち替えたり最善を尽くしたが、人気になる馬だし取り消しを決断した。非常に申し訳ない」と経緯を説明した。いったん美浦トレセンに戻り、患部の経過を見守る。 [ 2010年11月14日 ]

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【エ女王杯】プロヴィナージュ、究極仕上げ・DA

 佐藤哲のステッキに応えて坂路を躍動したプロヴィナージュ=栗東トレセン
佐藤哲のステッキに応えて坂路を躍動したプロヴィナージュ=栗東トレセン

 「エリザベス女王杯・G1」(14日、京都)

牝馬らしからぬ、ガッチリと鍛え抜かれた馬体が躍動した。プロヴィナージュは10日、ハロー(馬場整備)明けの栗東坂路へ。この日2本目となる登坂を敢行。鞍上のステッキに応え、キビキビとした動きを披露し、4F51秒7‐37秒3‐12秒5の好時計を刻んだ。またがった佐藤哲は「単走で、しかも2本目でこの時計。いい調教ができた」と納得の表情を浮かべた。

中間はオーバーワークを考慮しつつ、極限まで負荷をかけ続けた。前々走の朝日CC2着後、あえて2400メートルの京都大賞典(3着)を使ったのも、心肺機能を一段階アップさせたい意図があったためだ。「前の2頭に離された3着だったが、着よりもきつい競馬をさせるのが目的。その目的は達成できたと思う」と小島茂師は胸を張る。

「前走で坂の下りを経験できたのは大きい。2200メートルなら粘り腰を発揮できる」と主戦が言えば、指揮官も「しぶとさが身上。力で押し切ってもらいたいね」と意欲満々だ。究極仕上げを施された5歳馬が、悲願達成を成し遂げる。

 

プロヴィナージュ(5、美浦・小島茂)は坂路2本目に単走で4ハロン51秒7-12秒5をマークした。ラスト2ハロン目は11秒台の好ラップ。またがった佐藤騎手は「今日は1頭でもいい動きだった。よく鍛えられている。2200メートルの方がいいし、うまくはまれば前走以上の粘り腰を発揮してくれると思う」と好感触を口にした。

 プロヴィナージュ調教量アップ/エ女王杯/NI 

 [2010年11月10日19時14分]

プロヴィナージュは角馬場から坂路を2本駆け上がった。初タイトルに向けてやる気十分で「調教量を増やしています。これだけ乗り込んでも、カイバは残しません」と斎藤助手。京都大賞典は良馬場発表も、前日は雨で渋っていた。「手前を替えるのがいつもよりワンテンポ早かった。それだけ消耗しますからね」と、パンパンの馬場を願っていた。

【エ女王杯】小島茂師、今年はプロヴィ /SAN

2010.11.10 05:05
プロヴィナージュはハードな調教をこなして、パワーアップ。スタミナ勝負に持ち込んで勝機をうかがう
 
昨年の女王杯をクィーンスプマンテであっと言わせた小島茂厩舎が、今年はプロヴィナージュを送り込む。約1年前からこのレースに向けて計画を立て、実戦と調教を積んできた。この中間はパワー増強をはかるべく、運動量を倍にした。万全の態勢で女王の座をつかみに行く。
2度あることは3度ある。08年秋華賞(11番人気ブラックエンブレム)が3連単1098万馬券、09年エリザベス女王杯(11番人気クィーンスプマンテ)が3連単154万馬券と秋の京都で大波乱を演じている小島茂厩舎が、今年はプロヴィナージュで主役を狙っている。

「中間は調教をアレンジしながら進めています。スタミナがすごくついていると思いますよ。元気一杯ですね。馬がうなっています」

斉藤調教助手が状態の良さに目を細めた。9日朝は坂路2本のあと、Eコースでハッキングと水曜の追い切りに向けて、きっちり調整を行った。

前走後は坂路を1本から2本に増やし、体力増強につとめた。「回復力も馬の能力のひとつ。カイバを残したことがないんです」と斉藤助手が話す牝馬らしからぬタフネスぶりで、調教量の増えた苦しい期間を乗り越えた。小島茂調教師も「坂路を2本乗ることで、普段から強い負荷をかけてきました。いいところまできています」と胸を張った。

昨年12月26日の元町S(1600万下)を勝ったときから目標に定めてきたレース。陣営と佐藤哲騎手が意見を出し合いながら、切れ味を磨き、折り合いの上達をはかってきた。前走の京都大賞典(3着)も目的意識を持っての参戦。よどみない流れの中、勝負どころから動く厳しい競馬をあえて行った。「あの苦しい形が今回に生きてくると思います」。トレーナーに悲観の色はない。

先輩2頭も栗東滞在のパターンからGIを奪取。また、京都大賞典から女王杯に向かうローテーションはクィーンスプマンテと同じだ。「調教やレースを経験するたびにキャパシティー(器)が広がってきたんです。こういう馬はそんなにいない。相手は強いですが、楽しみです」と小島茂調教師も期待する。

約1年をかけて着実に上がってきた女王への階段。“最上段”はもうすぐそこだ。(宇恵英志)

 

【エ女王杯】プロヴィナージュ、好時計出た/DA

[ 2010年11月10日 ]

≪大一番は全馬人気以上の着順≫小島茂厩舎は、これまでG1に11度挑戦、2勝を挙げている。08年秋華賞で1着(ブラックエンブレム)と3着(プロヴィナージュ)、09年エリザベス女王杯はクィーンスプマンテがV。秋のG1は全出走馬が人気以上の着順をゲットしている。小島茂&佐藤コンビでのG1挑戦は過去2鞍。プロヴィナージュで秋華賞3着、ヴィクトリアマイル9着という成績が残っている。

朝日CC2着後は、その安定した走りぶりに「もう安心して見ていられる。風格すら感じる」と、騎乗した佐藤からお墨付きをゲット。京都大賞典ではドリームフライトとゴールデンメインが飛ばす中、無理に追いかけず3番手をキープできた。距離や折り合いに問題なし。鍛錬を積み、状態も絶好。あとは展開さえハマれば…。クィーンスプマンテの奇跡を再現する準備は整っている。

驚異の基礎体力と並ぶセールスポイントは、人間の要求に応える器用さ、柔軟さだ。春はヴィクトリアマイルを目標に、マイルに対応する調教を積んだ。夏以降は一転、2200メートルの女王杯を目標に距離を延ばした。それでも馬は戸惑うことなく対応した。「距離に不安のあるタイプではないし、道中も引っ掛からない。どんな流れにも対応できる馬」と同助手は持ち前の器用さを褒めた。

「みっちり、いや、どっぷり乗っています」。斉藤助手が笑顔で答えた。強調したいのは、厳しい調教を課しても馬が嫌がっていない点。角馬場で乗り手に抵抗するようなしぐさは皆無。「7日、CWコースで先生(小島茂師)が乗った時の動きが凄かった。グイングインとうなっていた。」。計算通りの上昇ぶりに斉藤助手は目を細めた。

連日、目を引くのは豊富な運動量。9日は角馬場で約1時間体をほぐした後、坂路を2本(4F59秒8、65秒8)。さらにゲートを経由してE(ダート)コースを約半周。ようやく馬場を後にした。全休日明けの火曜から、ここまで乗り込む牝馬は、そういない。

昨年、11番人気クィーンスプマンテが逃げ切りを決めた小島茂厩舎。今年もエースを栗東トレセンに送り込んだ。タフさが売りのプロヴィナージュ。重賞勝ちこそないが、08年秋華賞で16番人気3着の経験あり。クィーンスプマンテとタイプは違うが、同じ大穴のにおいをプンプンと漂わせている。

牝馬の頂点を決する「第35回エリザベス女王杯」は今年も波乱!?このレースに照準を合わせ、栗東トレセンでみっちりと調整してきたのが関東馬プロヴィナージュ。陣営も胸を張る仕上げで昨年のクィーンスプマンテをVに導き、3連単150万馬券を演出した小島茂厩舎が大波乱の連覇を狙う。
【エリザベス女王杯】プロヴィナージュ小島茂師が大波乱狙う/SP

「エリザベス女王杯・G1」(14日、京都)

決戦への準備は進む。4日、栗東坂路でプロヴィナージュは、4F50秒7‐37秒4‐12秒4の好タイムをマーク。はつらつとした動きでハイオン(6歳1600万下)に先着した。自ら手綱を取った小島茂師は「中間は坂路を2本と調教量を増やしている。現段階で前走時の雰囲気にあるし、来週はジョッキーに負荷をかけてもらって万全にもっていければ」と話した。

エ女王杯】プロヴィナージュ一番時計!/SAN

010.11.5 05:04
《栗東》京都大賞典3着のプロヴィナージュ(美・小島茂、5)は坂路で4ハロン50秒7。この日の一番時計を叩き出し、僚馬ハイオン(牡6、1600万下)に2馬身1/2差の先着を果たした。小島茂調教師は「きょうも元気が良かった。今の段階で前走くらいのデキになっている。510キロ台でレースができれば理想でしょう」と説明した。

レジネッタ(浅見、5)は坂路単走。馬なりでラスト1ハロン12秒5をマークした。「やっぱり“走る馬”ですよ。折り合いがポイントになると思います」と幸騎手は感触を口にした。

《美浦》秋華賞18着のサンテミリオン(古賀慎、3)は、Wコースで5ハロン66秒8、3ハロン38秒9-12秒8を馬なりでマーク。シルクタイタン(牡4、500万下)と併入した。「動きは良かった。レース後のダメージはなかったし、使った上積みは十分」と土谷調教助手。

府中牝馬S2着のセラフィックロンプ(武藤、6)はWで単走。6ハロン83秒0を馬なりで計時した。「さらに上昇して覇気もある。1週前としては実にいい形」と武藤調教師。アースシンボル(宗像、5)はPコースで5ハロン69秒1。馬なりでアーバンウィナー(牡3、500万下)と併入。「いい感じ。精神面で落ち着きも出てきた」と宗像調教師。

東滞在のプロヴィナージュ(5=小島茂)は坂路で4F50秒7~1F12秒4。感触を確かめた小島茂師は「動きは良かった。僕が乗ってもこれぐらいの時計は出る馬。ちゃんと負荷をかけるためにも先週からきついことをやってきた」。ただG1制覇を狙うためにはもう一段階レベルを上げる必要があるという。「今の段階ではまだ前走の出来ぐらい。来週でどのくらいの状態にもっていけるか」とさらに上を目指す。 [ 2010年11月05日 ]

【エリザベス女王杯】プロヴィナージュどんな競馬もできる/SP

 [2010年11月10日8時9分 紙面から]

エリザベス女王杯1週追い】プロヴィナージュさらに上へ/SP 

プロヴィナージュは佐藤が乗って坂路。左右のムチで鼓舞し、4F51秒7をマークした。「今回は前走以上に粘りを増しそう」と佐藤は手応え。小島茂師は「早くから目標を今回に置き、かわいそうかなと思うくらいに鍛えてきた。馬もよく耐えたと感心している。道中で我慢できるよう教育してきたし、どんな競馬もできる」と状態の良さに自信を持っていた。

[ 2010年11月11日 ]

2010.11.11 05:05
力強く坂路を駆け上がったプロヴィナージュ。クィーンスプマンテに次ぐ小島茂厩舎の女王杯連覇に向かって突き進む

暖かな日差しの中、プロヴィナージュが力強いフォームで坂路を駆け上がってくる。パワフルなかき込みで豪快にチップをはね上げながら進む。最後は鞍上のムチに応えて、確かな伸びでゴールした。少し時計のかかる馬場状態でも4ハロン51秒7-ラスト1ハロン12秒5。素晴らしい走りを見せた。

「動きは良かった。単走だったことを考えれば、時計もいい。いい調整ができたと思うよ」と、仕上がりの良さを十分に感じた佐藤哲騎手が、納得の表情を浮かべた。前走(京都大賞典3着)後も栗東に滞在。体力強化をはかるため、普段から坂路を2本、登坂してきた。「運動量を増やして、強い負荷をかけてきた」と小島茂調教師は悔いを残さぬ仕上げを強調する。

「前回の苦しい競馬がここに生きてほしいね」と佐藤哲騎手が振り返る京都大賞典。よどみない流れを3番手から運び、勝負どころから早めのスパート。メイショウベルーガ、オウケンブルースリに続く3着でもあり、悲観する内容ではない。

1ハロン短縮は好材料。3角から4角へと下り坂がある京都の外回りコースも経験した。しかも、今回はギリギリの勝負仕上げ。ジョッキーも「いいイメージでここまできているし、2200メートルなら粘り腰を発揮できると思う」と力をこめる。

08年秋華賞(ブラックエンブレム)、09年エリザベス女王杯(クィーンスプマンテ)で波乱を演出した小島茂厩舎から、3頭目のクイーンが誕生なるか。作戦、準備とも万端だ。(宇恵英志)

 

【エ女王杯】プロヴィ、スプマンテ式一発追い ・SAN

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