「アンタレスS・G3」(25日、京都)
タマモクリエイトは22日、栗東DPでソフトな調整。ゆっくりとスタートを切り、ラストまでほとんど手綱は動かさない。余力を十分に残しながらのフィニッシュとなった。5F73秒7‐43秒1‐13秒4。小原助手は「使って来ているからね。具合だけはいいよ」と状態の良さに太鼓判を押した。
まさにタフネス。この1年間で14戦を消化。ここ10戦で4着を外したのは1回だけの堅実ぶりを発揮している。「普通はあれだけ使うと現状維持か下降気味になるけど、まだ上積みがありそうな感じ。ケイコはいつも動かないが、実戦にいくと走る」と元気な姿に目を丸くした。
今回は昇級初戦で重賞初挑戦。「G3のメンバーではないね。前走の中京くらい、しまいの脚が切れれば」と小原助手。一線級を相手に、たたき上げのタマモクリエイトが全力でぶつかる。