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【安田記念】ビューティー気合乗り十分 /SAN

<安田記念:追い切り>

2010.6.5 05:02

ビューティーフラッシュは5枠10番。内枠(8番から内)を希望していたクルーズ調教師だが「外めは(勝つには)ハードルが高くなる。チャレンジするだけだが、そのぶんやりがいはある」と闘志を奮い立たせる。早朝はフェローシップとともに東京ダートコースでダク1/4周→キャンター3/4周。前日に比べてだいぶ気合が乗ってきた印象だが、その後のパドック、装鞍所のスクーリングでは落ち着きがあった。「きょうの調教には満足している」とクルーズ師。土曜朝はコーツィー騎手が調教を見に来る予定だ。

ビューティーの師「通用する」/安田記念/NI

香港のG1ハンター、アンソニー・クルーズ師(53)が来日し、3日に東京競馬場で追い切ったビューティーフラッシュ(せん5)の状態に太鼓判を押した。過去日本のG1に6度挑戦して05年スプリンターズS(サイレントウィットネス)と06年安田記念(ブリッシュラック)で2勝。日本にフィットする馬を知る男だけに怖い。

05年スプリンターズSをサイレントウィットネス、06年安田記念をブリッシュラックで制したクルーズ師日本の競馬を知り尽くす香港の名トレーナーが今年(10年)送り込む刺客がビューティーフラッシュだ。芝コースに現れた520キロ前後の栗毛は胴の詰まったスプリンター体形で迫力十分。うるさい面はまったく見せず、ダクを踏みながらコースを半周して追い切りへ。メニューは単走でしまい13秒台の軽いものだったが、直線の坂を力強く駆け上がった。師は「必要なチューンアップは来日前に済ませてあるので4ハロン56~57秒くらいという指示を出した。息もあがっていないし、非常に満足できる出来だね。輸送はビックリするぐらい順調でカイ食いもいい」と馬の状態に胸を張った。

過去の先輩2頭の追い切りはダートコースで11秒台の猛時計をマークするものだったが、一転してソフトな仕上げ。ダートで追い切る予定を直前に変更した。「芝の質がしっかりしているので感触をレース前に知ってほしかったからね」と狙いを話す。「(主戦場の)シャティン競馬場も直線は長いが、それ以上に長い東京はこの馬にはぴったりなんだ。何度か他の馬で挑んでどういう馬が日本で通用するのか分かっているマイルだけど勝つためには1800メートルを走る力、速い時計が必要なんだ。それを信じて連れてきている」と不気味なコメントも飛び出た。

ただ、勝負気配には疑問符が付く。過去の優勝馬との比較では「ブリッシュラックの方が上。付け加えたいのは年齢を重ねるごとに強くなるということ。今年好走すれば来年はかなり楽しみだね」とあっさり。ライバルについて聞かれても、「昨日来日して日本馬の勉強はこれから。香港馬ではフェローシップだね」とのんびりしたところを見せた。前走チャンピオンズマイルは直線で大きな不利があっての3着で「少なくとも2着に入らなければいけなかった」。若さと勢いがあり、香港馬3頭の中でも一番怖い存在だ。

 [2010年6月4日7時55分 紙面から]




【安田記念】フラッシュ、軽快な走り/DA

 素軽い動きで東京競馬場の芝コースを駆け抜けたビューティーフラッシュ=東京競馬場(撮影・三好信也)
素軽い動きで東京競馬場の芝コースを駆け抜けたビューティーフラッシュ=東京競馬場(撮影・三好信也)

 「安田記念・G1」(6日、東京)

春の古馬マイル王決定戦は香港馬の存在抜きには語れない。ビューティーフラッシュ、フェローシップは、ともに東京競馬場の芝で軽めながらも時計をマーク。前者は順調な調整ぶりが目を引き、後者は近走の安定感が光る。サイトウィナーはツメに軽い不安を発症したため追い切りを中止した。枠順は4日に確定し、馬券は5日に前日発売される。

  ◇  ◇

“本気”の走りはレース当日まで封印。それでも、追えばはじけそうな雰囲気は漂わせた。ビューティーフラッシュは、東京の芝コースの4F過ぎから加速。最後までツェ助手の手綱は押さえられたままだったが、無駄のない身のこなしで59秒7‐43秒8‐13秒7をマークした。

トモの発達ぶりが目立ち、バネを感じさせる脚さばきを披露。5月26日の計量で526キロだった馬体はこの日514キロだったが、細い感じは全くない。クルーズ師は「必要なチューンアップは来日前に済ませてある。けさの動きはとても満足できるもの」とうなずく。「リラックスしている。息遣いもいい」。中間はシャティンのオールウェザーコースで15‐15以上の攻めを6本消化したほか、芝でバリアートライアルも実施。白井でも2本の時計を出した。レーティング116ポンドは香港勢3頭で最下位(全体では3位)だが、順調度はNo.1と言える。

陣営は05年スプリンターズSをサイレントウィットネスで、また06年安田記念をブリッシュラックでV。「安田記念はマイル戦でも、1800メートルくらいの距離をこなすパワーが必要。時計も速い」とは知日派ならではのコメント。「そんな舞台にも対応できると思って連れてきた」と力強い。

3着に敗れた前走のチャンピオンズマイルは、直線で前が壁になって脚を余したもの。まともなら2着は確保できていた内容だった。当時は中位から運んだが、今回は本来の先行策で臨む構え。だからこそ、バリアートライアルでも積極的に逃げて“試走”を完了している。「現時点の比較ではブリッシュラックの方が上かもしれないが、ビューティーは今後ますます成長する馬」。伸びしろの大きい5歳馬が、初の国際G1のタイトルを獲りにいく。


【安田記念】フラッシュ、力強く13秒7

2010.6.4 05:03

ビューティーフラッシュは、芝コースで4ハロン59秒7-43秒8-13秒7。直線で軽くスピードを乗せた程度の控えめな内容だったが、その力強い足音はスタンドにまで大きく鳴り響く。

「必要なチューンナップは日本に来る前に済ませてきたので。非常にリラックスしていたし、追い切りの後に息が上がることもなかった」。笑顔のクルーズ調教師は「体重減もなく、びっくりするくらい順調だ」と万全の態勢に目を細めた

クルーズ師は05年スプリンターズSをサイレントウィットネス、06年安田記念をブリッシュラックで制覇。「どういう馬が合うかは分かっている。東京のマイルならば千八をこなせる力が必要だし、速い時計も出る馬場だ」と日本を熟知。「この馬はそれに対応できると思っている」と手応えは十分に感じている。「まだ若い馬。現時点ではブリッシュラックの方が上かな」と言うが、名トレーナーが将来の活躍を見込む素質馬の才能が、ここで開花しても不思議はない。


【安田記念】ビューティーフラッシュ伸び脚軽快 /SP

ビューティーフラッシュは東京競馬場の芝コースで単走。直線は軽快な伸び脚を見せた。クルーズ師は「リラックスしていたし追い切り後の息も良かった。非常に満足できる内容」と笑みを浮かべた。

まだキャリアの浅い5歳馬とあって香港馬3頭の中では最もプレレーティングが低いが、上がり目は大きい。何よりブリッシュラックで06年安田記念、サイレントウィットネスで05年スプリンターズSを制した師が「どういう馬が東京コースに合うのかは知っているつもり。直線が長いのはこの馬にピッタリだし、東京に対応できると信じて連れてきた」と言うのだから侮れない。

前走・チャンピオンズマイル(3着)は控える競馬を試したが、本来は先行力があり、師は「今回は前に行くことになると思う」と先行策を示唆。ダービーのエイシンフラッシュに続いて、今週も“フラッシュ”がきらめくか。 [ 2010年06月04日 ]

【安田記念】ビューティー出来に自信 /DA

 「安田記念・G1」(6日、東京)

ツル首にして気合乗りの良さを誇示。ビューティーフラッシュは2日、東京のダートを軽めに1周半して木曜の最終追いに備えた。中間は15‐15以上の攻めをシャティンのオールウェザーコースで6本、来日後も白井で2本消化。「体調は安定している。環境の変化に対する順応も全く問題はないね。香港にいる時と変わりない」とツェ助手は出来の良さに自信を持つ。

【安田記念】今週も“フラッシュ”だ /SAN

2010.6.2 05:05

安田記念に毎年のように挑戦してくる香港勢。今年は2年連続となるサイトウィナーのほか、フェローシップ、ビューティーフラッシュが来日した。1日は東京競馬場で軽快な動きを披露。3頭ともレーティングは日本馬より上位。

ビューティーフラッシュは、フェローシップと併走して同じメニューを消化。跨ったツェ調教助手は「非常におとなしくて、満足いく状態」と話す。14戦して掲示板を外さない安定感に加え、前走チャンピオンズマイル(3着)では117ポンドのサイトウィナー(4着)に先着。フェローシップ(2着)とも0秒1差で逆転は十分可能だ。

前走後は5月2日に始動し、香港で15-15より速い時計を6本出して、緩めることなく調整。18日のバリアトライアルでも、サイトウィナー、フェローシップを抑えて逃げ切り。09年1月の未勝利戦(1着)以来2度目の左回りも「今のところスムーズな走りで、障害は感じない」と語るツェ助手には、05年の安田記念でブリッシュラック(4着)で来日した経験もある。ダービーのエイシンフラッシュに続き、今週も“フラッシュ”に注意だ。


ビューティー調整後東京へ移動/安田記念/NI

<安田記念>

ビューティーフラッシュは白井のダートコースで4ハロン60秒5-13秒3をマーク。午後に東京競馬場へ移動した。渋滞で輸送は2時間弱かかったが、ツェ助手は「落ち着きがあるので、体重のロスなくここまで来ている。木曜に追い切るが、体はもうできているので強く追う必要はないと思う」と話した。

 [2010年6月1日6時39分 



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