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【エ女王杯】アパパネが満点…データ解析/SAN2010.11.9 05:07

 *過去10年が対象 

GIで連対 連対20頭中16頭にGIで連対実績があった。特に3歳は連対7頭中6頭がこれに該当する。

京都で重賞連対 15頭に京都の重賞で連対歴。残る5頭中06年1着フサイチパンドラには秋華賞3着、01年1着トゥザヴィクトリーは前年4着と京都のGIで好走歴があった。

芝二千以上の重賞連対 17頭が芝2000メートル以上の重賞で連対していた。距離実績も必要。

3~5歳 3歳が7連対、4、5歳がともに6連対で、この3世代間で差はない。しかし、6歳以上は2着1回と一気に落ちる。GIウイナーでも05年の覇者スイープトウショウは6歳時の07年は3着、08年2着カワカミプリンセスは6歳時の翌09年は9着に終わった。

牝馬3冠レースに出走 19頭が桜花賞、オークス、秋華賞のいずれかに出走し、14頭が連対。また、秋華賞には18頭が出走しており、昨年Vのクィーンスプマンテも、GI実績こそなかったが、秋華賞出走歴(12着)があった。同じ京都コースのGIということで、つながりがあるのかもしれない。

前走は重賞 着順、条件不問で、20頭の前走は重賞だった。久々では7カ月半ぶりのトゥザヴィクトリーが勝っているが、前走はドバイWCで2着。GI連対でない限り、休養明けは割り引き。

外国馬健闘 連対こそないが、7頭出走して03年にタイガーテイルが3着、09年シャラナヤが4着と健闘。今回出走の外国馬2頭は上々の実績があり、注意が必要。

 ★結論

トップ評価は牝馬3冠を達成したアパパネ。03年に、同じく牝馬3冠のスティルインラブが2着に入っているだけに、古馬混合GIでも信頼できる。次位は秋華賞2着のアニメイトバイオ。面白いのはムードインディゴ。こちらも3歳時に秋華賞2着実績があり、侮れない。外国馬2頭もマークしたい。(データ室)

【エリザベス女王杯】えっ!?アパパネ「半信半疑」・SP 

さあG1再開。今週は京都で最強牝馬決定戦「第35回エリザベス女王杯」が行われる。前走の秋華賞で牝馬3冠を達成したアパパネはここまで同世代相手にG1・4連勝。激戦の反動も少なく、栗東で万全の調整を続け、初めて古馬に挑む。また「データ大分析」もチェック項目すべて◎とこの馬を後押し。G1・5連勝で牝馬G1完全制覇(残すはヴイクトリアマイル)に王手をかけそうだ。

秋華賞優勝でアパパネは史上3頭目の牝馬3冠に加え、阪神JFから続く史上初の牝馬G1・4連勝を飾った。ここまでは同世代が相手。古馬を相手にさらに連勝を伸ばせるか期待は膨らむばかり。だが月曜朝、福田調教厩務員は意外な心境を明かした。

「今回は半信半疑。この秋は秋華賞を目標に仕上げていたんで」

全休日ののんびりムードの中、思わぬ言葉に取材陣は言葉を失った。前走の秋華賞はまさに完勝。だが、レース後はさすがに「ダメージは相当あった」とのこと。やはり3歳にとって、中3週でのG1参戦は酷な道のりなのか、と思ったらちょっと様相が違う。

「脚元や馬体重は全く問題ない。精神的な部分で時間がかかっている。ピリピリして競馬の緊張感が抜けてこない。距離が長くなって折り合いが…って考えるともう少しリラックスしてほしい」

目に見える形での反動はない。この中間も調教で坂路とCWコースを併用。しかも「坂路だけだと体が増え過ぎるので」との理由ならカイバ食いの心配もない。1週前追いもCWコースで5F65秒1~1F12秒6。見た目に実にスムーズな内容だった。

福田調教厩務員は「引っ掛かるとかではなくて微妙な感じ」と評した。いわば欲を言えば、というレベルでの話だ。ここまでの内容に加え、2キロの重量差を考えれば古馬相手でも見劣るとは思えない。取材前日の日曜は坂路で4F63秒7のキャンター。もちろん感触は悪くない。

「まずまず。変わらずですね。ちょっとでもおかしいところがあれば使わない予定でしたから。何とか整うかな」

これなら力は出せるはず。史上初の牝馬G1・5連覇へ。底力が問われる一戦だ。

[ 2010年11月09日 ] 

 

【エリザベス女王杯】アパパネ、牝馬初の偉業へ!・SP

アパパネは牝馬初の「JRA・G1年間4勝」の偉業が懸かる。グレード制を導入した84年以降、年間G1・4勝以上を挙げた馬はテイエムオペラオー(5勝)、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ディープインパクト(いずれも4勝)と4頭いるが、牝馬は1頭もいない。アパパネも含め、牝馬の年間G1勝利数は86年メジロラモーヌ、03年スティルインラブ、07年ダイワスカーレット、09年ウオッカの3勝が最多で“歴史的名牝”の数字を塗り替えることになる。

[ 2010年11月09日 ]

 

担当厩務員が語る 3冠牝馬アパパネ最大の重圧は桜花賞だった/SP<エリザベス女王杯> 

ウマドル・桜井聖良が3冠牝馬アパパネの福田担当厩務員に取材を敢行。秋華賞前後の様子、エリザベス女王杯に向けての意気込みなどを聞いた。

史上3頭目の3冠牝馬。その名もアパパネ。10月17日に行われた秋華賞では、高い期待に応えて優勝しました!想像を絶するプレッシャーの中で達成された快挙。みんなのアパパネの状態を知りたい私は福田担当厩務員にお話を伺いました!取材を進めていくと、桜花賞当時の意外な福田さんの本音を聞くことができました。

 ―優勝おめでとうございます!ゴール板を過ぎた直後、勝利が決まった瞬間はどんなお気持ちでしたか?

福田「うれしいよりもホッとしました。優勝や3冠という実感はなかったです。正直、今でも3冠を獲った!という実感はあまりないですね」

―体重が思ったよりも減っていない印象でしたが、その辺りはどう感じていましたか?(レース当日は前走から4キロ減の490キロ)

福田「思ったより減っていなかったですね。余裕を見てもマイナス8キロから10キロぐらいかなと思ってましたから。480キロ後半が理想かなと。でも仕上がりは悪くありませんでしたよ」

―デビュー当時から言われていた折り合いは前回同様、心配していなかったですか?

福田「確かに桜花賞では折り合いが心配でした。オークスでは折り合いよりも距離が心配でしたが、今回はコースでの折り合いについては大丈夫だろうと思っていました」

―前哨戦となったローズSでは4着という結果でしたが、レース前後でどのような変化がありましたか?

福田「ローズSに向けた最終追い切りでは気合が乗っていましたが、走っていても息の入りが悪かったんですよね。実際にレースの走りを見ても、少し行きたがっていたし、寝ぼけて走っているんじゃないかという印象でした。競馬モードではなかった、といえばわかりやすいかな?それがレースを使ったことによって息の入りが良くなりましたし、心肺機能が高まりました。調教でもリラックスし、ローズS後はいい意味でガスが抜けた感じでしたよ」

―レース後のアパパネを見た時は、今までで一番疲れている気がしました。

福田「確かにそう。本当に一番疲れていました。レース直後は、いつもより息の入りも遅かった。翌朝には疲れた顔をしていたけど、ケロッとしていてカイバ食いも良かったし、脚元も異常なかったので安心しました」

―逆にレース直前の状態はどんな感じでしたか?

福田「当日は“あれ?まだ寝ているのかな?”というぐらい、馬屋でも落ち着いていて、装鞍所でも大人しかったですね。でもパドックに出ると気合いが乗り、ローズSのパドックよりもしっかりと気合いが乗っていました。その姿を見て、少し安心しました」

―3冠がかかるということで、担当厩務員としては相当なプレッシャーを感じられたんじゃないでしょうか?

福田「ないと言ったらウソになるけど、そんなに感じていませんでしたね。今回よりも桜花賞の時の方がプレッシャーを感じていましたし、ピリピリしていました」

―意外です!それはどうしてでしょう?

福田「今となっては本当にアパパネに失礼な話なんだけど、3冠の中でとれるとしたらここしかない!と思っていたんです。オークスは距離が不安でしたし、秋以降のことはその時、頭になかった。何よりアパパネのお母さんと同じで、早熟なんじゃないかと思っていましたから。だから取れるとしたら桜花賞しかない!と考えて、ピリピリしていました。本当にアパパネごめん!という話ですけどね」

―すごく貴重なお話です!さて、桜花賞を見事制し3冠達成。次はエリザベス女王杯を目標にして調整されていると思うのですが、どのような調整をされていますか?

福田「秋華賞後の水曜日までは曳き運動をして、悪い部分がないか色々と調べ、木曜日に背中・腰の状態を見るために乗り運動。金・土は角馬場に少しだけ出しました。ちょっとまだ馬体がかたい印象なので無理をさせないよう、調整しています」

―今のアパパネは福田さんから見てどういう印象ですか?

福田「肉体的な部分ではなく気持ち的な部分がオン状態なんですよね。秋華賞ではリラックスしながら走っていましたが、今はハミをとりながらピリッとして走ってます。キャンターで乗っていると感じるんですよ、少し力んでるなとか、まだ気持ちがオフになってないんだなとか。周りから見たらそこまで感じないことかも知れないですけどね。リラックスして走ってもいいんだよと言っているのですが…。気がかりなのはそこだけで、あとは肉体的にも本当に元気」

―では最後にファンの方々に何か一言、お願いします。

福田「これからも、アパパネを応援してあげてください」

折り合いが不安。距離・枠が不安。成長度が不安。周囲から言われる様々な不安要素を振り払って、しっかりと結果を出してきたアパパネ。あの歴史的なオークス同着も含め、運が良かったと言う人もいるけれど、運だけでは決して3冠という偉業を成し遂げることは出来ません。実力もあり、生まれ持った“運”も持っている。それがアパパネではないでしょうか。“栗東留学”しながら二人三脚で頑張ったアパパネと福田担当厩務員に心からお祝いの言葉を送りたいです。本当におめでとう!(馬バカのウマドル・桜井聖良) [ 2010年11月05日 10:22 ]


3冠馬アパパネ反動なし12秒6/エ女王杯/NI

14日のエリザベス女王杯(G1、芝2200メートル、京都)に向けて、3冠牝馬アパパネ(牝3、国枝)が3日、1週前追い切りを行った。朝1番のCウッドで追われると5ハロン65秒1-12秒6をマーク。スピード感あふれる動きを披露した。「勢いが良かったね。馬なりというより、引っ張ったきり。元気良かったよ」と福田調教厩務員。秋華賞のダメージが心配されていたが「速いところをやれば、そういうのはない。テンションもいつもと変わらなくなってきた」。中間もカイ食いは良く、好調のまま大舞台に向かえる。

今回は初の古馬相手になるが、今の状態なら連勝も可能だ。「距離が延びるから、あとは折り合いだけ。いつも一生懸命走ってくれる馬ですから」。G1・5勝目へ態勢は整いつつある。【平本果那】

 [2010年11月4日8時49分 紙面から]

【エ女王杯】アパパネ、古馬撃破へ万全/DA

 CWで順調ぶりを誇示したアパパネ=栗東トレセン(撮影・松井愛子)
CWで順調ぶりを誇示したアパパネ=栗東トレセン(撮影・松井愛子)

 「エリザベス女王杯・G1」(14日、京都)

トレードマークの白いシャドーロールを揺らしながら、3冠牝馬のアパパネが3日、栗東CWを躍動。5Fからしまい重点に脚を伸ばし、ゆったりとしたフットワークで65秒1‐38秒1‐12秒6をマークした。秋華賞時と同様に、今回もコースでの調整。激戦の疲れも見せずに動きは軽やかだった。

騎乗した福田調教厩務員は、開口一番「こんなに速いの?」と驚きの表情。大きなストライドがスピードを感じさせなかったようだが、動きそのものには満足感を得る。「予定通り。単走で余力を残す感じで。変わりなく順調にきています」と仕上がりに胸を張った。

3歳牝馬3冠を達成して、注目された次戦。指揮官はマイルCSではなく、エリザベス女王杯を選択した。「牝馬同士だし、距離も200メートル延びるだけ。あとは相手関係がどうかだろう」と美浦で報告を聞いた国枝師。古馬撃破への準備は着実に整っている。

【エ女王杯】アパパネ、軽快に12秒6

2010.11.4 05:03
《栗東》3冠牝馬アパパネ(美・国枝、3)はCWを単走で駆け抜けた。自らハミを取る感じの上々の行きっぷり。1週前の段階だけに終始、馬なりの状態だったが、脚さばきは軽快なもの。お釣りを残して5ハロン65秒1、ラスト1ハロン12秒6をマークした。「予定通りに単走で追い切りました。8分程度のつもりでしたが、速い時計が出ましたね。変わりなく、順調にきています」と福田調教厩務員。最終追いでキッチリと態勢が整いそうだ。

メイショウベルーガ(栗・池添、5)は池添騎手を背にラガーリンリン(牝3、1000万下)と併せ馬。CWで僚馬を約1秒ほど追走する形からスタートして、最終コーナー手前で接近。ラスト1ハロン11秒8の脚で同時入線に持ち込んだ。

「まだ少し太いので、けさは坂路ではなく、コースで追い切りを行った。1週前としてはいい併走追いができたし、これで体もちょうど良くなるだろう」と池添調教師は大きくうなずいた。

ヒカルアマランサス(栗・池江郎、4)はPコースで目一杯の攻め。テンから飛ばし、最後まで手加減なく追われた。ラスト1ハロン11秒0でヴェラブランカ(牝3、500万下)と併入した。池江郎調教師は「ビッシリやれたね。具合がいい証拠。ひと息入れて充電ができているし、来週もしっかりとやるよ」と言い切った。

ブライティアパルス(栗・平田、5)は坂路4ハロン51秒5の好タイムを叩き出した。「きょうは馬なりで予定通り。距離に課題はあるが、自分の競馬ができれば」と平田調教師。

【エリザベス女王杯・1週前追い】アパパネ余力残しで12秒6/SP

エリザベス女王杯(14日、京都)の1週前追い。史上3頭目の牝馬3冠を成し遂げたアパパネ(3=国枝)はCWコースの単走。5Fから追われ、伸びやかなフォームで徐々に加速。力強い動きでラスト1F12秒6をマーク。騎乗した福田調教厩務員は納得の表情で振り返った。「八分ぐらいで余力を残すような感じで…という指示。無理せずに時計を出してくれた」

これまで手にしてきたG1タイトルは4つ。阪神JFで2歳女王に輝いてから1回も他馬に女王の座を明け渡すことなく、G1を獲り続けてきた。古馬や海外の強豪相手でも一歩も引くことなく、5つ目のタイトル獲得を目指す。「ここまでは順調に来ているから。あとは来週」。同世代との激闘を制して馬体はよりたくましさを増している。大一番で結果を出し続ける新女王の歩みは止まることはない。 [ 2010年11月04日 ]

 

さあG1再開。今週は京都で最強牝馬決定戦「第35回エリザベス女王杯」が行われる。前走の秋華賞で牝馬3冠を達成したアパパネはここまで同世代相手にG1・4連勝。激戦の反動も少なく、栗東で万全の調整を続け、初めて古馬に挑む。また「データ大分析」もチェック項目すべて◎とこの馬を後押し。G1・5連勝で牝馬G1完全制覇(残すはヴイクトリアマイル)に王手をかけそうだ。

秋華賞優勝でアパパネは史上3頭目の牝馬3冠に加え、阪神JFから続く史上初の牝馬G1・4連勝を飾った。ここまでは同世代が相手。古馬を相手にさらに連勝を伸ばせるか期待は膨らむばかり。だが月曜朝、福田調教厩務員は意外な心境を明かした。

「今回は半信半疑。この秋は秋華賞を目標に仕上げていたんで」

全休日ののんびりムードの中、思わぬ言葉に取材陣は言葉を失った。前走の秋華賞はまさに完勝。だが、レース後はさすがに「ダメージは相当あった」とのこと。やはり3歳にとって、中3週でのG1参戦は酷な道のりなのか、と思ったらちょっと様相が違う。

「脚元や馬体重は全く問題ない。精神的な部分で時間がかかっている。ピリピリして競馬の緊張感が抜けてこない。距離が長くなって折り合いが…って考えるともう少しリラックスしてほしい」

目に見える形での反動はない。この中間も調教で坂路とCWコースを併用。しかも「坂路だけだと体が増え過ぎるので」との理由ならカイバ食いの心配もない。1週前追いもCWコースで5F65秒1~1F12秒6。見た目に実にスムーズな内容だった。

福田調教厩務員は「引っ掛かるとかではなくて微妙な感じ」と評した。いわば欲を言えば、というレベルでの話だ。ここまでの内容に加え、2キロの重量差を考えれば古馬相手でも見劣るとは思えない。取材前日の日曜は坂路で4F63秒7のキャンター。もちろん感触は悪くない。

「まずまず。変わらずですね。ちょっとでもおかしいところがあれば使わない予定でしたから。何とか整うかな」

これなら力は出せるはず。史上初の牝馬G1・5連覇へ。底力が問われる一戦だ。 [ 2010年11月09日 ]



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