競馬コナンG ~1億円の道~
グレードレースに特化した競馬情報を 探偵ヨロシク 情報収集!! 気になるあの馬をフォーカスします。
 





【札幌記念】減量に勝つ!アンカツ!(スポニチ)
ブエナビスタに騎乗するため6年ぶりに大きな減量をする安藤勝己
ブエナビスタに騎乗するため6年ぶりに大きな減量をする安藤勝己

 今週札幌で行われる「第45回札幌記念」の注目馬といえば、何と言っても凱旋門賞挑戦の前哨戦となるブエナビスタ。定量52キロでの出走となるため、今週は減量のため調教騎乗を控えているのが安藤勝己騎手(49)。「キーマンの懐へ」ではその手綱を取る鞍上に、直前の胸の内を語ってもらった。

 ――ブエナビスタにとっては久々の実戦になります。

 安藤騎手 そうですね。前走後はクイーンSという話もあったようですが、すぐに切り替えてここを目標にしたようです。だから休み明けといえ、仕上がりは良いみたいです。

 ――前走(オークス1着)はゴール寸前での差し切り。ハラハラする競馬でした。

 あれは僕のミスです。あの日の馬場は内が伸びる状態でした。だから直線を向いた時、一瞬内に行こうかと考えてしまった。その分、スムーズさを欠いたので辛勝という形になりました。

 ――最初から外へいざなっていれば楽に差し切れた?

 そう思います。だから負けないで本当に良かった。届かなかったら相当後悔したと思います。

 ――レース前に不安材料はありませんでしたか?

 桜花賞(1着)の前は速い時計になったらどうか?という不安がありました。でも、それも桜花賞で払しょくしてくれたのでオークスの時は特に心配材料はありませんでした。

 ――(桜花賞は)いつものように後方からの競馬に徹していました。速い時計(上がり)に不安があったようには思えない騎乗ぶりでしたが?

 先行しようと思えばできる馬なのでそういう手も考えました。でも次がオークスの2400メートルであることを考えて後方からの策を選びました。

 ――4コーナーでは外からフタをされそうになるシーンがありました。

 さらに外に持ち出すことも可能だったのでフタをされてしまったというわけではありません。エンジンがかかるとグワーッと行ってしまう面があるのであの位置ではあえてまだ外に出さなかっただけです。

 ――飛びが大きいせいか一瞬の脚で伸びるというよりジリジリ伸びてくる感じにみえます。

 乗っていてもそういう印象です。ビュッというよりグググーンという感じ。スイッチが入る前後でまったく違う走りをしてくれます。

 ――デビュー当初から大物感がありましたか?

 新馬戦で初めてまたがったけど、正直言うとその時はこれほどすごい馬だとは感じませんでした。でも、直線を向いて重心が下がってからの走りは確かに良かった。その後は一戦ごとに良くなっている感じです。

 ――今度は一気に古馬、それも牡馬が相手となります。

 相手が強くなるのはわかっていること。でも、重量差もあるしいい勝負をしないといけないでしょう。

 ――52キロは安藤騎手の減量も大変だったのでは?

 この馬に乗れるのならこのくらいの減量はいくらでもしますよ。

 ――凱旋門賞へ向けて恥ずかしい競馬はできませんね?

 札幌は重めの洋芝ですからね。ロンシャンでの適性をはかるためにもしっかりと結果を出しておきたいところです。(ターフライター 平松さとし)

 

ブエナビスタ11秒6!スキなし!…札幌記念追い切り(報知)

凱旋門賞を目指す2冠牝馬ブエナビスタが19日、札幌記念・G2(23日、札幌・芝2000メートル)に向けて追い切った。札幌競馬場のダートコースをシャープに伸びて、ラスト1ハロン11秒6。オークス以来3か月ぶりのレースだが、文句のない状態に仕上がった。

迎え撃つ古馬の大将格マツリダゴッホは、同じく札幌のダートで6ハロン77秒4の速い時計をマーク。先輩牡馬のプライドにかけ、一歩も譲らない構えだ。

 ダートコースに姿を現したブエナビスタは、ゆったりとしたフットワークで1周したあと、徐々に四肢の回転を速めた。迎えた2周目の最後の直線。GOサインを受けると、動きに鋭さが増していく。全身の筋肉を躍動させ、ラスト1ハロンは11秒6の切れ。全くぶれのない走りで、6ハロン84秒4を刻んだ。

 抜群の反応に、松田博調教師の表情がほころんだ。「先週は前半が速かったが、今週はゆっくりだったぶん、しまいが良かった。馬体は多少増えていると思うが、札幌に入ってから体が締まってきた。そう変わりない体で出せるよ」5月24日のオークス以来、3か月ぶりの実戦だが、スキのない仕上がりだ。

 凱旋門賞(10月4日、仏ロンシャン競馬場)へのステップ。現地のレースを使う選択肢もあったが、「長く行こうとは思っていないからね。ここを叩いて、フランスでは環境に慣らす程度でいい」と札幌記念を選んだ。熟慮を重ねての参戦は、「阪神JFを勝った時から(凱旋門賞に)行けるんじゃないかと思っていた」という夢へのスタートでもある。

 小回りの札幌コースでの始動だが、パートナーの安藤勝は「凱旋門賞をイメージして競馬をする」と言い切る。「ヨーロッパと同じ洋芝。いい経験になると思うし、もまれる競馬でも大丈夫だと思う。重い馬場と、だんご(馬群)での競馬。今回は、その両方が試せるからね」今ままでの後方一気とは違う戦法も、視野に入れている

 壮行レースという位置付けである以上、勝たなければならない。「そんなに不細工な競馬にはならんやろ」と松田師が笑えば、安藤は「古馬の壁はあるかもしれないけど、あっさりクリアしてくれる気もする」と期待を膨らませた。小回りの札幌で、歴戦の古馬を相手に新戦法で勝つ―。2冠牝馬がハードルを一気に乗り越えた時、日本競馬の悲願が現実味を増してくる。

 

【札幌記念】ブエナ、世界レベルの切れ味披露 (サンスポ)

2009.8.20 05:08
【札幌記念】ブエナ、世界レベルの切れ味披露
ダートコースで軽快な動きを披露したブエナビスタ。陣営も納得の仕上がりで、凱旋門賞の壮行戦に出陣だ=札幌競馬場(撮影・高橋茂夫)

これが世界一を目指す牝馬の切れ味だ。ブエナビスタが抜群の追い切りを披露した。

冷たい雨が降り続くなか、角馬場でじっくり体をほぐしてダートコースへ。最初の1周は軽いキャンターで周回し、1コーナー入り口から戦闘モードに切り替わった。瞬時に弾けそうな走りで徐々に加速し、短いダートコースの直線に入り鞍上のムチが2発飛ぶと、見る者すべてを唸らせる爆発的な末脚でフィニッシュ。6ハロン83秒5、3ハロン39秒8-11秒6。ラスト1ハロン11秒台の切れ味はブエナの真骨頂だ。

「直線だけはやっておきたかったし、終いの伸びは良かった。順調で不安はないよ」と松田博調教師は順調度をアピール。

慣れないダートコースでの調教だったが、「この馬にあった調整をするだけ。ダートは少し硬いからスピードで調節する。チップのようにバリバリやる必要はないからな。ダートでの調教としてはできる限りのことはした」。

そう話すトレーナーの表情はブエナの札幌入厩後、この日が一番穏やかだった。それだけ仕上がりに自信があるのだろう。

あとは洋芝で直線が269メートルしかない札幌競馬場との戦いだ。「いつも通り(後方から)の競馬で差せなかったら仕方ない。結果と内容を重視するが、ここで足りないようでは外国に行っても、どうこう言えんからな」。ワールドクラスの能力に全幅の信頼を置くからこそ、小細工はしない。

相手が古馬だろうと、自分の競馬に徹するだけ。北の大地をステップにブエナビスタが凱旋門賞へ羽ばたく。(高尾幸司)

 

【札幌記念】ブエナビスタ思惑通り(ディリー)

 「札幌記念・G2」(23日、札幌)

一点の曇りもない。木曜朝、ブエナビスタは角馬場を経由し札幌芝へ移動。先週同様、ブルーライトニング(2歳新馬)を前に置く形で進み、馬場の外めをキャンターで流した。「先週と一緒で感触を確かめた方がいいと思って。出来は変わりない」と松田博師。戸惑うことなくゆったりと駆け抜けたあたり、2度に渡り洋芝を体感した効果は大きい。陣営の思惑通りに調整が進んでいる。

最終追い切りはラスト1Fでムチが2発入る熱の入れようだったが、テンションが高ぶることもなく落ち着いている。指揮官も「おとなしい馬。レースでもイレ込むことはないし、引っ掛かることもない」と精神面の強さを絶賛。木曜に発表された事前馬体重(19日計量)は、オークス出走時から14キロ増の460キロ。肉体面の成長力も示した2冠牝馬が、世界へアピールする日を待つ。

 

ブエナ11秒6ムチ入れ仕上がる/札幌記念(日刊)

ブエナビスタは、札幌ダートコースを軽快な脚取りで駆け抜ける
ブエナビスタは、札幌ダートコースを軽快な脚取りで駆け抜ける

<札幌記念:追い切り>

ムチが入った、仕上がった。ブエナビスタ(牝3、栗東・松田博)が19日、札幌記念(G2、芝2000メートル、23日=札幌)に向けて札幌ダートで追い切られ、ラスト11秒6とはじけた。オークスから30キロ以上増えていた馬体も絞れ、出撃態勢を完了した。過去凱旋門賞に挑戦した日本馬の国内壮行戦は連対10割。まず崩れない。

残り200メートルのハロン棒を合図に、あん上がステッキを抜いた。ゴールへ猛然と進むブエナビスタにその右ステッキが2発飛んだ。札幌で初めてのムチ。強烈な刺激に応えるように脚の回転を速めた。6ハロン84秒4。ラスト1ハロンは、ダートで自身最高の11秒6でゴールを突き抜けた松田博師は「直線だけはちょっとやってみようかと思った。反応もあんなもんじゃないか。順調だし、不安はない」と笑った。終始笑顔を見せる師の表情が、順調ぶりを物語っていた。

「いつも通り」を繰り返してきたトレーナーだが、この日の追い切りは1週前と明らかに違った。「先週はテンが速くなったが、今週はしまいが速くて良かったと思う」と内容に高い評価を与えた。前半で脚をため、生命線となる末脚を爆発させる。桜花賞でもオークスでも、直線だけで勝負を決めてきた。より実戦に近い追い切りができた

太かった馬体もシェイプアップされた。牧場では480キロとオークス(446キロ)から30キロ以上馬体が増え、1週前には「幅が出たように感じる」と話していた。だが、この日は違った。「前の体に絞れた。以前はちょっとフックラしてたけど、厩舎に入ってから体が締まった。牧場とはカイバの量も違うし、うちは質素やから(笑い)」。カイバは食べているが、栗東と違って坂路やウッドのない環境の中、ダートを走る際のスピードを加減することで負荷を調整し、体をレース仕様に仕上げてきた。「オークスから多少は増えているだろうが、そんなに変わらんだろう」。放牧明けでも体つきに不満はない。

初の古馬相手で未知の部分もあるが、先に見据えるのは凱旋門賞という世界の壁。ここではね返されるわけにはいかない。

前哨戦で求めるのは結果と内容だ。「そんな不細工な競馬はしない」と松田博師は言い切った。きっと再び魅了してくれるに違いない。【山本幸史】

 

ブエナ蹄も進化、補強剤不要に/札幌記念(日刊)

 
キャンターで調整する札幌記念出走予定のブエナビスタ(撮影・岸川学)
キャンターで調整する札幌記念出走予定のブエナビスタ(撮影・岸川学)

<札幌記念>

パリ行きへの足場は固まった。札幌記念(G2、芝2000メートル、23日=札幌)に出走するブエナビスタ(牝3、栗東・松田博)の装蹄(てい)を担当する矢狭(やざま)大五郎装蹄師(34)が20日、つめ質の変化を証言。春に使用していた補強剤が必要ないほど良くなったという。さらに進化を遂げたスーパー牝馬の視界は良好だ

 ブエナビスタが世界へ向けて文字通り足場を固めた。桜花賞、オークスではともに33秒台の強烈な末脚を繰り出し、見る者をとりこにした。その原動力となる蹄について、デビュー当時から担当している矢狭装蹄師は「理想に近づいてきましたね。放牧から帰てきてつめの質が良くなった。桜花賞、オークスの時よりいい。つめ質はバッチリ」とお墨付きを与えた。道悪についても「大丈夫。まず問題ないでしょう」と力強く言い切った。

 今春までは小さな馬体が繰り出すスピードとその衝撃につめが耐えられなかった。質の弱さからくぎがもたず、固定するために補強剤を塗っていた。しかし、今は違う。レース前日までには新しい蹄鉄に打ち替えるが、もう補強剤を使わなくても済むほどだという。放牧の効果は充実した馬体とともにつめの強化までもたらした。

 ブエナビスタの最大の特長は後肢の蹴り、いわゆる「けっぱり」が強いこと。そのため、蹄鉄も後肢の方がより多くすり減る。通常は3週間で打ち替える馬が多い中、2週間で打ち替えないと間に合わないほどだ。「走る馬は後ろの減りの方が早いと思う」。地面を力強くとらえるパワーが、直線ごぼう抜きの豪脚を生み出す。

 初めて触った時から能力の違いを感じたという。「走る馬だと思った。持った時に柔らかい脚で力もある。つめの形が丸くてきれいで、左右対称。理想的な形だった」。過去には兄のアドマイヤジャパンやアドマイヤオーラも担当。きれいなつめは一族特有の武器だ。「レースでは100点の鉄を打ちたい」。名牝の脚回りを知り尽くす職人は、自信を持って送り出す。【山本幸史】

【札幌記念】ブエナビスタ 前日オッズ1・8倍(スポニチ)

 第45回札幌記念(23日・札幌競馬場、芝2000メートル、G2)の前日発売のオッズ(午後5時30分現在)が22日発表され、単勝はブエナビスタが1・8倍で1番人気となった。マツリダゴッホが7・7倍、シェーンヴァルトが9・2倍、ミヤビランベリが9・9倍で続いている。


枠連は(6)―(7)が2・9倍、馬連は(11)―(14)が5・5倍、馬単は(11)―(14)が8・0倍、3連複は(11)―(13)―(14)が11・2倍、3連単は(11)―(14)―(13)が32・7倍で人気を集めている。

http://blog.with2.net/link.php?869750



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


« アドバンスウ... トーセンキャ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。