競馬コナンG ~1億円の道~
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SP<スポーツニッポン> SAN<サンスポ> 
DA<ディリー>NI<日刊スポーツ>
RN <ラジオ日経>  各紙引用

中山記念】好気配ヴィクト馬体ぴかぴか/SAN

貫禄の仕上げだ。中山記念の追い切りでヴィクトワールピサが抜群の存在感を示した。静に徹した内容ながらCWコース6F83秒7の好時計。ドバイ遠征へ向け、皐月賞、有馬記念を制すなど3戦3勝の中山で弾みをつける構えだ。

手に残った感触が仕上がり具合を伝えていた。ヴィクトワールピサはCWコースで3頭併せ。2番手から内のクリストフォルス(6歳1000万)と併入し、外ロケットダイヴ(4歳1000万)を置き去りにした。時計は6F83秒7~1F12秒2。手綱を取ったデムーロの表情はいつもにも増して明るかった。

「ベリーグッド。先週の時点では少し太かったのでハードにやったが、今週はもうそんなにやる必要はないからね。仕掛ければすぐに反応してくれそうだった。ノープロブレムだよ」

ゴールを過ぎてもびっしりと追った先週とは違い、今週は手綱を持ったままだった。それでいて速い時計、スムーズな加速ができている。つまりは動ける態勢にあるということだ。清山助手はこう解説する。「今週は“静”に終始する形で。それで十分ということ。もう強い負荷の必要はないレベルまできているから。しっかりと能力を発揮できる状況」。初めて背負う58キロの重量も「馬格があるし大きくは影響しない」と言い切った。

 

最新ナマ情報

昨年の有馬記念馬で、次走はドバイワールドC(3月26日、メイダン、GI、AW2000メートル)遠征が決まっている(9)ヴィクトワールピサは、午前4時52分に栗東TCを出発し、午前11時51分に中山競馬場に到着。約7時間で、通常どおりの輸送時間だった。馬運車から降りて身支度を整えてから、30分ほど厩舎周りで引き運動。黒鹿毛の馬体はツヤとハリがよく、気配の良さが伝わってくる。

「少し引いてあげると馬も落ち着くし、カイバもよく食べるんです。有馬記念時(512キロ)と比べると少し体に余裕はあるけれど、特に変わりはないですね。58キロも仏GIIニエル賞(4着)で経験しているし、斤量自体は問題ない。もう少し内枠が良かったけど、そこは力でカバーせんとアカンよね。この後はドバイ遠征も控えているし、グランプリホースらしい競馬をして欲しいね」と滝川調教助手は自信を見せる。ここを勝って堂々とドバイWCへと向かいたい。

池江郎調教師の最後の出走となる(5)リルダヴァルは午前9時に栗東トレセンを出発し、午後4時前に中山競馬場に到着した。前走の小倉大賞典は1番人気に推されたが3着。期待馬がまだ重賞を勝っていないことを、池江郎師は心残りに思っており「回復の早い馬で、カイバもしっかり食べてくれている。とにかくスムーズな競馬をしてほしいね。ここで自分自身も終わりだし、いい結果を出してほしい」。名伯楽はラスト重賞Vに燃えている。

菊花賞11着以来となる(2)アロマカフェは、坂路1本のメニュー。4ハロン61秒6で楽に流して、前日調整を終えた。軽やかな脚さばきで、休養明けでも力を発揮できそうだ。「仕上がりは問題ない。久々も苦にしないタイプだし、馬体も成長している。強いのが1頭いるが、他と差はない。ここでどんな競馬をしてくれるか楽しみだね」と吉永調教助手は好走を期待している。

ディセンバーS2着(12)レッドシューターは、坂路で2本目に4ハロン57秒7、ラスト1ハロン14秒1と少し脚を伸ばした。「特に変わりなく、順調」と葛西調教助手はニッコリ。「昨秋の復帰戦でブリンカーを着用してから、成績も安定した。東京コースの方が合うが、前走の走りを見ていると中山も問題ない。なんとかヴィクトワールピサを負かしたいね」とグランプリホースに真っ向勝負を挑む。

中山金杯2着(11)キョウエイストームは、坂路を1本軽く駆け上がって4ハロン62秒0。内に闘志を秘めているような力強い歩様で、すでに戦闘モードに突入しているようだ。「体調はバッチリ」と篠島調教助手はデキに太鼓判を押す。「強敵がいるが、向こうはステップの意味合いが強い。こちらはここが本番。力を出せる中山なら、互角以上の勝負をしてくれるはず」と好レースを信じている。

 

中山記念】ヴィクトワール、余力たっぷり/DA

世界への一歩を踏み出す。ドバイ・ワールドC(3月26日・UAEメイダン)に選出されている、昨年の最優秀3歳牡馬ヴィクトワールピサは23日、M・デムーロを背に栗東CWで3頭併せを行い、楽な手応えでゴールを貫いた。有馬記念以来の実戦にも不安は見られず、ここは取りこぼせない。

  ◇  ◇

世界制覇へ向け、前哨戦Vではずみをつける。昨年の最優秀3歳牡馬ヴィクトワールピサが、11年の始動戦へ栗東CWで3頭併せを行った。

先頭のロケットダイヴ(4歳1000万下)を3馬身追いかける形の2番手でスタート。力みのないフォームでハロン棒を通過して行く。徐々にその差が縮まり、3F標過ぎに3頭の真ん中へ。直線はいつでも抜け出そうな手応えをグッと押さえ、余力たっぷりに6F83秒8‐38秒4‐12秒1をマーク。内のクリストフォルス(6歳1000万下)と並入した。

先週に続き、手綱を握ったM・デムーロの表情は非常に明るい。「先週は少し太めでハードにやったが、(今週は)あまり求められなかった。仕掛ければ応えてくれそうな雰囲気だったし、動きはすごく良かった。リラックスしている」と、心身ともの充実ぶりをアピール。「先週の水、日曜と負荷のきつい追い切りを2本やっているので、今週はこれで十分。いい調整ができているし、能力を発揮できる状態にある」とは清山助手。放牧から帰厩しての調整過程に狂いはない。

昨年末の有馬記念は、最強牝馬ブエナビスタとの激戦を鼻差しのぎ、G1・2勝目を手にした。これで中山は3戦無敗(弥生賞、皐月賞)。得意コースでの前哨戦を制し、ドバイ遠征へ勢いをつける。「繊細だが、うまくコントロールができる。この馬自身がよくレースを知っているね。中山の千八はペースが難しいが、対応はできる」。距離短縮にもデムーロの信頼は揺るがない。

豊富な海外遠征実績のある“チーム・スミイ”。前哨戦にも「目の前の一戦に向けて、スタッフがしっかりとやってくれている」と清山助手は平常心を崩さない。最強4歳世代の代表格が、まずはその実力を世界へ発信する。

 

【中山記念】ヴィクトワールピサ高速仕様12秒2!/SP

既にドバイWC(3月26日、メイダンAW2000メートル)に選出されている。今回は壮行戦になる。なぜこのレースを選んだのか。清山助手がその意図を明かした。「スピードを要求される距離だから。あえてここへ。流れの厳しいレースに使って遠征へ向けてのカンフル剤になれば」

芝1800メートルに出走するのは新馬戦2着以来。昨年のダービー3着以降は全て2400メートル以上のレースに使ってきた。次に目指す舞台は世界トップクラスの集まる2000メートル。前半からハードな流れが予想される。折り合いが重視された昨秋とは違い、今春に求められるのはスピードだ。先行脚質の馬がそろってペースの上がりそうな今回はステップレースとして最適。デムーロは「彼はレースを知っている」と全幅の信頼を寄せている。レースセンス抜群、ましてや中山コースは3戦3勝だ。昨年とは違う春仕様の仕上げで、新たな一面を見せる。

[ 2011年2月24日 06:00 ]

 

【中山記念】ヴィクトワール王様追い・SAN

2011.2.24 05:06

パートナーと併入も、動きのよさが際立っていたヴィクトワールピサ(手前)。万全の仕上がりで今年初戦を迎える=滋賀県・栗東トレーニングセンター (撮影・高井良治)

中山記念(27日、中山競馬場、GII、芝1800メートル)の追い切りが23日、滋賀県・栗東トレーニングセンターで行われた。昨年のJRA最優秀3歳牡馬で、有馬記念優勝馬のヴィクトワールピサ(栗東・角居、牡4歳)はCWコースでラスト1ハロン12秒1をマーク。「動きはすごくよかったし、リラックスして走れていた」とミルコ・デムーロ騎手(32)=イタリア=の手応えは上々だ。大目標であるドバイワールドカップ(3月26日、メイダン、GI、AW2000メートル)に向けて、今年の好スタートを決める。

派手なアクションは必要なかった。昨年の有馬記念Vから約2カ月間、入念な調整を積んできたヴィクトワールピサの仕上がりに、不安はない。最終追い切りはミルコ・デムーロ騎手がラストの反応を確かめる程度。それで十分だった。

「先週(17日)は体が少し太い感じだったのでハードにやったけど、今週はハードな追い切りは求められなかったから。動きはすごくよかったし、先週よりリラックスして走れていた」

17日にCWコースでラスト1ハロン11秒4をマークし、弾けるような伸びを披露。好感触を得たデムーロは、ハードに追った後もリラックスしていた今週の雰囲気に、納得の笑みを見せた。

中山記念への最後の仕上げは、CWコースで外ロケットダイヴ(牡4、1000万下)、内クリストフォルス(牡6、1000万下)との3頭併せ。ラスト1ハロンは内クリストとの一騎打ちになったが、抵抗するパートナーを横目に、軽く仕掛けた程度で併入し、6ハロン83秒8、ラスト1ハロン12秒1。ゴール後にも、しっかり追う“角居流”で、最後の味付けを施した。

「アクションを起こせば応えてくれそうな雰囲気だった」と満足の手応えを伝えるデムーロは「彼はレースを知っているし、本当に賢い馬だよ」と絶賛する。自身の手綱で03年皐月賞、ダービーを制したネオユニヴァースの産駒。そんな縁のあるヴィクトワールを、初騎乗の有馬記念で戴冠へ導いた。目標のドバイワールドカップ(WC)が控えていることもあり、今年の始動戦に意欲満々だ。

中山は昨年の弥生賞、皐月賞、有馬記念で3戦3勝の得意な舞台。「中山はトリッキーなコースだし、1800メートルだとペースが速くなったり、遅くなったりするけど、彼なら対応できる。大きい馬だから58キロの斤量も大丈夫だと思う」と、デムーロは自信を持って臨む。

また、そんなペースの緩急に対応してこそ、厳しい戦いが待つドバイWCへの手応えをつかむことができる。だからこそ、無様な戦いはできない。目標の世界制覇へ向けて、最高のスタートを切る。 (瀬戸聡)

ベリーグッド!ヴィクト/中山記念・NI

今年初戦に臨むグランプリホースのヴィクトワールピサ(牡4、栗東・角居)は馬なりでCウッドを駆け抜けた。残り1ハロンで脱落した外のロケットダイヴ(古馬1000万)を横目に、内のクリストフォルス(同)と併走。6ハロン83秒7-12秒2で、鼻を並べてフィニッシュした。デムーロ騎手は「ベリーグッド。先週は少し太い感じだったけど、もうハードワークは必要なかった」と仕上がりの良さを強調した。

2011年2月23日20時0分



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