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ヴァンドームをデムーロ絶賛/きさらぎ賞  <NI

<きさらぎ賞:追い切り>

きさらぎ賞(G3、芝1800メートル、14日=京都)に出走するネオヴァンドーム(牡3、栗東・藤原英)が11日、栗東坂路で最終追い切りを行った。

僚馬スターウォーズ(新馬)と並んだラスト200メートル。デムーロ騎手のステッキに応え、あっさり2馬身引き離す軽快な伸びで800メートル54秒5、ラストは12秒6をマーク。藤原英師は「後ろから行かせて最後にサッとかわす指示通り。デビュー時より体がしっかりしてきた」と上々の評価を下した。

2度目の騎乗となるデムーロもほれ込んでいる。父ネオユニヴァースで2冠を制したあん上は同産駒には思い入れが深い。中でも「ネオの子で一番好き」と師に伝えたのがヴァンドーム。前回未勝利戦で2着に敗れた時には「失敗しちゃったよ」と悔しがったという。父が勝ったレースでリベンジの機会を得た。藤原英師は「競馬はしやすいコース。まだ上を狙っていかなければいけない馬だし、どれだけの力があるか」と期待した。

 [2010年2月12日7時49分 紙面から]

 

【きさらぎ賞】ヴァンドーム、切れ極上  <DA

 チャレンジャー精神で重賞初Vを狙うネオヴァンドーム(手前)=栗東トレセン
 チャレンジャー精神で重賞初Vを狙うネオヴァンドーム(手前)=栗東トレセン

 「きさらぎ賞・G3」(14日、京都)

大きな期待を抱き重賞のステージに進む。ネオヴァンドームは11日、栗東坂路で追い切られ、4F54秒5-39秒5-12秒6をマーク。しまい重点ながら、抜群の反応で目標にした先行馬を難なくパスした。一段と切れが増し、メンバー強化でもその素質は侮れない。

  ◇  ◇

勝利の味を覚えたネオヴァンドームが、さらなる飛躍を目指して重賞に挑戦する。実戦さながらにデムーロが騎乗して、栗東坂路で併せ馬を行った。前半はスターウォーズ(3歳新馬)を先行させて、その背後をぴったりと追走。折り合いをつけながら、ゆったりとカーブを曲がった。

ラスト2Fを切ったところで鞍上が進出を開始。すると、温存されたパワーが一気にはじける。最後はステッキに応えて4F54秒5-39秒5-12秒6。シャープな伸び脚で2馬身先着を決めた。

引き揚げてきた鞍上に感触を確認した藤原英師は「見ての通り。後ろから行って、最後だけ追ってくれと指示した。デムーロも“良かった”と言っていたよ」とまずまずの口ぶり。1月30日の京都、つばき賞を予定していたが、鼻肺炎により出走を取りやめた。「人間で言えば、はしかみたいなもの。熱が出て2、3日は休ませた」。予定は変わったが、その動きが不安を吹き飛ばした。

デビューから3戦連続で2着と惜敗が続いたが、前走は危なげのない内容でV。「もう少し動きに幅がほしいところだが、馬体はだいぶしっかりしてきた」と肉体面の成長を感じている。

デムーロとのコンビは今回が2回目になる。「前回は失敗したと話していた。ネオユニヴァース(デムーロでクラシック2冠を達成)の子どもということで、この馬が好きみたい。本人も思うところはあると思うよ。上を目指している馬だから、どんなレースをしてくれるか楽しみ」。チャレンジャー精神で重賞の壁を打ち破る。

 

【きさらぎ賞】ヴァンドーム上々12秒6   <SAN

2010.2.12 05:04

【きさらぎ賞】ヴァンドーム上々12秒6
坂路で力強く先着したネオヴァンドーム(手前)。父ネオユニヴァースも勝ったきさらぎ賞で、クラシックへの手応えをつかむ=栗東トレセン(撮影・横幕雅大

父が大きく羽ばたくきっかけとなった重賞で、春への確かな手応えをつかみたい。ネオヴァンドームが、その意欲に満ちた動きを披露した。

デムーロ騎手が騎乗して、僚馬スターウォーズ(牡3新馬)を1秒ほど追走し、徐々にペースアップしながら真後ろにピタッと張り付く。残り1ハロン地点でスッと内に出るとあっさりと抜き去り、ラストはグングン駆け上がって3馬身の先着だ。「後ろから行ってしまい仕掛ける指示で、予定通り。いい動きだったね」と見守った藤原英調教師は納得の表情。4ハロン54秒5-39秒5-12秒6と、後半につれて速くなる理想的なラップを刻んだ。

昨年10月にデビューして(2)(2)(2)〔1〕着と、初勝利まで4戦を要し、勝った前走でも抜け出してから気を抜くなど若さを残す現状。それでも、前々走は道中で少し力みながらもミッキードリームにクビ差の惜敗。ミッキーがその後、つばき賞(500万下)を勝ってクラシック有力候補に名乗りを上げていることを考えれば、この相手に入ってもヒケを取らないはずだ。

デムーロは、その前々走に続き2度目の騎乗。「デムーロも『(前々走は)ボクが失敗した。ネオユニヴァースの子供の中では、この馬が一番好き』と言ってくれているから。以前と比べて、体もかなりしっかりしてきた」と藤原英師は父を2冠に導いた鞍上の言葉を力強く感じている。

前走後に軽い発熱を伴う鼻肺炎を患って2日間調教を休み、出走予定だったつばき賞(1月30日)を回避したことが不安材料ではあるが「その後は順調にきている」とトレーナーは言う。動きは先週よりもシャープさを増しており、臨戦態勢は整ったとみていい。

京都芝1800メートルは2戦して(2)〔1〕着と実績のある舞台。条件に問題はない。「上を目指している器。相手は強いが、ここでどんな競馬ができるか楽しみ」。藤原英師は大舞台への飛躍を誓って重賞へと送り出す。(松永昌也)

 

 

ネオヴァンドーム父子制覇へ12秒6…きさらぎ賞追い切り  <HO

◆きさらぎ賞追い切り(11日) 4年連続でダービー連対馬を送り出している第50回きさらぎ賞・G3(14日、京都)に向け、イタリアの名手・デムーロが手綱を執るネオヴァンドームは11日、栗東の坂路で追い切った。急こう配も何のその。併走馬を全く寄せつけず、03年に父ネオユニヴァースを2冠馬に導いた鞍上をうならせた。父は同年、このレースにも優勝。Vなら昨年のリーチザクラウン(父スペシャルウィーク)に続き、史上3度目、2年連続の親子制覇となる。

ネオヴァンドームはデムーロを背に、坂路でスターウォーズ(3歳新馬)と併せ馬。最初の1ハロンは15秒0。余裕を持って入った。残り1ハロン。鞍上の合図に、四肢の回転が一気に速まった。スピードに乗って、急こう配を駆け上がると、もうパートナーはついていけない。54秒5―12秒6。インパクトあるパフォーマンスで、4馬身も突き放してしまった。

2週間前に発熱のアクシデントはあったが、とても“病み上がり”とは思えない力強い動き。不安は一掃された。「これだけ動けば十分。デムーロが『いい』と言っていたもの。『ネオユニヴァース産駒の中でも一番好き』と評価してくれた」と藤原英調教師。03年の皐月賞、ダービーを、父の手綱を執って制した世界の名手の最大級の賛辞を喜んだ。

きさらぎ賞は父ネオユニヴァースが勝って、スター街道に乗ったゲンのいい重賞だ。息子はデビュー直後こそ、ゲート入りを嫌がる面を見せていたが、今は動じない。「デビューしたときと比べて、しっかりしてきた。今は期待半分、不安半分といったところ。あくまでもクラシックを狙っていきたいので、ここを選択した」と指揮官。今年の出世レースも、頭数こそ少ないが、好素質馬ばかり。同期のライバルをけ散らして、父と同じ足跡をたどる。

(2010年2月12日06時01分  スポーツ報知)

 

 

【きさらぎ賞】ネオヴァンドーム期待と不安   <SP

 ネオヴァンドームは未勝利戦を好位から抜け出し、惜敗続きにピリオドを打った。

藤原英師は「なかなか勝ち切れなかったけど、よく勝ってくれた。乗りやすい馬で競馬はしやすい。今は大丈夫やけど、鼻肺炎になって、ちょっと予定が狂った。このメンバー相手で、どれくらいの差があるかやな」と期待半分、不安半分の表情だった。 [ 2010年02月10日 ]



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