【高松宮記念】ショウナンカザン好材料そろった <SP
ショウナンカザンは4番。本間師は「オーナーは2か4が欲しいと言っていたから喜ぶんじゃない」と満足げに話した。前走・オーシャンSは道悪でしんがり負けを喫しただけに、天気が回復模様なのは好材料。師は「状態は変わりなく順調。あとは乗り慣れている善臣に任せるよ」とベテランの手綱さばきに期待を寄せていた。 [ 2010年03月27日 ]
【高松宮記念】カザン、快速血統の血が騒ぐ <DA
父子制覇を狙うショウナンカザン
「高松宮記念・G1」(28日、中京)
歴史は繰り返す。G1初制覇を目指すショウナンカザンの父は、快速馬でならしたショウナンカンプ。圧倒的なスピードを武器に、02年の高松宮記念を制した。狙うは昨年の父キングヘイロー(00年優勝)、子ローレルゲレイロに続く2年連続の父子制覇だ。血統のロマンと言われる競馬に、新たな逸話が生まれるかもしれない。
この舞台に立つのは宿命だったのかもしれない。93、94年のスプリンターズSを制した祖父サクラバクシンオー、そして父ショウナンカンプと、受け継がれたスプリンターの血統。本間師は「あれだけの血統だからね。スピードはあると思っていた」とデビュー当初をふり返る。しかし、初戦は8着。その後も1勝するまでに10戦を要した。「体質面の弱さがあったから」と説明するように、当時は今のようなたくましさが見られなかった。
そんなショウナンカザンだが、一つの休養から大きな変ぼうを遂げる。08年9月の新潟500万下で3着に敗れたあと、6カ月半の長期休養をとった。この思い切った策が功を奏した。これを期に急成長を見せ、条件戦を次々にクリア。今年のシルクロードSで2着に好走するまでになった。「あの休養が大きかった。その後の成長につながったから」。そして今、父と同じ舞台へ立とうとしている。
「G1を勝つにはすべてがうまくいかないとね。それこそ運も必要になる」。重馬場に泣いた前走のオーシャンS。週中の雨で心配される馬場だが、週末の中京競馬場は晴れ予報。熱望している良馬場での競馬になりそうだ。天候の運は味方についた。あとは父譲りのスピードを発揮するだけだ。
【高松宮記念】ショウナンカザン鋭く伸びた <SP
ショウナンカザンはポリトラック単走。直線で強めに追われると、回転の速いフットワークで鋭く伸びた。
前走・オーシャンSは道悪に泣いて16着と大敗したが、本来は堅実なタイプ。本間師は「先週乗ったジョッキー(柴田善)もダメージはないようだと言ってくれているし、状態は問題ない。前走は度外視してもらっていい」と巻き返しを誓っていた。 [ 2010年03月25日 ]
【高松宮記念】ショウナンカザン良馬場なら好感触 <SP
ショウナンカザンが巻き返す。1番人気に推されたオーシャンSでしんがり16着に沈んだが、敗因は明らか。
本間師は「前走は道悪に尽きる。それに当時は内が伸びる芝状態で、大外枠(16番)も厳しかった。中間も順調に来ており、中京も実績がある。良馬場でやれれば」と好感触を得ていた。 [ 2010年03月23日 ]
【高松宮記念1週前追い】ショウナンカザン巻き返す <SP
1番人気に推されたオーシャンSで、まさかの16着大敗を喫したショウナンカザン(牡5=本間)は、柴田善を背にポリトラックで5F70秒7~1F13秒4で軽快な走り。本間師は「前走は道悪に尽きる。きょうは引っ張りきりでいい動きだったし、疲れもないので」と巻き返しに闘志を見せていた。 [ 2010年03月18日 ]