みせばやな
雄島のあまのそで
だにも ぬれにぞぬ
れし 色はかは
らず
この私の血の涙で色の変わった袖をお見せしたいものですよ、あの雄島の漁夫の袖でさえ、濡れに濡れたとしても色までは変わりませんのに。
作者は殷富門院大輔(いんぷもんいんのたいふ)
千載集 恋四 886
紙 楮紙 三色上下隅ボカシ砂子振 半懐紙二分の一
筆 佳品 面相 小 榮豊齋
墨 松花 呉竹
雄島のあまのそで
だにも ぬれにぞぬ
れし 色はかは
らず
この私の血の涙で色の変わった袖をお見せしたいものですよ、あの雄島の漁夫の袖でさえ、濡れに濡れたとしても色までは変わりませんのに。
作者は殷富門院大輔(いんぷもんいんのたいふ)
千載集 恋四 886
紙 楮紙 三色上下隅ボカシ砂子振 半懐紙二分の一
筆 佳品 面相 小 榮豊齋
墨 松花 呉竹