ブログ人 話の広場

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小さな本に愛が一杯

2008-04-09 18:28:51 | 本と雑誌

 偶然の出会いから人との輪は広がとっていくものですね。今日お会いした女性も偶然立ち寄った喫茶店で話の輪に加わった方で、今日で2回目なのです。いっぱいのコーヒーで随分長い時間過ごしました。手元に「味のない味噌汁」というその方が書かれた本をおき、そこに書かれて一組の夫婦の深い愛の絆を中心に話が弾みました。

 長い間、自分であることの意識を失い、物言えぬ妻と仕事をやめてただひたすら妻の看護に生涯を捧げようとする夫との美しい愛の関係をつづったドキュメンタリータッチの本です。「3日しか持ちません」と医師からいわれながらも、もう9年も生き続ける妻の愛おしさが胸に迫ってくる感動の本です。この本をお書きになった女性は美容コンサルタントが本職で、小説家でもない初めての著作だとお話になる。

 人間が人間として尊重されなくなった今の世の中で、眠り続ける妻のために寄り添うだけで、変わっていく自分に気づき、麗しい夫婦の絆が一層強まると夫は話しているそうです。14日の午後2時から「FMさっぽろ村ラジオ」に出演していただくことになりました。81.3mHzにダイアルをお合わせください。

やさしいタイガー


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