ある産婦人科医のひとりごと

産婦人科医療全般、産婦人科医不足の問題、地域周産期医療の現状と未来、当医療圏の産科問題に対する取り組み。

周産期医学(母体・胎児)の必修知識

2014年09月07日 | 周産期医学

○妊娠の生理学

減数分裂(成熟分裂)

胎児循環

DOHaD( Barker説 )とは?

妊婦の体重管理

○産科の検査・診察

胎児の位置に関する用語

妊婦の耐糖能検査

先天性心疾患(CHD)の胎児診断

胎児心拍数モニタリング

妊婦の血液検査でダウン症の出生前診断(精度99%)

NT(nuchal translucency)

嚢胞性ヒグローマ

○異常妊娠

流産

早産、切迫早産、絨毛膜羊膜炎

反復・習慣流産患者の診断と取り扱い

Chronic abruption-oligohydramnios sequence (CAOS)

つわり(妊娠嘔吐)
妊娠悪阻

子宮外妊娠
腹膜妊娠
頸管妊娠

多胎妊娠

妊娠高血圧症候群

子癇

HELLP症候群

急性妊娠脂肪肝

常位胎盤早期剥離

常位胎盤早期剥離(「広報いいだ」より)
常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうきはくり)Q&A

前置胎盤
前置胎盤、問題と解答

癒着胎盤
癒着胎盤、問題と解答

羊水異常

臍帯異常

臍帯嚢胞

胎児発育不全(FGR)

前期破水(PROM)

過期妊娠、過期産

胎盤機能不全

血液型不適合妊娠

胎児水腫

○合併症妊娠

妊娠糖尿病(GDM)、妊娠時に診断された明らかな糖尿病、ならびに糖尿病(DM)合併妊娠の管理・分娩

合併症妊娠:血小板減少症

合併症妊娠:特発性血小板減少性紫斑病(ITP)

全身性エリテマトーデス(SLE)

抗リン脂質抗体症候群(APS)

深部静脈血栓症(DVT)、肺血栓塞栓症(PTE)、静脈血栓塞栓症(VTE)

婦人科疾患合併妊娠:子宮頚癌

円錐切除後妊娠の取り扱い

婦人科疾患合併妊娠:卵巣腫瘍

婦人科疾患合併妊娠:子宮筋腫

妊娠中の尖圭コンジローマ(性器疣贅)

成人T細胞白血病(ATL)

母子感染症:単純ヘルペスウイルス感染症

母子感染症:風疹

B型肝炎

C型肝炎

妊娠中の水痘感染の取り扱い

B群溶血性レンサ球菌(GBS)感染症

トキソプラズマ症

母子感染症:性器クラミジア感染症

パルボウイルスB19(PB19)感染症

ヒト免疫不全ウイルス(HIV)

妊婦・授乳婦への予防接種は可能か?

妊婦・授乳婦へのインフルエンザワクチン、抗インフルエンザウイルス薬投与について

サイトメガロウイルス(CMV)感染

梅毒

マラリア

放射能汚染に関する基礎知識

妊娠性掻痒性蕁麻疹様丘疹(PUPPP)

○正常分娩、分娩の生理

分娩に関する用語

正期産児に出生直後に行う「カンガルーケア・ガイドライン」
カンガルーケアで安全指針

臍帯結紮のタイミングについて

○異常分娩

子宮収縮薬による陣痛誘発・陣痛促進に際しての留意点、改訂2011年版

急速遂娩(きゅうそくすいべん)とは?

臍帯下垂、臍帯脱出

産科ショック、産科DIC

分娩時大出血への対応

胎児機能不全(NRFS)
胎児機能不全(NRFS)、問題と解答

弛緩出血
弛緩出血、問題と解答

羊水塞栓症
羊水塞栓症、問題と解答
妊産婦死亡 原因別の最多は羊水塞栓症

子宮内反
子宮内反、問題と解答

会陰裂傷、会陰切開

子宮破裂

平日夜間および休日における超緊急帝王切開への取り組み(スライド)

帝王切開後の経腟分娩(VBAC)
帝王切開既往妊婦に対し経腟分娩を選択してよい条件

肩甲難産

compound presentation(複合胎位異常)

妊婦の心停止

○産褥

産褥精神病、マタニティーブルーズ

放射性物質の母乳への影響について

○新生児

原始反射(新生児反射)

なぜ新生児蘇生法を習得する必要があるのか?

新生児の蘇生(NCPR)

NCPR 基本手技の実習

NCPR ケースシナリオによる実習

胎児から新生児への変化

なんとなく元気がない(not doing well)

新生児黄疸

呼吸窮迫症候群(RDS)

胎便吸引症候群(MAS)

新生児一過性多呼吸(TTN)

空気漏出症候群

肺出血

新生児遷延性肺高血圧症(PPHN)

未熟児の動脈管開存症(PDA)

先天性チアノーゼ型心疾患

心室中隔欠損症(VSD)

心房中隔欠損症(ASD)

肺動脈狭窄症(PS)

Fallot四徴症(ToF)

完全大血管転位症( complete TGA)

総肺静脈還流異常症(TAPVC)

Ebstein奇形

三尖弁閉鎖症(TA)

総動脈幹症

両大血管右室起始症(DORV)

先天性横隔膜ヘルニア(CDH)

先天性食道閉鎖症

先天性十二指腸閉鎖症

小腸(空腸・回腸)閉鎖症・狭窄症

直腸肛門奇形(鎖肛)

壊死性腸炎(NEC)

Hirschsprung病

Hirschsprung病類縁疾患

肥厚性幽門狭窄症

腹壁破裂、臍帯ヘルニア

腸回転異常症

未熟児網膜症(ROP)

脳室周囲白質軟化症(PVL)

腕神経叢麻痺

RSウイルス感染症

○その他

症例から学ぶ 周産期診療ワークブック

産婦人科診療ガイドライン・産科編2011

周産期(母体・胎児)専門医試験

長野県・飯田下伊那地域における産科問題の変遷

参考文献:
産婦人科診療ガイドライン産科編2011、2011年
産婦人科研修の必修知識2011、2011年
標準産科婦人科学(第4版)、2011年
新生児蘇生法テキスト(改訂第2版)、2011年
これならわかる産科学(改訂2版)、2010年
ベッドサイドの新生児の診かた(改訂2版)、2009年
新生児医療(小児科臨床ピクシス)、2010年
標準小児科学(第7版)、2009年
最新産科学・正常編(第22版)、2008年
最新産科学・異常編(第21版)、2008年
病気がみえる vol.10 産科(第2版)、2009年
国試完全対策・コンパス産婦人科(第7版)、2009年
国試データマニュアル・産婦人科2011-2012、2010年
国試データマニュアル・小児科2011-2012、2010年
チャート医師国家試験対策・産科(第5版)、2007年
Williams Obstetrics: 23rd Edition、2009年
ウイリアムス臨床産科マニュアル、2009年
産婦人科シークレット、2008年
新生児科シークレット、2008年
日本産婦人科医会
 研修ノートNo.74(妊娠初期の超音波検査)、2005年
 研修ノートNo.76(妊娠中・後期の超音波検査)、2006年
 研修ノートNo.78(胎児の評価法)、2008年
 研修ノートNo.80(合併症妊娠)、2008年

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7 コメント

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初めまして。医学部の学生の者です。産婦人科に興... (たじ)
2011-02-07 01:26:59
周産期というか、不妊に関わるPCOSのことについてご質問させて頂きたいと思いまして、コメントさせて頂きました。

PCOSで排卵が起こらないのはどうしてなのでしょうか。
PCOSの病態ではestrogen分泌は保たれており(LH分泌上昇、FSH分泌は正常範囲とあ教科書に記載がありました)、ある一定の濃度になるとLHsurgeが起こり排卵されるような気がします。
正常の卵巣では成熟卵胞により大量のestrogenが分泌され、LHsurgeが起こり排卵に至ります。しかし、PCOSでは卵巣発育抑制状態にあるため、成熟卵胞によるestrogen分泌ができないため、LHsurgeが起こらない、という理解で良いのでしょうか。


多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の新診断基準 (管理人)
2011-02-08 22:47:30
(日本産科婦人科学会 生殖・内分泌委員会,2007)

Ⅰ.月経異常

Ⅱ.多嚢胞性卵巣

Ⅲ.血中男性ホルモン高値、または、LH基礎値高値かつFSH基礎値正常

注1)Ⅰ~Ⅲの全てを満たす場合を多嚢胞性卵巣症候群とする。

注2)月経異常は無月経、稀発月経、無排卵周期症のいずれかとする。

注3)多嚢胞性卵巣は、超音波断層検査で両側卵巣に多数の小卵胞がみられ、少なくとも一方の卵巣で2~9mmの小卵胞が10個以上存在するものとする。

注4)内分泌検査は、排卵誘発薬や女性ホルモン薬を投与していない時期に、1cm以上の卵胞が存在しないことを確認のうえで行う。また、月経または消退出血から10日目までの時期は高LHの検出率が低い事に留意する。

注5)男性ホルモン高値は、テストステロン、遊離テストステロンまたはアンドロステンジオンのいずれかを用い、各測定系の正常範囲上限を超えるものとする。

注6)LH高値の判定は、スパック― Sによる測定ではLH≧ 7mIU/ml(正常女性の平均値+1× 標準偏差)かつ LH ≧ FSHとし、肥満例(BMI≧ 25)ではLH ≧ FSHのみでも可とする。他の測定系による測定値は、スパック― Sとの相違を考慮して判定する。

注7)クッシング症候群、副腎酵素異常、体重減少性無月経の回復期など、本症候群と類似の病態を示すものを除外する。

******

PCOSでは、LHの分泌が増えてFSHとのバランスの乱れがおこり、卵胞がうまく発育できないようです。排卵がおこらないと、排卵をさせようとさらにLHの分泌が増えるため、バランスの乱れがますますひどくなるという悪循環に陥ります。

PCOSは、月経異常、不妊などを主訴に来院する患者さんの中では比較的多い疾患です。PCOSの根本的な治療法はみつかってませんが、産婦人科医としては、患者さんの月経異常、不妊などの主訴を解決することが当面の課題となります。さらに、若年型子宮体癌、インスリン抵抗性など、PCOS特有の合併症もあり、内分泌代謝専門の内科などとも連携し、長期的にfollow upしていく必要があります。

30歳以下の若年型子宮体癌の60%にPCOSが認められたとの報告があります。排卵障害に起因するエストロゲンへの恒常的暴露が、子宮内膜増殖症を誘起し、子宮体癌(高分化型腺癌)への進展を促進すると考えられます。
まだまだ課題が多い疾患なのですね。教科書を読ん... (たじ)
2011-02-13 23:10:27
今後、臨床の現場に出て、どんな形でも良いので医学に貢献できたらと思っております。



はじめまして。 (北海道 hshi)
2011-03-03 10:58:37
2010年卒業、1年目研修医のものです。
いつも先生のブログを拝見させていただいており、大変勉強になっております。
2年目は大学病院での研修ですが、11か月産婦人科を選択し、そのまま入局を考えております。
そこで、産婦人科医として持っておくべき教科書、文献等を教えていただきたく思い、投稿させていただきました。また、産婦人科医としての心構えなども併せてご教授いただければ幸いです。
大変お忙しい中恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
今、私が常時携帯して座右の書として毎日読んでる... (管理人)
2011-03-03 17:12:17
「産婦人科診療ガイドライン婦人科外来編2011」(2011年2月刊行)も最近でたばかりで、産婦人科の外来診療をするには必要です。

「産婦人科診療ガイドライン産科編2011」ももうすぐ発刊されるはずです。でたらすぐに買う予定です。

Williams Obstetrics 23rd ed.は、非常に厚くて重い本で、持ち運ぶのも大変な本ですが、権威のある本で産婦人科医は大体みんな一応持ってます。私も改訂のたびに最新版の本を買ってますが、まだ一度も読破したことはありません。改訂のたびに本が重くて大きくなってます。Williamsにはこう書いてあると言えば、それに対して誰も文句を言えません。 

腫瘍系の本では、日本婦人科腫瘍学会が発行している
卵巣がん治療ガイドライン2010年版(2010年11月刊行)
などの疾患別のガイドラインは全部必要です。それぞれ3年ごとに改訂され、その度に内容を一通り把握しておく必要があります。テキストとしてはNovak's Gynecology 14th ed.が権威本です。

現実問題としては、一人の人間がこれらの産婦人科の全分野をすべて万遍なくマスターするのは絶対に無理です。

そのうち、自分の専門分野が決まり、専門分野の修業に入ることになると思いますが、まずは大学病院で経験豊富な諸先輩の指導のもとで基本的な研修を開始してください。

私自身は、もともとは腫瘍系だったんですが、最近は周産期系の勉強の方に重点が移ってます。今まで周産期系の勉強はあまりしてこなかったので、最新の知識や技能に関しては若い先生達から教わることが非常に多いです。
お忙しい中ありがとうございました。 (北海道 hshi)
2011-03-05 22:08:24
大変参考になりました。

(当然といえば当然ですが…)希望通り、産婦人科11か月選択希望が通りましたので、ご紹介いただいたものを片手に、指導医の方々から生の技術、知識をそれぞれの症例から学びながら、少しでも早く現場の戦力になるよう精進したいと思っております。

(大変お恥ずかしいですが、成績は優秀ではなかったので、消化不良にならないように洋書はまずは辞書・参考書代りとして手元におこうかと思っております。)

このたびは、私のような若輩者に丁寧にお教えいただき本当にありがとうございました。
初めて投稿させていただきます。 (新米パパ)
2012-09-05 12:37:08
お忙しい中お答えいただけたらありがたいです。
私の子供なのですが、現在妊娠8か月になります。
7か月あたりで心臓の奇形が見つかり、
予定ではBTシャントからフォンタン、グレンとしなくてはならなそうとのことでした。
つい先日の検診で、横隔膜ヘルニアでもあることが判明しました。
これは、横隔膜ヘルニアのため心奇形になったのでしょうか?
横隔膜ヘルニアと心臓の手術で新生児は耐えられるのでしょうか?
今絶望の淵に立たされているような気持ちです。


長くなってしまい申し訳ありませんでした、
ぜひよろしくお願いいたします。

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