散 歩 B L O G

歩くことが唯一の趣味ですから。

バチカン市国

2011-09-29 | Weblog
ローマのはずれ、戦車競技場かなにかあったところでキリストの使徒ペテロという人が亡くなって、
お墓が作られた場所がいまではカトリックの総本山、バチカン市国になっている。

ローマの画像を整理していたら、バチカンの写真が2枚あった。あまり熱心に撮影しなかったのか、
それとも撮影禁止だったのかもしれないけど、たった2枚って。

高い高い塀に囲まれた建物の中が、ひとつの国家になってる。入口に長い長い行列ができていて、
もともと行列が嫌いだから入るのやめようかと思ったものの、そうそう滅多にくる機会もないから
並ぶことにした。美術品を見物するために通る中庭こんな感じ(上の写真)。


撮っちゃダメっていってるのに……

最後の審判のとき罰せられるなら、それはそれで仕方ないと思って『最後の審判』を写真に撮る。

順路に沿って建物の内部をあちこち歩いて回るだけで、部屋数も多いし、美術品の種類も点数も
多いから迷う。戸惑う。これがひとつの国かと思うと不思議でなくもない。

ルーブル美術館がひとつの独立国だって聞かされたら、ハイそうですかって納得できるだろうか。
ベルサイユ宮殿ならどうだろう。サンリオピュ-ロランドだったら?

ひとつながりの屋内で完結する立派なテーマパークに並び、いくらか入場料を払って楽しんだり、
ショップで記念品を選んだりする感覚に近い。
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