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教材配列の重要性

2010-03-17 | 日記
私の好きな日本の近代批評の創始者、
小林秀雄が次のようなことを言っています。


「大切な事は、真理に頼って現実を限定することではない、
 在るがままの現実体験の純化である。
 見るところを、考える事によって抽象化するのではない、
 見る事が考える事と同じになるまで、
 視力を純化するのが問題なのである。」
                           (『私の人生観』より)


今回、各先生方の模擬授業を拝見していて、まさに上記内容を想起しました。


実際、数学的緻密さは、
指導内容を教授していく際には当然配慮が必要です。

生徒の獲得した数学的知識を自分の中で早期に言語化してしまうと、
論理的思考の段階的発達を阻害するのはもちろん、
その言語化したものを機械的に暗記してしまう傾向にあるからです。

ですから、
抽象的概念の獲得を促す上で、
まずは視覚的に物事を捉えることでイメージ化した上で、
数学的思考を整理させる必要があるのです。


模擬授業をなされていた先生方に共通して言えるのは、

●図表を使い、「具体から抽象へ」といった学習内容の配列原理を
 しっかりと構想されていた

ということでしょう。

視覚に訴え、
そこから『思考→数式化』及び数学的定石の獲得へと
スムーズに授業展開していくことは、
まさに小林秀雄の言葉そのものだと言えます。


教授するものが、
いかに生徒の数学的な力の発達段階に応じて、
いかに教材配列できるか…
改めて自分の日常の授業の流れをどう作るかを考えさせられた機会となりました。


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2 コメント

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その通りですね。 (magyshingo)
2010-03-18 07:16:06
四面体を磁石のおもちゃや、化学模型で作ったのを見せて、講義をすると、理解が違ってきましたね。
四面体の図を書いても、ただの四角形を思っていた生徒がいたのも、発見でした。
実際、生徒に作ってもらったり、折り紙を使って、四面体を折ったり(これは、二つのパーツからできるので、組み立て自由なんです)それを作って、持って帰ってもらったしています。
UNOもかなり使える教材で、よく一緒に遊びを混ぜて、確率、場合の数をやったりすると、かなり食いつきがよかったです。
いつもコメントありがとうございます。 (コロン)
2010-03-18 09:25:52
いろいろと実践的な指導をされているのですね。

是非先生とコメントでのやりとりだけでなく、いろいろとお話したい…、今、胸の躍動、衝動が止まりません!!

magyshingo先生、先生となんらかのアクセスできる手段がほしいのですが…mixiや他のSNSなどされていませんか???

もしされていないのなら…twitterやSkypeでも構いません。

M野先生とのつながりがあれば、私との連絡手段はM野先生がご存知のはずなので…いずれにしても、一度お話がしたいと心から思っています。

どうぞ宜しくお願いいたします。

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