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物理から数学教育を考える

2010-04-11 | 日記
最近、
物理ネット予備校の田原真人先生とよくお話をするのですが、
物理と数学…共通項があるようでない、
でもその部分が今の数学教育に欠けている部分かも…
なんてふと思うことがあります。


物理は、
無限の自然現象をまず
実験データを集積した上で規則性を読み取り、
それを数式としてまとめる、
いわば有限個の『法則』にまとめる作業をしますよね。

その上で、その法則と法則との間にどんな関係があるのか、
法則間で成立する『原理』を作る…
そんな方法論が取られているはずです。

一時期、『万物の理論』など論議になりましたが、
それらのアプローチも基本的には上述したことでしょう。


そういった物理観をきちんともたれている方は、
教科指導でもそれが息づいていて、
一つの単元で鍵概念、例えば力学なら運動方程式というように
アプローチの材料を1つに絞り、
それをたよりに多くの問題を解く…という手法を取らせています。

問題解決過程もまさにそう…、
問題を解く上で数学的処理、思考も首尾一貫して1つの方法論で
解かれるのです。

それがどの科目でも統一して指導されれば、
確かに物理の世界観はもとより
問題解決のための思考も体系化されますよね…。


数学の場合、確かにそのような点もありますが、
1つの問題からさまざまな関連科目の切り口を見せたりします。

また、グラフや図などもあくまでも思考の整理の材料で、
その後は数式処理(それも多様ですよね…)に専念する…
というようなことが多々あります。

それを否定しよう…というわけではないのですが、
数学の道具の活用、創作の自由度がありすぎて、
逆にそれについていけない生徒が、
数学嫌いになる…そんなこともあるのかもしれません。


多様な数学の世界を見せたいからこそまず
そのアプローチ方法の核を作る、
例えば
数学史へのアプローチから、一つの教科観を見せた上で、
そこから数学の発展方法を提示、
その方法論で各科目のアプローチを統一して指導してみる…、
もしかしたらそんな指導方法も1つの試みとして
必要なのかもしれませんね。

それが、
数学の大海を航海する大切な羅針盤になるような気がしますし、
そこから新たな発見もあるのかもしれません…。


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