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Les Films de la Colombe d'Or 白鳩が黄金の鳩になるよう人生ドラマを語る!私家版萬日誌

「プーチンはなぜウクライナで大きなリスクをとろうとするのか」 WSJ記事 解かりやすいウクライナ情勢裏

2014-07-22 | 脳裏のなかで

  「プーチンはなぜウクライナで大きなリスクをとろうとするのか」 2014年7月22日 09:42 JSTWSJ記事

 プーチン大統領が率いるロシアがウクライナ南部のクリミア半島併合を決めた事からくすぶっていた火が広がり始め、ついにウクライナ東部でのマレーシア航空機撃墜事件が起こりました・・・。この併合を機にウクライナ国内での親ロシア派武装勢力による武力支配がロシア国境近いウクライナ東部で行われて現政権の多数派である新体制支持派との対立が激しくなっていた矢先に起こったのがマレーシア航空民間旅客機撃墜事件ですが、いまだ使用された地対空ミサイル?を撃った方は両者言い争いで藪の中ですが、そのミサイルはロシア製であるのは間違いがない事実のようです・・・。また親ロシア派武装勢力が使っている武器はロシア経由で手に入れているようだし、更には親ロシア派武装勢力集団に武器の使い方を教えているのがロシア軍人(現?また助っ人外人部隊として?)だということは隠せない事実のようです。
 この状態をみていまだロシアプーチン大統領その関与を否定しています。その理由がこのウォールストリートジャーナル紙WSJのこの記事「プーチンはなぜウクライナで大きなリスクをとろうとするのか」 で解りました。
 つまりウクライナの旧政権新ロシア派政権下での成長の低さによる経済低迷から、新政権による新EU派路線にウクライナが移行しようとし、ポーランドのようにEUに依存し国内の経済成長率を上げ国民の生活が豊かになったように国の方向転換を始めた事をロシアとして阻止したいためのようです。なんとポーランド親EU派は、ウクライナ親ロシア派のほぼ2倍の伸び率で成長していたのですからロシアとしては面白くないはずです。
 結局はEU/アメリカ西側政権VSロシア東側政権の経済政策闘争のようです・・・。とばっちりはアジアン諸国になるのは納得がいきませんがー。早急にもマレーシア航空民間旅客機撃墜事件を究明してもらい、このユーラシア大陸東西戦争を終焉して頂きたいものです。
 このWSJ記事を読んでもらえばなお解かりやすいかと思いますので熟読をお願いします。プーチン大統領がみる夢 ”ロシア帝国の再建”という夢は”夢の夢”なのでしょうか?



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