頭文字A


Z7 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

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このところ仕事で使っているメールアドレスに迷惑メールが沢山来る。
毎朝パソコンを開くたびに、百件以上来ている。
休み明けの日など、数百件来ていることもある。

すべて海外からのメールで、来るのは夜中が多いが、日中もポロポロと数十件入ってくる。
そういうメールのほとんどが、自動的に「迷惑メール」フォルダに振り分けられる。
メーラーのフィルターに引っかかるということは、公けに迷惑メールと認識されているものなのだろう。

大量の迷惑メールをしっかり弾いてくれるのは助かる。
とはいえまれに重要なメールが紛れ込むことがあるので、一応迷惑メールのフォルダも目を通す。
ざっと見て大丈夫そうなら、フォルダの中身を一気に削除してしまう。

とても不思議なのだが、メールの発信人の頭文字が「A」ばかりなのだ。
Aで始まる外国人の名前がズラーッと並ぶ。
いつかBに移るのかと思っても、その気配はまったくない。
ずっとAばかりが並ぶ。
たとえば100件くれば、95件くらいはAで始まる名前の発信者からのメールである。

試しに差出人名でソートをかけてみたところ、同じ名前の発信者から複数回送られてきていることがわかった。
総数が数百件でも、ひとりの名前から5~10通程度送られてくるので、発信者は20名ほどである。
それがすべてAで始まる名前なのだ。

同じ迷惑メールを送るにしても、何が目的でAの名前ばかり使うのだろう。
いろいろ考えてみたが思いつかない。
もしかして名前がAから始まる人は、本当に迷惑な人が多いのだろうか・・・
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ある依頼 4


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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数日かかり最後の3つ目の荷物が転送サービス会社に到着した。
同梱品の保管期限の30日まであと数日であった。
それを過ぎると保管料を取られる。

早速3冊の本の出荷依頼をかけた。
3冊を一梱包にして送ってもらうのだ。
翌日料金を知らせるメールが届いた。
それが予想していたものより高い。

内容を見ると、1アイテム毎に手数料が取られる仕組みのようだ。
2アイテム目以降は少し安くなる。
しかし何度も手数料を取ってしまったら、同梱出荷のメリットが薄れるではないか・・・

と文句を言ったところで仕方が無いので、すぐにPaypalで料金を支払った。
その翌朝には出荷連絡のメールとともにトラッキングNo.が送られてきた。
あとは到着待ちである。

これまでにかかった費用の一覧表を作った。
各アイテムごとの金額と円換算額。
換算レートも毎回変わってくる。

結局かなり予算をオーバーしてしまった。
一冊4千円くらいまででと言われていたのだが、実際にはあれこれと想定外の料金がかかり、一冊約6千円かかってしまった。
本自体は3千円前後で手に入れたのだが・・・
到着したら今度は僕のところから先方に送る国内の送料も加わる。

なかなか考えた通りにはいかないものだ。
この程度の価格の買い物は、送料の占める割合が大きくて、「お得」に買うことは難しい。
今回の場合は日本では手に入らないものだから仕方がないが・・・

それはそうと、まだ荷物は到着していない。
今度こそ、これでめでたく終了・・になってくれればいいのだが・・・(笑)
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ある依頼 3


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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さて、売主からメールが届いてから数日経った。
トラッキング情報のステータスを見ると、いまだに最初の状態のままだ。
出荷したことになっているが、それはナンバー付きのラベルを発行したということで、実際に荷物が出たという意味ではないらしい。

一週間待ったがそのままなので、まだ何か起きているなと思い、こちらからメールで問合せをした。
「もう私の本を出荷してくれましたか? いつ頃到着するでしょうか?」
翌朝には先方から「すぐに調べる」という返事が来た。

そして先方から長いメールが来た。

・問合せを受けて驚いて、地元の郵便局に聞きに行った。
・荷物の捜索に約25分もかかり、ついに「引き取り手なし」のボックスの中に荷物をみつけた。
・局からは、もしかするとボックスに落としたかもしれない・・という説明があっただけであった。
・伝票はしっかり貼られており、荷物は無傷であった。
・彼らは特急扱いで出荷してくれるが、ステータスに反映されるのは少し時間がかかるかもしれない。
・この2ヶ月で同様の事故が3回起きている。
・心から謝罪する。あなたの忍耐強さに感謝する。

恐らく嘘ではあるまい。
水の被害があったという事だが、台風に襲われたのだろうか。
地域の郵便局も混乱している可能性はある。
・・と、好意的に見てあげる僕なのであった(笑)

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ある依頼 2


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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すぐに方法を思いついた。
転送サービスを利用すればいいのだ。
3冊の本をそれぞれのお店から、いつもの転送サービス会社に送ってもらう。
まあ、誰でもそういう結論になるのかもしれないが・・・(笑)

米国内の送料はそれぞれ3ドル程度である。
オレゴンの転送サービス会社のロッカーに、3冊全部揃ってからまとめて出荷すれば、送料も一回分で済む。
というか、それが転送サービスの本来の使い方だ。

そこでアマゾンの登録住所を転送サービス会社のものに変えたところ、問題なく注文を受け付けてくれた。
後からわかったのだが、アマゾンで注文する場合は、いちいち転送サービスのサイトから荷物のデータを登録しなくても、アマゾンからの注文受付のメールを転送するだけでいいようだ。
そういう便利な仕組みになっているのだ。
知らなかったので、ひとつひとつ打ち込んでしまった。

そのうち二つはすぐに出荷された。
そして数日後にはオレゴンの転送サービスに到着した。
ところが1冊だけ対応が遅れている。
他の荷物が届いた頃になって、やっと輸送のステータスが更新されて出荷となった。

問題はそこからだった。
そのままステータスが1週間以上経っても動かない。
出荷されたままどこにも到着しないのだ。

仕方なく売主に荷物がどうなっているか問い合わせようとした時、先方からメールが届いた。
内容は次のようなものであった。

・出荷ラベルはプリントしたが実際には荷物はまだ出荷していない。
・販売しているアイテムが水害に遭い大変なことになっている。
・あなたの注文した本は被害リストには載っていないと思う。
・しかし3800ものアイテムを安全な場所に移動しているので混乱している。
・何とか今日中に探し出して対処するからもう少し待って欲しい。

自分のものを買ったわけではないが、そういう時に限っていろいろある(笑)
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ある依頼 1


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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ウエスタン関係の知り合いから、洋書を米国から取り寄せてもらえないかと言われた。
何年も探しているが、手に入らない本が何冊かあるのだという。
もちろんウエスタン関連の専門書である。
僕は20年以上前に買って持っているが、確かに今となっては希少本なのかもしれない。

皆が探しているらしいが、ウエスタン好きは高齢の方が多く、往々にしてインターネットは不得意である。
ネットの検索で表紙の画像を見られても、購入方法が分からないという人もいる。
何年にも渡り、指をくわえて見ているだけだったようだ。
それなら一肌脱ごうと引き受けることにした。
まあ、探せばみつかるだろうと思ったのだ。

まずはeBayで検索した。
何冊か出品されているが、予想外に高い。
僕が買ったころは1冊2000円くらいであったが、今は1万円以上するものもある。
しかも日本までの送料が1冊ごとに数千円かかる。
これではトータルで何万にもなってしまう。
予算オーバーということで却下。

次に米国内の本屋を探したが、メジャーな本ではないので、まったくみつからなかった。
20年ほど前に僕がよく取り寄せていたウエスタン関連の専門店は、お店自体がもうなくなっていた。
もちろん日本国内のお店にはあるわけがない。

そこで米国のアマゾンを見たところ、中古で何冊か出ているのをみつけた。
古本だがほぼ新品の状態のものもある。
価格もeBayより安い。

早速注文しようとしたが、日本のアマゾンのIDを入力しても受け付けてくれない。
仕方なく米国アマゾンで新たにIDを作った。
意外にいろいろと手間がかかる。

ところが、いざ注文しようとしたところ、エラーになってしまい処理が進まない。
海外にも出荷してくれるようなことが書いてあるのだが、実際には対応していないようだ。
別々のお店から3冊買い物かごに入れたが、注文処理に進もうとしたら、3冊とも発注エラーになってしまった。
登録した住所が日本だからだろう。
さてどうしたものか・・・
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多忙な日々


Z7 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

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今日は仕事の上で一度にいろいろなことが起きて大変だった。
ただでさえ忙しいところに、次から次へと新しい問題が発生し重なっていく。
出来る範囲で対応したが、到底すべてを終わらせることなどできなかった。

明日も仕事が山のように残っている。
来週、再来週はさらに忙しくなる。
その上来月は年末だし、来年1月から2月にかけても大きな出来事が控えている。
何だか書いただけで疲れてしまった(笑)
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汚し


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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そろそろ寝ようかと寝室に向かった時、玄関に並んでいるブーツが目に入った。
明日履こうと思い用意したウルヴァリンの1000マイルブーツだ。
貴重なアレン・エドモンズ製のモデルではなく、現在も普通に売られている製品である。
品質はほどほどなのだが、何故か履きやすくて今でも愛用している。

バーガンディのクロムエクセル製で、油をやりすぎて革がクタクタになっている。
比較的安価なブーツということもあり、普段からそれほど気を遣ってはいない。
雨の日に履いてそのまま放置したり、過剰にオイルを与えてみたり・・・
どちらかというと実験台にされてきた靴と言ってもいい。
そのためアッパーには艶が無く、バーガンディ一色ののっぺりとした色合いになっている。

ふと、この茶色いアッパーに、黒いクリームを塗ったらどうなるだろう・・と思った。
クロムエクセルは色に染まりやすいので、外観に何らかの変化があるはずだ。
実は前からやってみたかったのだが、一度やってしまったら元には戻せない。
そのため躊躇して実際にやることはなかった。
それが寝る直前に何故か急に実験してみたくなった(笑)

まずは油性のサフィールノワールのクレム1925の黒を摺り込んでみた。
しかし思ったほど色が浸透していかない。
そこで一度拭き取って、より強く染み込みそうなコロニル1909の黒を使うことにした。
墨汁みたいなベタッとした黒で、かなり浸透力が高そうだ。
タオルに付けて恐る恐る塗ってみると、じわじわとクロムエクセルに黒い色が乗っていく。
と言っても絵の具で塗るような直接的な感じではなく、擦っているうちにやんわりと黒いムラが付いていくのだ。

これはなかなかいい。
ゴシゴシ擦るので、表面に艶も出てきた。
革好きならゾクッとするような色合いに変わってきた。
ペンキを塗ったようにバーガンディ一色だったクロムエクセルに、表情と立体感が出てきた。

最初はトゥだけのつもりだったが、嬉しくなってしまい、サイドやヒールの方にも塗ってみた。
プラモデルの「汚し」のテクニックみたいで、靴がどんどんカッコよくなっていく。
存在感抜群になり、どこの靴だろうと二度見するような外観になった。

という訳で、調子に乗って夜中までかけてクリームを塗ってしまった。
お陰で今日は眠くて仕方が無い。
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変化


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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デジタル一眼レフのD850からミラーレスのZ7に変えてどのような変化があったか。
一ヶ月以上使ってみて、感じていることを書く。
もちろん人によって写真の撮り方は異なるから、誰にとっても当てはまることでは無い。
あくまで自分の感じていることである。

まずオートフォーカスの精度が上がった。
追従性とか被写体の認識度の問題ではなく、純粋に合焦の精度が上がった。
D850(というより一眼レフカメラ全般)の位相差AFは、拡大してみると微妙にずれていることが多く、何枚か撮ってその中からピントが合っているものを選ぶしかなかった。
あるいは三脚で固定してライブビューでコントラストAFで合わせるかだ。

しかしZ7の場合はコントラストAFと像面位相差AFを組み合わせたハイブリッド型で、普通にAFで撮ってもかなりの精度で合わせたいところにピッタリ合う。
これは本当に助かる。

また何度も書いているが、重量が軽くなり身体への負担が減った。
ボディ本体ばかりでなく、レンズ、固定具といった周辺機材の重量も少なくて済むようになった。
だからトータルでかなり軽くなっている。

Z7になって首から提げて歩いても、それほど負担に感じなくなった。
そのためスリングで腰の横にぶら下げて歩き、サッと構えて撮るスタイルで一日通せるようになった。
楽になった結果撮影が楽しくなり、以前よりカメラを持ち歩くことが多くなった。

そして一番大きいのは、Zマウントのレンズが使えることだ。
ボディ自体にも、画像処理エンジンのバージョンの違いで、表現がより現代的になっているという違いはある。
だがその差は驚くほどではないかもしれない。
むしろ高性能なZマウントのレンズが使えることの差が大きい。
D850では逆立ちしても使えないのだ。

Zマウントのレンズは現時点では2本しかないが、今までのレンズは何だったのかと思うほど高画質な製品に仕上がっている。
今後登場するレンズもどんなものであるか楽しみである。
まあ一番好きな35mmが最初に出てしまったので、あとはいらないと言えばいらないのだが(笑)

今のところ感じているのはこんなところである。
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替え刃


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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毎朝髭を剃るが、髭剃りの替え刃の価格の高さには辟易していた。
時折書いているが、いわゆる「消耗品で儲ける商売」だ。
髭剃りの本体は安く買えるのに、それを維持していくのにお金がかかる。

いつも買う髭剃りの替え刃は、何個か入った箱が数千円する。
近所の薬局での価格だが、計算すると1個当たり500円ほどになる。
ネットで安いお店を探しても、やはり300円程度はするようだ。

毎日使うものなので、もう少し安くならないかと思う。
200円くらいが妥当ではないだろうか。
薬局で替え刃に数千円払うたびに、ちょっと高いな・・という気持ちになる。

少し前だが、髭剃り本体と替え刃17個入りというセットが出た。
計算してみると、薬局の価格で1個当たり300円を下回る。
ネットの最安値は200円を切っている。
これはいい。

いよいよ価格破壊が始まったかと思い、早速購入した。
しかし替え刃が17個もあるとけっこうもつ。
1個をどのくらい使うかだが、僕の場合だいたい2週間から3週間使うようだ。
17個だと2週間なら約8か月、3週間なら1年近くもつことになる。

髭剃り用の刃は、おろした初日は切れ味が鋭い。
気を付けないと怪我をするほど深剃りが効く。
ところが二日目からどんどん性能が落ちていく。
数日後には鋭さは感じられなくなり、何となくパッとしない状態で安定する。
もう限界かな・・となったところで交換するのだ。

17個セットの替え刃だが、さすがに使い出があった(笑)
1年とまではいかないが、使い切るのに何か月かかかった。
気になったのは、後半になると新しい刃でも切れ味が今一つに感じられたことだ。
刃を新しいものに交換しても、新品の時の鋭い切れ味がないのだ。

刃に賞味期限があるのか、時間とともに劣化していくように感じた。
水分の多い洗面所で保管するので、その影響を受けるのかもしれない。
ウーム・・いくら安くても一度にいっぱい買ってはダメとなると面倒である。
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ブラックストラップ


Z7 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

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NETHUNSのScuba500(SS512)に HDT DESIGNのZULUバリスティック・ナイロン・ベルトのブラックをつけた。
前回と同じくベルト幅は22ミリで、やはりNATOタイプではなくZULUバックルの2リング式とした。
ベルトの長さは程よく、レーザーで切らなくてもうまく収まってくれる。

本来は最初に紹介すべきスタンダードな組み合わせであろう。
SSS12の場合文字盤が白い事もあり、時計本体がけっこう主張してくる。
こういう個性を抑えたベルトと組み合わせることで、時計が浮き立つと同時にうるささも薄まる。
パッと見た時に時計本体に目が行くようになる。



ナイロン・ベルトは安価で、価格的にもこの時計と合っている。
ただし耐久性はそれほど高くなく、1年も使っているとけば立ってくたびれてくる。
価格も2、3千円と安価なので、消耗品と考え、程々で買い替えるべきであろう。

ブラックのナイロンベルトの地味な存在感は、この時計を日常的に使うのにちょうど良い。
休日などは、前回紹介したグレー・ラインのボンド・ストラップに付け替えただけで、かなり表情が変わる。
ナイロン・ベルトは複数本持って、その日の服装に合わせて使い分けるのが面白い。

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富有柿


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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従兄弟から柿が届いた。
山梨県の石和の富有柿だ。
出張先から送ってくれたようだ。
石和の富有柿は皇室献上品として有名らしい。

立派な柿が箱に2段ぎっしり詰まっている。
久しぶりにこんなに見事な柿を見た。
種は無く、味は濃厚でとろけるように甘い。
今年は台風が多かったが柿の出来具合はどうなのだろう?

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タヌキ


Z7 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

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街に出たら東京メトロのキャラクターのタヌキがいた。
メトポンというらしい。
胸にそう書いてある。

子供たちが喜んで集まってきた。
単純で分かりやすいキャラクターだからか、子供が寄ってくる。
というか、ゆるキャラと写真を撮ることには、子供の方が慣れているようだ。

しかしそこでMrs.COLKIDから厳しい意見が出た。
「なぜタヌキなの? 地下鉄ならモグラにすべきよ。その方が分かりやすいでしょう。だいいちタヌキはすぐに轢かれちゃうから電車にはふさわしくないわ」
まあ、確かにその通りだ。

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鶏肉


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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父親は鶏肉が嫌いであった。
何でも好き嫌いなく食べる人だったが、鶏肉だけは食べたがらなかった。
母親によると、当時ソ連の航空会社であったアエロフロートに乗ってからだという。

昭和40年代の初めの頃の話である。
仕事でヨーロッパに行くのに、アエロフロートの安い航空券を買った。
海外に行くのは今より遥かに大変な時代で、少しでも安いチケットを選んだのだろう。

ところが機内で出されたチキンが、恐ろしく不味かったらしい。
しかもそれが何度も出たという。
それを食べて以来、チキンが食べられなくなってしまった。
大抵のことはものともしない父親が、食べられなくなったのだから、余程の事だったのだろう。

しかしちょっと食べただけで、それ以前は好きだったものが食べられなくなってしまうというのは、尋常なことではない。
一体どのようなチキンだったのだろう。
半分笑い話として聞いていたが、それが具体的にどのようなものなのか、思い浮かべることは出来なかった。

数年前、あるところで、冷凍保存していたらしいチキンを食べた。
白いささ身であるが、噛んでみると中央部分がまだ冷たかった。
まあいいやと思い食べたが、そのうちその中央部の臭いが鼻につきだした。

噛むと解凍で出たらしい水分が滲み出してくる。
真ん中は生っぽい味がする。
「うっ・・・」
段々と気分が悪くなってきた。
吐き気がして、僕にしては珍しく途中で箸を置いた。

それ以来、僕もチキンがあまり好きではなくなった。
美味しいチキンならいいのだが、少しでも味の悪いものを食べると、あの臭いが蘇ってしまう。
父の経験した食べられなくなる程の不味さって、もしかするとこういうものだったのではないか・・と最近考えている。
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腹筋


Z7 + FTZ + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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お腹に少し筋肉をつけようと、久しぶりにワンダーコアを出してきた。
通販の健康グッズではよくある話だが、埃をかぶって部屋の隅に追いやられていた。
それを部屋の真ん中に引っ張り出して、早速腹筋運動を始めた。

しばらくこの手の運動をしていなかったので、身体が硬くなっている。
最初は恐る恐るだったが、グーンと背筋を伸ばすと気持ちがいい。
調子に乗って何十回かやった。
けっこう汗をかいた。

翌日も同じようにやる。
毎日続けないと意味が無いのだ。
ワンダーコアを広い場所に移動して、腹筋運動を開始する。
もう少し、もう少し・・で、やはり何十回かやった。

翌日、腹の筋肉が痛い。
動くたびに腹筋に痛みを感じる。
くしゃみなんてしたら大変で、腹を押さえてしゃがみこんでしまう。

その日もワンダーコアをやろうとしたが、痛くて出来ない。
1、2回頑張ったところで腹が攣ってしまい、いたたた・・・と動けなくなり、そこでダウンした。
トホホ・・・こう腹の筋肉が痛くてはとても無理だ。

・・・これってバカ?
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JBストラップ



Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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NETHUNSのScuba500(SS512)に HDT DESIGNのZULUバリスティック・ナイロン・ベルトをつけた。
ベルト幅は22ミリ。
シルバーのZULUバックルの2リング式。
ブラックにグレーのライン2本の、いわゆるジェームズ・ボンド・ストラップである。

よくあるNATOタイプはあえて選ばなかった。
大きめのダイバーズ・ウォッチは、ケースがごつくて平たいのでベルト上で幅を取る。
NATOタイプだと時計の位置の微調整が利かないので、バックルが横に来てしまい何となくしっくりこないのだ。
個人的には普通の2リング式の方が融通が利いて使いやすいと感じている。



グレーの2本線のナイロン・ベルトは、ロレックスのサブマリーナの組み合わせが定番である。
初期の007映画の中で、ショーン・コネリーのボンドが着けていたからだ。
ご存知だと思うが、実際のベルトは緑がかったグレーのふちに細い赤いラインが入っていたと言われている。
最近はそこまで忠実に再現したベルトも多い。

しかし一般的にはグレー2本線のベルトがボンド・ストラップとして売られているようだ。
ダイバーズ・ウォッチと特別マッチングがいいとは思わないのだが、ポピュラーで見慣れている組み合わせのためか安心感がある。
Scuba500のSS512は白い文字盤が効果的で、華やかさが程よく加わってくれる。

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