オーソペディック


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なぜニューヨークにモディファイド・ラストのオールデンを扱うお店があるかわかった。
米国内でもニューヨークはさすが世界一の都市だけあり、相当の靴マニアがいるそうで、本来矯正靴用であるモディファイド・ラストの履き心地の良さを知る人が結構いるのだそうだ。
つまり健常者向けにもモディファイド・ラストの靴の需要があるわけだ。
そのお店もお客の半数は医師の診断書を持った足に疾患を持つ人たちだが、残りは靴が好きな愛好家たちだという。

以前も書いたが(2016年5月23日の日記)オールデンには一般向けのニューイングランド・ラインと足に疾患を持つ人向けのフットバランス・ラインの2系統の製品がある。
モディファイド・ラストは本来フットバランス系として開発されたラストである。
アーチ部分をぐっと持ち上げながら踵を確実にホールドし、指先は自由に解放する・・という独特の作りになっている。
その履き心地が素晴らしく、デザイン的にも優れていると気付いたバイヤーが、フランスや日本で一般向けの靴として展開してきたわけだが、本国にも少なからずファンがいるということだ。

しかしオーソペディック系の革靴という分野自体は、どんどん衰退しているのが実情だという。
オールデンでも、オーソペディックのラインは大幅に種類を減らしており、力を入れているとはとても言えないようだ。
矯正靴で検索してみるとわかるが、基本的にはスニーカーに準ずる作りのものが多い。
スニーカーという足への負担の少ない靴があるのに、無理に革靴で矯正靴を作る理由はないのだ。
人々の生活習慣が変わり、履く靴も変わったということだ。

全盛期の米国の靴メーカーは、オーソペディック・シューズの流れを汲むものが多い。
オールデンを始め、フットソーポート、E.T.ライトなど、博士が提唱する「脚にいい靴」の理論に基づいて設計されている。
ちょどその頃米国で健康ブームがあり、人々の関心が健康グッズに集まった中で、オーソペディック・シューズも発展したのだそうだ。
時代が変わり、靴の主流が革靴からスニーカーに移るとともに、革靴のオーソペディック・シューズの需要も減少していった。
しかしオールデンのモディファイド・ラストに関しては、その履き心地に惚れ込んだ靴好きたちに支えられて、例外的に生き残っているのである。
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ブザー


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帰宅している。
朝4時台に起きて、一番の飛行機で帰ってきた。
一度帰宅し、荷物を置いてそのまま出社した。
これだと時間が有効に使える・・と思ったら大間違い。

変な時間に起床するものだから、リズムが狂ってしまい、結局一日眠くて仕方がない。
しかも乗り継ぎも悪く、空港から自宅に戻るまでにかなり時間がかかった。
会社では溜まっていた仕事を片付けたが、それだけで疲れ切ってしまい、今日は程々にして帰ってきた。

保安検査だが、行きの羽田ではオールデンのシャンクが引っかからなかったのに、帰りのローカルな空港で引っかかった。
今まで一度もその空港では引っかかることはなかったのに・・・
今回も大丈夫だろうとたかをくくってゲートを通過したら、あっさりブザーが鳴った。

しかも、足元で引っかかっているので靴を脱いでください、とすぐに言われた。
以前は問題のある場所まで特定できるのは大きな空港だけだった。
各空港の検査機が全体にグレードアップしたのか、あるいはX線の照射レベルを上げたような気がする。

何か理由があって保安検査を強化したようだ。
東京オリンピックだろうか?
一時話題になったが、検査員にはこちらの服は全部透けて見えているのかもしれない。
最初からブザーが鳴るのが分かっていて、やはり引っかかりましたねと毎回繰り返さなければならないのも、何だか辛いものがあるが・・・(笑)
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ノート


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出張先のホテルで仕事をしようにも、ノートパソコンなので限界がある。
性能的にはデスクトップと変わらなくても、使いやすさで大きな差がある。
画面は小さくて暗いし、キーボードも使いにくい。
ここまで使用感に違いがあると、実際の生産性も違ってくるだろう。

今はパソコンさえ持たない人が多いが、仮に買うにしてもノートを選ぶ人が大半だ。
デスクトップは会社で使っているので、自宅ではノートで十分ということだろうか・・・
いや、実際には会社でもノートという人も多いはずだ。

よく小さいノートブックばかりで疲れないものだと感心する。
僕のように老眼で、指が太く、その上肩がこりやすい人には、ノートを長時間使うのは辛い。
特に画像の色の調整は相当しんどい。

真面目な話、ホテルに機材を送ったらどうだろうかと考えた。
本体はノートで代用できるので、それに繋ぐモニターとキーボードだけ送るのだ。
どちらも平たいから、専用の箱を作っても、それほどのサイズにはならないだろう。
滞在する部屋に設置してしまえばいい。
案外いいアイディアかもしれないと思い始めている。
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黒いショセ


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chausser(ショセ)のクラシック・ライン C-793 ブラック。
アッパーは日本製キップ。
サイズは25-1/2。



先日ショセのクラシック・ラインのコードバンを購入した。(2018年2月18日の日記参照
このシリーズの木型が気に入り、今回、より使いやすい牛革の黒を購入してみた。
海外ならカーフと呼ぶところだが、日本製の革ということで厳密にキップと称している。

前回のコードバンモデルのラストは、日本の靴としては珍しいほど気に入った。
履き味が非常に個性的で、今まであまり履いたことのない感触であった。
しかも自分によく合っているように思えた。

今回は天候に左右されず、より気楽に履くことの出来るキップを選んだ。
ちょうどプレーントゥの黒を探していたこともある。
当初はオールデンなども考えたが、あの履き味ならショセを試すのも面白いのではないか・・と考えた。



前回も書いたが、このクラシック・ラインより上級のシリーズにサブライム・バイ・ショセがある。
念のためもう一度サブライムの方も履かせてもらった。
サブライム・バイ・ショセの方が柔らかく無難な履き心地である。、
しかし履き比べた結果、やはりクラシック・ラインの個性の強い履き味が面白く感じられ、今回もこちらのシリーズから選ぶことになった。

土踏まずから踵にかけて、ギュッと絞り込んである。
まるで何かで強く掴まれるかのように踵がホールドされる。
指先には十分な余裕があり、やはりオールデンのモディファイド・ラストに共通したものを感じる。
ただしモディファイドのフィット感は、それに土踏まずの持ち上げ感が絶妙に絡んでくるのだが・・・



サイズは25.5である。
ご覧の通りヒョロッとしたデザインで、全長が長いため捨て寸はかなり多めになる。
ひとつ下の25も試してみたが、そちらだと足の幅の広い部分がパンパンで少しつんのめり感も出てくる。
僕の足に合うのはやはり25.5の方だろう。

ショセらしいふっくらとしたトゥのドームは、まさにその捨て寸の部分に当たる。
そのため親指の付け根の曲がり皴は、このドームの手前部分に入る。
捨て寸が大きいのは少し気になるのだが、先端の光沢仕上げされた膨らみの部分が綺麗に残るので、こういう設計なのかもしれない。
ショセらしいロングノーズであり、本来は僕よりもう少し足の幅の狭い人の方が合うのかもしれない。



おろし始めから他の靴とはちょっと違うフィッティングである。
踵をしっかりホールドしてくれるので、安定感が素晴らしい。
絞り上げるような吸い付き方で、そのストレスは確かに感じるのだが、履いていて気持ちがいい。

シングルソールが柔らかいため、最初から実によく曲がってくれる。
太めの靴紐はきつく締まるタイプだが、実際ギュッと足に固定して履くべき靴である。
その状態でも羽根は並行に開いてくれて格好がいい。

踵から土踏まずまで、足の後ろ半分に靴が遊びなく喰いついてくるため、常に引き締まった感触が伴う。
一日かなりの距離を歩いてみたが、靴擦れなどは起きなかったが、やはり少し疲労感は残った。
アッパーに使われているキップは少しきめが粗いが、トゥの光沢仕上げの部分と皺を境にコントラストが出て悪くない。
下の写真は一日歩いた後の状態だが、皺の入り方もよく、なかなかカッコいい。

形は黒の外羽根式プレーントゥなので、ビジネスシューズとしても使用できる。
実際その辺りが狙いのシリーズなのだろう。
アクの強いショセを仕事で履くというのも、ちょっと面白いかもしれない。

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洗濯


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洗濯をしようと思い、洗濯物を袋に入れて、ホテルの1階にある洗濯室に行く。
安いビジネスホテルなので、自分で洗濯しなければならないのだ。
しかし2台ある洗濯機はどちらも使用中だ。
やむなく一度最上階にある自分の部屋に戻る。

衣服は3日分持ってきている。
少なくとも1回は洗濯しないと、最終日に着る分が足りなくなる。
一応昨晩も洗濯したので、今晩は無理しなくてもいいのだが、できれば予備にもう一組洗濯しておきたい。

1時間ほど経ってもう一度行ってみる。
先程洗濯機にあと何分で終わるか表示されていたので、それが終了してから行った。
洗濯主が洗い終わった洗濯物を取りに来るであろう時間も加えた。

ところが僕以外にも狙っている人がいたようで、2台ともすでに別の人が使用していた。
また最初からなので、終了するまでたっぷり時間がかかる。
意外に競争率が高い(笑)

しかしもう夜も遅くなってきた。
洗濯の工程が完了するまでに小一時間かかるが、今から始めると夜中の12時近くになってしまう。
ということは、そろそろ利用者も減ってくるだろう。

終わって10分ほど過ぎた時間にもう一度洗濯室に行ったところ、2台とも洗濯は完了して止まっていた。
そのうち1台はすでに主が取に来て、洗濯物はなくなっていた。

その空いたほうの洗濯機に洗濯物を入れて、洗剤とコインを入れて洗濯を開始した。
その度に最上階から洗濯物を持って下りたり上ったりしたが、3回目でやっと洗濯を始めることが出来た。
これだけ宿泊者がいるホテルなのだから、もう少し洗濯機を用意してくれてもいいと思うのだが・・・
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検査


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九州に来ている。
いつもの出張である。
年度末のすぐ後なので、4月の出張は慌ただしい。

靴はオールデンのクロムエクセルの外羽根式プレーントゥを履いてきた。
アンラインド(内張り無し)の非常に履きやすい靴である。
仕事用には、同じくオールデンのモディファイドのウィングチップを選んだ。
最近は大抵これになる。
一日中立っていなければならないので、疲労が少ない靴というと限られるのだ。
実は現在米国から到着待ちのものも、仕事に使うことを考えている。

結局僕はオールデンが一番好きなのかもしれない。
少なくとも足には合っているような気がする。
そのオールデンだか、空港の保安検査で引っかかるのが唯一の欠点であった。
今回もブザーが鳴るぞと思いながらゲートをくぐった。
ところが、鳴らずに通過出来てしまった。

検査が甘くなることはないだろうから、むしろ高性能になって、靴内部のシャンクを見分けられるようになったのかもしれない。
逆にスーツケースが引っかかって、何度か検査機を通した。
パソコンのアダプターとか充電コードとか、ケーブルがいっぱい入っているので怪しまれたのだろうか。
考えてみたら、糖尿用の「賢者の食卓」が白い粉なので、開けられたら変な嫌疑をかけられたかもしれない(笑)
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靴磨きセット


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明日から出張になる。
出張先で靴を磨かなければならない事がある。
移動時やホテルではラフな格好で過ごすが、仕事の時は当然スーツに革靴を履くことになる。

さすがの僕も革靴を何足も持って行くわけにはいかない。
スーツケースに1足入れていくだけだ。
ところがそれを一日履いていると、どうしても擦ったりぶつけたりして、磨いた面に傷がつく。
そのままの状態で翌日も履くと目立ってカッコ悪い。

鏡面を軽く補修するためにも、簡単な手入れ用具はやはり欲しい。
しかしありそうでなかなか無いことがわかった。
携帯用の靴磨きセットである。
あったとしても、中に入っているのは僕が欲しいものではなかった。

特にクリームとワックスが、僕の愛用のものとは銘柄が違う。
かと言って、いつも使っているクリームの小瓶・・というのも出ていない。
あの大きな瓶を、そのまま持って行くというのもスマートではない。

そこで携帯用の小さい容器を買いにハンズに行ってみた。
いろいろ探して、旅行用品のコーナーでみつけた。
化粧品などを旅行先に持って行くためのものだ。

その小さい容器にクリームとワックス(コロニルの1909とキィウィのパレードグロス)をつめた。
様々な色の靴に対応できるよう、それぞれ無色のものを選んだ。
同じ売り場に液体を入れる容器も売っていて、水滴を垂らせるような構造になっていた。
これは鏡面磨きには丁度いいと思い、そちらも購入した。

それに小さいブラシ(硬めと柔らかめの2種)、磨くための布類などを加えて、自分流の旅行用靴磨きセットを作った。
程よいポーチがあったので、それに全部を詰めて、スーツケースの中の端っこのほうに入れた。
それぞれ自分流のやり方があるのが靴磨きなので、空の容器に好みのものを詰める形でもいいから、旅先に運べるサイズにまとめた携帯用の靴磨きセットがあればいいのだが・・・
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輸入


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今日は午前中仕事をして、午後は切り上げて床屋に行った。
(床屋については備忘録でここに書いている)
やらなければならない事は他にも一杯あるのだが、人間が出来ることには限度がある(笑)

しばらく円高だったので、米国からひとつ靴を購入してみた。
前からいつか・・と思っていたオールデンのモディファイドだ。
ご存知かもしれないが、モディファイドばかり扱っているお店がニューヨークにあるのだ。

モディファイドといったら、米国本国では病人の靴呼ばわりされている。
健常者に需要があるのは日本とフランスくらいか・・と勝手に想像しているが、実のところどうなのだろう。
そのお店はオーソペディックシューズを中心に扱っており、モディファイドラストの靴を大量に保有している。

例によって日本には出さないとサイトに書かれている。
ところがどういう訳か、個人バイヤーを通じて海外通販するサイトで、そのお店に在庫している靴を日本から購入することが出来る。
仮にお店から直接個人輸入した(出来ないはずだが)場合の費用と比べてみると、概算で1万円程度上乗せした価格になるようだ。
どうもその辺の仕組みがよく分からない。
まさか実際には需要のほとんどは日本人とか・・・(笑)

今回はあえてその海外通販のサイトは通さず、お店から直接購入してみた。
もちろん日本へは送ってくれないから、転送サービス会社を利用した。
オレゴン州の転送サービス会社の住所で何の問題も無くオーダー出来て、Paypalでの支払いもスムースに完了した。
米国内の送料は無料なので、時間が少しかかるくらいで、お店から直接購入するのと代金はそう変わらないはずだ。

サイズは大胆に6EEEにしてみた。
大好きな幅広モディファイドの、最も僕の足に合うと思われるサイズである。
しかし現行のモデルでもこのサイズ感が通用するのかどうか・・・

問題の荷物は今ちょうど転送サービス会社から出荷されたところだ。
来週中に到着するとみられるが、僕が不在なので見ることが出来ない。
出張から帰ったらレポートする予定でいる。
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積み込み


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強風の中、荷物をトラックに積み込んだ。
来週の出張で使う荷物だ。
僕自身が使うものなので、積み込み作業に立ち会った。

大きくて重いものが多い。
僕は歳で腰をやってしまっても困るので、実際の作業は若手に任せた。
すでに荷物は倉庫に並べてあり、トラックをその横につけてもらった。

しかし凄い風だった。
台風並みで、猛烈という言葉がピッタリであった。
ゴウゴウと音を立てながら吹き付けてくる。
こんな天気予報だったろうか・・・

リストとペンを片手に積み込んだ荷物をチェックしていたが、風で紙がバタバタ揺れて書けない。
風ばかりでなく、飛んでくる砂や埃が凄い。
何度も目に埃が入ってしまい、開いていられなかった。

若手が大きな平たい荷物を肩に担いで積もうとしたところ、ドーンと強い風が吹いて飛ばされた。
「あっ、あっ、あっ・・」と荷物を持ったまま、よろよろと数メートル先まで行ってしまった。
何とか落とさずに済んだが、強風の吹くタイミングで倉庫から出ると、極めて危険なことが分かった。

飛ばされたらひとりではどうしようもない。
仕方なく3人でひとつの荷物を持ち、風の抵抗を受けないように、平たいものは水平にして運んだ。
トラックと倉庫の間の、ほんの数メートルの空間が危険なのだ。

そうしている間に、今度は倉庫の入り口に積んであった資材の大きな塊が、強い風でふわりと浮いたのが見えた。
これはまずいと、僕が駆けつけて手で押さえた。
荷物を積んでいる最中、ずっと押さえていなければならず、ろくにチェックすることも出来なかった。

とりあえず出荷までこぎつけたが、髪の毛はボサボサで疲れ果てていた。
さて、出荷が終わったら次の作業が待っている。
本当に忙しい週末である。
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専念


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今日はほぼ一日プログラミングに専念した。
そのためけっこう進んだ。
段々と自分の思っているような形に近付いてきた。

やはり他の用事が入らなければ仕事がはかどる。
何本か重要な電話だけ出たが、それ以外は他の人に任せた。
結局僕がやるしかないのを、周りも理解してくれたようだ。

最初はプログラムに分からないところが多く、仕方なく一度全文を紙にアウトプットした。
蛍光ペンを持って色を付けながら読んでいったら、やっと理解できた。
ひとつひとつのタグの意味は分からないものも多いが、とりあえずは何とかなる。

プログラムをいじり、プレビューを見て、気に入らないところを直す。
新しいバナーなどが必要な時は、Photoshopでささっと作る。
作ってみたら足らない画像もあって、カメラを持って隣室で製品を撮影し、急いで加工する。
それをアップロードする・・といった作業の繰り返しだ。

実は案外こういう仕事は好きだ。
自分の持っている能力にピッタリなのだ。
本当は一日やっていたいくらいだ。
しかし歳も歳なので、あまりに熱中し過ぎるのは良くない。
夕刻までほとんど休まずに続けたが、そろそろ危険と思い、余力を残した状態で今日はおしまいにした。

もっとも明日は明日で、他の仕事が残っているのだった。
来週の出張の準備が終わっていないのだ。
昼までに終わらせて出荷させる必要がある。
考えただけで大変なことになりそうだ。
プログラムの仕事の続きは、どうやら出張先でやることになりそうだ。
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専門知識


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訳あってひとり会社に残ってウェブサイトを作っている。
日中やろうとしたが、途中で別の用事が入ってしまい、何度も中断させられる。
この手の作業は、途中で中断するとまったく進まなくなるのだ。

夜なら誰も邪魔をしないので作業がはかどる。
電話が鳴っても出なければいいのだ(笑)
昼間理解できなかったことが、次々に解明されていく。

最初はけっこう苦戦した。
ウェブサイト用のプログラミング言語を勉強した事が無いので、その手の知識はほとんどない。
せいぜい初歩のHTMLくらいだ。
そのため勘に頼っていじっていた。
それで何とかなるかと思ったが、複雑な部分はそう甘くないことがわかってきた。

仕方なくプログラムについて簡単に解説しているサイトを探して、そこを読んで最低限の知識を得た。
元来この手の作業は嫌いではなく、ちゃんと勉強したいのは山々なのだが、僕がそれをやっている時間は無い。
というか、あなたがやる仕事ではないと怒られる。

とは言いながらも、立ち上げまでは僕がやらなければならないだろう。
バナーなどの画像作りは得意とするところで、プロが作るものより自分で作った方がいいものが出来る。
Photoshopでいくつか画像を作っているうちに、全体像が思い浮かんできて、そこからはスムースにいった。
要はイメージが出来ていなかったという事なのだが・・・
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まだ忙しい


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期末が過ぎたのに忙しい。
需要が少しずれ込んだようで、思ったより仕事が来ている。
まあいつまで続いてくれるか・・であるが・・・

来週は出張なのでその準備をしなければならない。
ところが同時進行で、あるプロジェクトを立ち上げなければならず、そちらもやる事がいっぱいある。
今日はこれとこれをやろう・・と予定していると、それ以外に余計な仕事が必ず入ってくる。
ついには何が何だかわからなくなる。
もう滅茶苦茶である。

そういう毎日を過ごしている。
これは出張先でも仕事に追い回されそうな予感・・・
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何度か履いてみて


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安藤製靴別注のクロムエクセルのOR1だが、あれから数回履いている。
2018年3月18日の日記
硬くて頑丈な同社らしい靴である。
つくづく安藤だなあと、履いていて嬉しくなる。

チロリアンシューズという事で、通常の紐靴よりフィッティングがシビアである。
踵の緩さが心配されたが、サイズは同一ラストのOR2と同じ25で正解だったようだ。
ソールの曲がりが良くなってくると、踵も付いてくるようになった。
そうなると履き心地が似てきて、やはり同じラストだなと感じるようになる。

特注したというシューレースはなかなかの優れもので、チロリアンシューズに良く合っている。
伸びがありシュッとしなやかに締めることが出来る。
確かホワイツの純正の平紐もこういう感触だった。

ソールを含めてかなり強固な作りのため、好き嫌いがあるかもしれない。
実はオリジナルのケベックを使ったOR1を持っていないので、素材をクロムエクセルに変えた違いはよく分からない。
ライニングが全面に張られた構造なので、機能面での違いは少ないかもしれない。
クロムエクセル特有のくにゃりとした質感は、ライニング無しの靴のほうがよく出るように思う。

正直なところ、この靴は数回履いたくらいではびくともしない。
まだまだこれからという感じである。
これからじっくりと育てていくのが楽しみだ。

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花粉症とマッサージ


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年度末で疲れていたが、あえて身体を動かそうと思い散歩に出た。
ちょうどフィッティングを試したい靴があって、その履き心地を味わいながら、けっこうな距離を歩いてみた。
薬のお陰で花粉症の症状も収まり、ひんやりとした気持ちのいい風が顔に当たる中を、マスクも付けずにどんどん歩いて行った。

さすがに疲れて、途中マッサージ店に電話をして予約を取り、帰りに寄って施術してもらった。
例によって男性を指定したのだが、その男性がマッサージの最中に時折動作が止まってしまう。
しばらく動かなくなるので「?」と思い耳を澄ますと、片手で何やらごそごそやっている。
どうも鼻をかんでいるようだ。

下を向いて力をかけて揉むので、花粉症で出てきた鼻水が落ちそうになるようだ。
僕の身体の上にかけてあるタオルを何度となく広げ直す。
おいおい・・僕の上に落とさないでくれよ。
というか、すでに落としているのかもしれないが、タオルで身体をカバーして何とか凌いでいるようだ。

気が気でなく、ヒヤヒヤしながら揉まれていた。
そのうち、こちらも鼻がグズグズ言い出した。
いい気になって花粉の飛ぶ中を長距離歩いたので、かなり吸い込んでしまったのだろう。
朝夕2回飲む錠剤があるのだが、あまりに花粉を大量に吸ったため、いつもより早く効果が切れてしまったようだ。

マッサージ中は、台の穴に顔を当ててずっとうつぶせの体勢で寝ている。
これは花粉症には辛い。
鼻水がどんどん出てくるので、ひっきりなしにすすっていなければならない。
カーテンで仕切られた中、施術師も僕も無言で、ただズルズルと鼻をすすりながらのマッサージが続いた。
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危険がいっぱい


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真っすぐな道を走っていたら、対向車がこちらの車線にふらふらと入ってきた。
完全にこちらを向いて進んでくる。
な・・何で!?
慌ててブレーキを踏んだが、これは正面衝突かというタイミングであった。

目一杯踏んだので、大きなスキール音がして、僕の車は激しく前のめりになった。
対向車の運転席で、驚いた顔でこちらを見るドライバーのおばさんの顔が見えた。
あちらも慌ててハンドルを切り、自分の車線に戻ろうとした。
2台がぎりぎりのところでぶつからずにすれ違った。

あまりの事に、最初は何でこんなことになったのか理解できず、自分が悪かったのだろうかと考えた。
しかし普通に制限速度内で自分の車線を走っていたら、対向車が勝手に飛び込んできたのだ。
こちらに非はないだろう。

道の脇を通行していた自転車を追い抜こうとしたおばさんドライバーが、こちらの車線に大きくはみ出してきたのだ。
対向車が来ていないか、当然確かめたのだろうが、何しろ高齢の女性だから動作が鈍い。
それから追い抜きを始めるのに何秒かかかり、対向車線を走ってきた僕の車とまともにぶつかるタイミングになってしまったのだろう。

間一髪衝突は免れたが、本当に危ないところだった。
あれでは避けようがない。
自分では安全に走っているつもりでも、ああいう車と鉢合わせすると、下手をするとあの世行きにもなりかねないということだ。
ほとんど通り魔と遭遇するようなものだ。

もう何十年も前のことだが、当時の社長と二人で朝早くトラックに乗って、得意先に商品を届けに行ったことがある。
荷物を下ろして帰る途中、広い国道を走っていると、十数メートル前方の中央分離帯の向こう側で何かが起きた。
反対車線は生垣に隠れてよく見えなかったが、どうやら居眠り運転のトラックが、中央分離帯に接触したようだった。
土砂がバッと舞い上がり、火花も少し見えた。

その小石や砂が、こちらのトラックのフロントガラスにバラバラと激しく降り注いだ。
ビックリしたが何もできず、そのまままっすぐ運転し続けるしかなかった。
もしも対向車が中央分離帯を飛び越して正面からぶつかってきても、どうしようもなかったろう。

しばらく走ってから、ふと社長が漏らした言葉を思い出す。
「あの車とぶつかって二人とも死んでしまったら、幹部がいなくなった会社はどうなるんだろうね」
人生は危険が一杯で、いつ想定外の事が起きるかわからないということだ。
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