外国の人


D3X + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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奈良で撮影をしていたら、白人男性から声をかけられた。
見ると手にはキヤノンのカメラを持っている。
プロのカメラマンのようだ。
多分カメラのことを話したいのだろう。

ところが口から流れ出た言葉はフランス語。
何を言っているのかさっぱりわからない。

僕が答えられないでいると、僕のカメラに手を触れて、D3?と聞いた。
僕の指で隠れていたD3Xという文字が見えた。
オー、D3X!と歓声を上げ、しきりに感心している。
キヤノンユーザーなのに、D3系のカメラには特別な思いがあるらしい。

それはいいのだが、相手が白人であるというだけで、つい英語で答えている自分に気付いた。
先方は英語をほとんど理解していないようなので、日本語で答えても同じなのだが、こちらは懸命になって、拙い英語を使って話そうとしてしまう。
相手の外観が外国人そのものなので、とにかく日本語以外の言葉を話さないといけないという錯覚を起こすようだ。
カメラに対する思いには共通のものを感じたが、お互いが理解できない言語で話す不思議な時間であった。
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コメント
 
 
 
Unknown (HG@会社)
2010-08-17 23:59:48
今円の高いヨーロッパ圏ではD3Xはウルトラスペシャルな超高級品に見えるでしょうね。

僕は学生時代、第二外国語はフランス語だったんですよ、実は。(笑
卒業単位数取得するのに4年かかりました。(爆

そもそも、あの鼻に抜ける発音は日本人にはまず無理ですよ。
フランス人と話すときは身振り手振りに限ります。(笑

悔しいことに、今会社に来ているブラジル人の女の子は、フランス語が凄く上手い。顔は日本人なのに。

そういえば、会社にはイタリア人は来たことがないですね。ジンバブエとかコンゴ、フィンランド、デンマーク、イスパーニャなどはあるのですが。


 
 
 
Unknown (COLKID@自分の部屋)
2010-08-18 00:24:53
家の会社にはイラン人とブラジル人が昔いました(爆)
互いに会話を交わしているので、何語で話しているの?と聞いたところ、憮然として「ニホンゴ・・」と答えました(笑)

そういえばフランスの同業者一行が会社に見学に来たことがありますね。
僕も向こうの工場に行きましたが、とんでもない田舎で、パリから何時間もかかって、周りは一面金色の麦畑でした。

僕は第二外国語はドイツ語でしたが、まったく出来ません。
機械はヨーロッパのドイツ語圏のものが多く、研修に行ったり設置に来たりしますが、ドイツ語では会話は出来ません。
でも教科書の一部を暗記していたので、さらさらと言ってみせたら、いきなり流暢なドイツ語で話しはじめたので愕然としていました。
白雪姫の一説ですが・・・(笑)
 
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