うんざり


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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首を切る映像には、もううんざりである。
しかし考えてみれば、わが国にもこういう処刑法に関しては長い歴史がある。
切腹は人の見守る中で行われたし、処刑を見世物にする場合もあった。
切腹のために自宅の庭を貸すのも普通のことだった。
昔の人にとっては、見慣れた光景だったのではないか。

現代の子供たちも、ネットでそういう映像を見ている。
どんな神経の大人になるのか、と心配になる。
自分たちの育った頃は、ここまで酷い環境ではなかった。
しかし、もっと昔の子供たちは、案外平気で見ていたのかもしれない。

Mrs.COLKIDの実家の方では、明治の終わりくらいまで、死刑囚の首を晒しものにしていたという場所がある。
そこは今は建売住宅になっており、住民にはその事を内緒にしている(笑)
残酷な処刑は、恐らく戦争中も行われただろう。
そう考えると、案外今が特別なのだろうか・・・
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