流行


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

大きな画像

数年前に革靴がブームになったが、今はもう落ち着いてしまったらしい。
そのため革靴の売れ行きはだいぶ落ちているという。
そこに政府主導でスニーカー通勤の推奨などしたものだから、よけいに需要は減ってしまっただろう。
革靴のお店は大変だろうと思う。

行きつけのお店の中には、半分が革靴、もう半分はスニーカーを扱っているところがある。
面白いもので、革靴が売れない時はスニーカーが売れるらしい。
逆に革靴が売れる時はスニーカーが売れなくなるという。

この四半世紀で数回、革靴のブームがあったそうだが、ブームが去って革靴が売れなくなっても、その分スニーカーが売れて補ってくれる。
だから靴のお店が革靴とスニーカーの両方を扱うのは合理的なことなのだ。
柱になるものを複数持つということだ。

顧客の何パーセントかは僕のような革靴マニアで、そういう人は安定して革靴を買う。
また逆にスニーカーしか買わない人も当然いるだろう。
残りは流行に合わせてものを買う人で、革靴のブームが去ればスニーカーに移る。

現在はスニーカーが主流になっており、両方扱っているお店にいると、スニーカーのお客ばかりが来る。
ジョン・ロブを筆頭に、高級革靴メーカーもこぞってスニーカー作りに手を染めている。
僕がスニーカーを買ってみようかと考えたのも、ごく自然なことかもしれない。
もっとも僕の場合は、もともと革フェチから転じているので、いまだに革靴の方にばかり目が行ってしまうのだが・・・
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ブックバインダー 微笑み »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。