Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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バブアーを買ってから、コーデュロイの襟のジャケットやコートが、凄く気になっている。
ゴンゾーにならないようにと、いろいろ気を遣ったり、調べたりしているうちに、だんだんと好きになってきた(笑)
ああしたらどうだろう・・・こうしたらどうだろう・・と考えるのだが、それに一種のゲームのような面白さもある。

デパートのアパレルショップを回ってみて驚いたのだが、コーデュロイの襟のジャケットやコートは、あちこちのブランドから出ている。
バブアーとほぼ同じデザインのコートが、多くのショップの店先に並んでいるのだ。
形式としてはハンティング・ジャケットであるが、実際にはバブアーのブームにあやかったものではないかと思う。
バブアーが5万とか6万とかするのに、その廉価版として1、2万円で売られている。

ご存じL.L.ビーンからも、同じくコーデュロイの襟のフィールド・コートが出ている。
こちらは1920年代から販売されている正統派である。
バブアーがくすんだ暗めの色が多いのに対し、ビーンのものは全般に明るめの色のイメージがあり、その分ゴンゾーの罠に陥りにくいと言える(笑)

というわけで、L,L,ビーンのコートを買ってしまった(笑)
ビーンからはこの形のコートやジャケットが数種類出ており、実際にお店に行っていくつか試着してみた。
同社は店頭でもネットと同じ割引が効くので購入しやすい。

L.L.ビーンのこの手のコートは、どうも作りが大きいモデルが多いようだ。
通常同社のシャツは米国フィットのMを買うのだが、フィールド・コートはMだと肩の部分が落ちてしまうほど大きい。
あるいはシャツよりそれが目立つデザインなのかもしれない。
鏡を見ると、上半身に巨大な塊を乗せているようになってしまい、何だかおかしい。

ひとつ下のSを着てみたところ、今度は少しタイト気味なのだが、見た目はこちらの方が適正だ。
タイトなのはあまり好きではないのだが、お店の人もこちらの方が正しいサイズだという。
ちょっと悩んだが、春先に薄着の上に着ることを前提に、今回はSを選んだ。

本来はセーターなど着込んで、その上から羽織る事を前提に大きめに作られたコートなのかもしれないが、僕の体形でその着方をすると、太って見えてしまう。
ネットではそれが分からなかったし、実際同社の販売サイトとリンクしているフィッティングのアプリではMを勧めてきた。
店頭で実際に試着してみて本当に良かった。

実はビーンのフィールド・コートの象徴とも言えるライトブラウンのものが欲しくて、実際にお店で試着してみた。
しかし鏡を見てガッカリしてしまった。
この色は、どうも僕には似合わない・・・
パーソナルカラーでも、ブルーベースの夏の人に合う色には、こういうキャメル系のブラウンは入っていない。
好きな色なのになあ・・・

お店の鏡の前で、僕がその色のコートを着て立つと、皆が無言になる(笑)
「ああ・・似合っていない」と心の中で言っているのが聞こえてくる。
やはりこの色は諦めるしかないかな・・・
(と言いつつ、今でも時々ネットでこの色のコートの画像を眺めているのだが・・・)
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