久々の日光


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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久しぶりに日光に行ってきた。
奥日光が紅葉の見頃とテレビで何度も宣伝するので、現地の混雑は大変なことになっているはずだ。
こちらは奥日光の紅葉には興味は無くて、下の日光のいつもの場所に行きたいだけなのだが・・・

日光市内はまだまったく紅葉していないが、奥日光に行く車が市内を通過するので、道が動かなくなることは容易に想像できる。
日光は道が一本しかないので、凄まじい渋滞になるのだ。
それに巻き込まれるのを避けたくて朝早く出かけた。

午前5時に家を出た。
1時間半ほどで到着したが、すでに奥日光方面は渋滞の表示が出ている。
日光宇都宮道路の終点の清滝は、いろは坂の少し手前に降りられるのだが、車の列がいろは坂から溢れて既に高速上まで延びていた。
こちらは一つ手前の日光インターで降りたので、何とか渋滞に捕まらずに済んだ。

あの渋滞に突入することを思うとぞっとする。
以前上まで何時間かかるか分からないと言われて、慌てて途中でバスを降りたこともあった。
ただし中禅寺湖にリッツ・カールトンが出来たのをきっかけに、明智平で合流して1車線になるのを止めたので、現在は少し改善しているかもしれない。

日光市内も、いろは坂方面に向かう車で渋滞しかかっており、この時間にしてはけっこう混んでいた。
しかし東照宮の参拝者はまだそれほど多くは無く、横道からすんなりと目的地に行くことが出来た。
早い時間に家を出てよかった。

ところが何と、いつもの撮影ポイント付近はあちこちが工事中で、長い区間に渡って立ち入り禁止になっている。
恐らく集中豪雨などでがけ崩れが発生し、その補修工事をしているようだ。
これは想定外だった。

いつも車を停めていた駐車場も閉鎖されており、仕方なく車は下に停めて、カメラ一式を担いで石畳の古道を歩いて上った。
目的地まで行けないわけではないのだが、あちこちに工事の黄色いバリケードやフェンス、建設機械などがあって、撮影ポイントとしては台無しになっている。
まあ危険な個所は修繕していただいた方がいいのだが・・・
まさか歩いて行くことになるとは思わず、3型のジッツォとZ7にレンズ2本を持って行ったので、重くて参ってしまった。

その後一度山を下り、日光市内を横切って、久しぶりに憾満ヶ淵の化け地蔵の方まで足を延ばした。
まだ午前10時前であったが、市内は既に参拝客や奥日光に向かう人達の車でごった返していた。
そこを通過するのに少なからず時間をロスした。

憾満ヶ淵は大谷川に沿った地域で、川の水しぶきでマイナスイオンが溢れている。
化け地蔵はご覧の通りかなり霊気の強そうなパワースポットである。
一歩入るとこういう強烈な場所が残っているのが、日光の奥深いところである。
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