変化


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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デジタル一眼レフのD850からミラーレスのZ7に変えてどのような変化があったか。
一ヶ月以上使ってみて、感じていることを書く。
もちろん人によって写真の撮り方は異なるから、誰にとっても当てはまることでは無い。
あくまで自分の感じていることである。

まずオートフォーカスの精度が上がった。
追従性とか被写体の認識度の問題ではなく、純粋に合焦の精度が上がった。
D850(というより一眼レフカメラ全般)の位相差AFは、拡大してみると微妙にずれていることが多く、何枚か撮ってその中からピントが合っているものを選ぶしかなかった。
あるいは三脚で固定してライブビューでコントラストAFで合わせるかだ。

しかしZ7の場合はコントラストAFと像面位相差AFを組み合わせたハイブリッド型で、普通にAFで撮ってもかなりの精度で合わせたいところにピッタリ合う。
これは本当に助かる。

また何度も書いているが、重量が軽くなり身体への負担が減った。
ボディ本体ばかりでなく、レンズ、固定具といった周辺機材の重量も少なくて済むようになった。
だからトータルでかなり軽くなっている。

Z7になって首から提げて歩いても、それほど負担に感じなくなった。
そのためスリングで腰の横にぶら下げて歩き、サッと構えて撮るスタイルで一日通せるようになった。
楽になった結果撮影が楽しくなり、以前よりカメラを持ち歩くことが多くなった。

そして一番大きいのは、Zマウントのレンズが使えることだ。
ボディ自体にも、画像処理エンジンのバージョンの違いで、表現がより現代的になっているという違いはある。
だがその差は驚くほどではないかもしれない。
むしろ高性能なZマウントのレンズが使えることの差が大きい。
D850では逆立ちしても使えないのだ。

Zマウントのレンズは現時点では2本しかないが、今までのレンズは何だったのかと思うほど高画質な製品に仕上がっている。
今後登場するレンズもどんなものであるか楽しみである。
まあ一番好きな35mmが最初に出てしまったので、あとはいらないと言えばいらないのだが(笑)

今のところ感じているのはこんなところである。
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