花粉症とマッサージ


D850 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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年度末で疲れていたが、あえて身体を動かそうと思い散歩に出た。
ちょうどフィッティングを試したい靴があって、その履き心地を味わいながら、けっこうな距離を歩いてみた。
薬のお陰で花粉症の症状も収まり、ひんやりとした気持ちのいい風が顔に当たる中を、マスクも付けずにどんどん歩いて行った。

さすがに疲れて、途中マッサージ店に電話をして予約を取り、帰りに寄って施術してもらった。
例によって男性を指定したのだが、その男性がマッサージの最中に時折動作が止まってしまう。
しばらく動かなくなるので「?」と思い耳を澄ますと、片手で何やらごそごそやっている。
どうも鼻をかんでいるようだ。

下を向いて力をかけて揉むので、花粉症で出てきた鼻水が落ちそうになるようだ。
僕の身体の上にかけてあるタオルを何度となく広げ直す。
おいおい・・僕の上に落とさないでくれよ。
というか、すでに落としているのかもしれないが、タオルで身体をカバーして何とか凌いでいるようだ。

気が気でなく、ヒヤヒヤしながら揉まれていた。
そのうち、こちらも鼻がグズグズ言い出した。
いい気になって花粉の飛ぶ中を長距離歩いたので、かなり吸い込んでしまったのだろう。
朝夕2回飲む錠剤があるのだが、あまりに花粉を大量に吸ったため、いつもより早く効果が切れてしまったようだ。

マッサージ中は、台の穴に顔を当ててずっとうつぶせの体勢で寝ている。
これは花粉症には辛い。
鼻水がどんどん出てくるので、ひっきりなしにすすっていなければならない。
カーテンで仕切られた中、施術師も僕も無言で、ただズルズルと鼻をすすりながらのマッサージが続いた。
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