痛み


D850 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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数年前に買ったブーツを履いて、都内を散歩してみた。
下から突き上げのある形状のブーツで、それが足の形と合っていないのか、長く歩くとどうしても痛くなってくる。
それもかなり辛い痛さである。

しかし好きなブーツなので、少し合わないからといって手放してしまうのは惜しい。
何でも最初は誰でも痛くなるそうで、しばらく我慢して履くとそれが収まり逆に調子よくなるのだという。
そう聞いていたので、当初は無理して何度か履いたのだが、痛みが収まる様子は一向になかった。
うんざりして履くのが嫌になってしまい、箱に入れて暫くしまってあった。

今日は思い切ってけっこうな距離を歩くコースをとったが、案の定途中で痛くなってきた。
いわゆる靴擦れの痛みでは無く、腫れた患部を押されるような、ズキズキする鈍い痛みである。
それも突き上げのある土踏まずの部分ではなく、小指の付け根の外に膨らんだ部分が痛くなる。
僕の足の形も変化するようで、一時的に痛くなくなったりもするが、またしばらく歩くと痛くなる。
途中で我慢の限界を感じ、よほどタクシーか電車を使って帰ろうかと思ったほどだ。

やはり痛いものは痛い。
これでは普段に使うのはちょっと無理である。
どんなに気に入っていても、どんなに名靴でも、自分の足に合わない靴は持っていても意味が無い。
・・と言いつつ、やはり手放すのは惜しいんだよなあ・・・(笑)
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