今年のカブトムシ


D800E + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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このところ、けっこうカブトムシが捕れているようだ。
昨日は2匹、今日は3匹いたとか話している。
その話を聞いて、工場の周りを歩いてみた。

日中倉庫の周りを一周してみると、カブトムシの死骸を3つほどみつけた。
1匹はまだわずかに動いていた。
ネコにかじられた痕はないので、暑さにやられたのだろう。
この暑さでは、ネコも出てこないのかもしれない。

夜は外灯の光に誘われて飛んでくるが、昼間の暑さには耐えきれないようだ。
日が射す前にうまく逃げられればいいが、物陰に隠れきれなかったものは、熱で死んでしまうのだろう。
恐らく木の穴や、地面の土の下などに、何匹も隠れているはずだ。

誰かの作った捕獲用の箱が仕掛けてあった。
市販の鳥の巣箱の中に、餌の虫ゼリーを入れたものだ。
しかしこの小さな入り口では、カブトムシが入れない。
「これじゃあ、捕れるわけ無いでしょう」

やはり、以前僕が考案したカブトムシ捕獲装置が必要だ。
一度入ると出られなくなるよう、工夫して設計した箱である。
事実、朽ち果ててボロボロになったその箱が、数年前から庭に置きっ放しになっているが、今でもそこに数匹入っていることがあるという。
あれをもう一度しっかりと作り直す必要がある。

どうせなら、敷地内にカブトムシの集まりやすい環境を作ってしまってはどうだろう。
白い壁に光を当てて、お酒の匂いの香る空き瓶を並べ、隠れるための場所も提供するのだ。
それで朝には一網打尽である(笑)
社員に話したら、庭にクヌギの木を植えたいという案まで出た。
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