漏水 6


D800E + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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漏水事故であるが、水が止まってからは進行がゆっくりになっている。
水が漏れている間は、一刻も早く原因を突き止めて、漏れをストップさせなければならない。
しかしとりあえず止まってしまえば、何も慌てる事は無い。
まずは専門家に見てもらい、工事の箇所を洗い出すことから始めることになる。

驚いたのは、同じマンションで似たような事件が、過去に何件も起きていた・・ということだ。
知らないのはウチだけであった。
同じフロアに情報屋のおばさんがいて、普段から親しく付き合っているのだが、何階の何さんの家ではこうだったとか、保険がいくらおりたとか、次々に漏水事故に関する話が出てくる。
(こういう人は味方につけておいた方がいい・笑)

驚いたのは、3ヶ月程前に漏水事故が発生したのに、損害に対する補償額に納得がいかず、いまだに濡れた状態で部屋が放置されている案件があるということだ。
家の持ち主は別に部屋を借りて、現在でもそちらに住んでいるのだという。
そんな風に話がこじれてしまうパターンだけは、どうしても避けなければならない。

こう書くとまるで欠陥マンションのようだが、決してそんなことはない。
過去に何度か引っ越すことも考えたのに、ついに30年以上も住んでしまったのは、他のマンションより条件がはるかにいいからだ。
何より駅は目の前だし、施工も某有名建築会社で、建物の作りは相当しっかりしている。
建材屋さんから、お宅のマンションは別格だね、と言われたこともあるほどだ。

しかし老朽化には勝てないということだ。
水まわりは、やはりある時期で交換しなければならないのだろう。
仕方の無いことだが、建設当時の技術的な限界も原因になっている。
金属管を溶接してパイプが作られているが、現在はより耐久性が高いという塩ビ管になっている。
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