高い塔


SIGMA DP1 Merrill

大きな画像

招待券をもらって、東京スカイツリーに上ってきた。
日付が1月4日と指定されているが、その日は会社だったので、仕事が終わって夜になってから出かけた。
昼間に行けなかったのは残念だが、まあ仕方がない。
それは次の機会に譲ろう。
その分、今回は十分に夜景を堪能してきた。



SIGMA DP2 Merrill

大きな画像

高い塔というのは、集客効果が異常に高い。
それは明治時代の浅草十二階の頃からそうだ。
やがては飽きられて話題に上らなくなるのだろうが、建設当初の注目度は抜群に高い。
地方に出かけた時に、東京スカイツリーに行ってみたいという話を何度も聞いた。

実は毎日自宅の窓から見ているので、個人的にはそれほど行きたいという気持ちはなかった(笑)
このブログにも、ベランダから撮った写真を何度か載せている。
しかしいざ行ってみると、やはり大したもので、なかなか見応えがあった。
眼前に東京の全景がパースペクティブにグーンと広がり、非常にエキサイティングである。
離れたところの低い位置に、東京タワーがちょこんと見える(笑)



SIGMA DP1 Merrill

大きな画像

さすがに時間帯が夜遅めだったためか、混んで歩けないというほどではなかった。
しかも招待客待遇だったので、エレベータもMrs.COLKIDと二人きりだったりして、並ぶことなくスムースに上がることができた。
まずは地上350mの展望デッキに上がり、軽く見物した後、次のエレベータで450mの展望回廊に行く。
展望回廊では、傾斜の付いた廊下を夜景を楽しみながらぐるりと歩く。

面白かったのは、来ている人たちが皆一様に興奮し、声が大きくなっていたことだ(笑)
人は高いところに上がると興奮するものらしい。
あちこちから感嘆する声や、同行者と興奮気味に話す会話が聞こえてくる。
黙って見ていられず、夢中になって家族に解説を始めるお父さんや、我を忘れて走り回る子供たちを見かけた。
また外国人の観光客も数多く見られた。



SIGMA DP1 Merrill

大きな画像

残念なのは、写真撮影を考慮した作りにはなっていないことだ。
そうではないかと危ぶんでいたのだが、やはりそうであった(笑)
通路と窓の間には距離があり、ガラスに直接触れることは出来ない。

広角で撮れば窓枠が入ってしまうし、かといって望遠ではつまらない。
常にガラスの反射に悩まされながらの撮影になる。
途中からガラスの反射は仕方ないと諦めて撮影した。
三脚はもちろんであるが、偏光フィルターもあったほうがいいかもしれない。

とりあえずメリル2台のみで、三脚は持って行かなかったのだが、夜景だったこともあり大分苦労した。
カメラを手持ちか、手すりに乗せてのロングシャッターという最悪のパターンである。
高感度に強いニコンの方が、少しはましだったろう。
いずれにしても写真に関しては、カメラを窓ガラスにつけて撮ることの出来る六本木ヒルズの方が優れている。

隣の東京ソラマチのビルの上で食事をしたが、美味しいと聞いていたお店は、お客が大勢並んでいるか既に予約で埋まっていた。
仕方なく空いているところで食べたら、けっこうな値段を取るわりに味がいまいちでガッカリした。
心得ている人は、まず定評のあるレストランで食事の予約をして、それからゆっくりスカイツリー見物に向かうようだ。



SIGMA DP2 Merrill

大きな画像
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )