強風


D4 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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風が凄かった。
午前中は会社に出て、商品の撮影などを中心に仕事をした。
昼に一度自宅に戻り、午後は同業者のショールームを見て回ろうと思っていた。
ところがあちこちで強風の影響が出始め、電車が一部ストップしているという。

どうしようかと思ったが、最後はタクシーを使えば何とかなると思い家を出た。
しかし駅で降りると横殴りの雨。
荷物になると思い、傘を持ってこなかったのが失敗であった。
ジャンパーのフードを出して歩いたが、かなり雨に打たれる形になった。

それがこたえてしまい、肉体的にも精神的にも疲れが出た。
仕事をする意欲を失い、都内を少し歩いただけで帰宅した。
体を休めて明日出直すことにした。
午後は思ったようにいかない一日であった。



今日の時計ベルト。
DRIVAの3針式手巻きアンティークにモレラートのユニバーサルのゴールドブラウンをつけた。
ブルースチール針が美しいなかなか雰囲気のある時計だ。

先日書いたeBayで値引交渉して落札した時計である。
実のところ購入する意欲はそれほどなかったのだが、相手が交渉に応じてくれたので、落札せざるを得なくなってしまった。
DRIVAという会社の情報は非常に少ないが、調べてみると一時はかなりの数の時計を米国や他国に供給していたようだ。

いざ届いてみると、いくつか問題のある時計であった。
まず動作が不安定で、時刻がどんどん遅れていく。
時折秒針が止まってしまい、本体をゆするとまた動き出す・・という状態。

古い機械式時計なので、精度には限界がある。
1日1分くらいの狂いは仕方がないのだが、この時計の場合は許容範囲を超えていて、実用性がない。
これは専門家による調整の必要がある。

またカン幅17mmとセラーから聞いていたのだが、届いてみたら16mmであった。
個人的には由々しき問題で(笑)、これには困った。
また新しいサイズが加わってしまった。

16mmのベルトはほとんど持っていなくて、とりあえずユリスナルダンのアンティークにつけていたモレラートのベルトを外してつけた。
モレラートのユニバーサルという機種は、既に製造中止で入手できないモデルだ。
植物なめしのごくまっとうなデザインのカーフで、典型的な「革」のイメージを持つベルト。
思いの外この時計に合っているので、このままでいいか・・とも思っている。

一番問題なのは、動作がおかしいことだ。
せっかく安く買ったのに、修理費用がかかったのでは意味がない。
どうしたものかと悩んでいる。

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