4月27日(日)


日曜日は400mmで撮影に出かけようと、重装備をキャスターに縛り付けて前の日から準備していたが、朝起きてみたらなんとも中途半端なお天気。
明るいには明るいのだけれど、空は雲で覆われていて青空は見えない。
その上なんだか寒気もして、風邪をひいているみたいだ。

そこで急遽予定を変更し、軽装備で出かけることにした。
超望遠は負担が大きいので、よほど条件が揃わないとGOにならない。



お供は何にしようかと思ったが、標準ズームとフォクトレンダーの125mmを選んだ。
昼食を近所のアフタヌーンティーで取って、そのまま上野に行った。

装備を軽くしたのは正解で、凄い人出でとてもゆっくり撮影できるような状況ではなかった。
それはそうとアフタヌーンティーって、お店によって価格が違うのだそうだけど本当?

D3 + AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
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液体


知人から聞いたヨーロッパのある空港での出来事。
御存知の通り、現在は一定の容量を超えた液体を、機内に手荷物として持ち込むことは出来ない。
規則に触れる量の液体は、その場で没収されて捨てられてしまう。

知人はスムーズに保安検査をパスし出国手続を終えたが、同じ列の次に並んでいた白人が何やらごね始めた。
規則を知らなかったのか、あるいは守る気の無い「俺様」タイプの人なのか、シャンプーのようなビンをどうしても持ち込むと言ってきかない。

すると奥から警備担当の上のほうの人が出てきた。
知人は、問題の人物にどう対処するのかと思い見守っていた。
ところが担当官は、エアポート中に聞こえるような大声で怒鳴り、抵抗するその人物を別の部屋に引きずって行ってしまったという。

まわりの乗客たちは、それほど驚きもせずに様子を見ている。
自分たちの安全を脅かす可能性のある人物、あるいはその緊迫した状況の中で空気を読めずに自己主張をするような馬鹿者は、逮捕するのが当然なのだ。

世界中で以前とは比較にならない緊張感が漂っているという話はよく聞く。
そこにローカルな日本から観光気分で出かけるのも、何だか間抜けに見えて恥ずかしい。

先日街で警官にリュックの中を調べられた話を書いたが、あちらではそんなことは当たり前で、少しでも怪しい素振りを見せたら、その場で地面に押さえ込まれて連行されてしまうだろう。
かつては誰もが明るい未来を思い描いたものだが、それとは違う方向に世界は進んでいるようだ。

D3 + AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED
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