IR 3

可視光カットフィルターを付けると、目の前は真っ暗になる。
そのためフィルターホルダーが必要で、まずフィルターなしで構図やピントを決めてから、ホルダーをかぶせて撮影する。
もちろんレンズに補正の赤点があるので、目測でピントリングをずらして何枚か撮ってみるが、広角だとそれほどシビアになる必要はなさそうだ。

目の前が真っ暗な状態で、通常の撮影に近い短い露光時間でこれだけ写ってしまうのだから、ほとんど赤外線なのだろうと思う。（よく考えたら紫外線も混じっているが・・・）
データそのものは赤い色に写るのだが、ソフトでホワイトバランスを取ってみると、不思議なことに色が浮かび上がる部分もある。
まるで合成したような写真だが、自然にこういう色になった。
面白くてはまりそうだ（笑）

Fuji S3 Pro UVIR + Nikkor-H Auto 28mm F3.5

IR 2

レンズは古い ニッコールＨオートの28mmF3.5だ。
このシリーズのもっとも古いバージョンは、IRに特に優れた性能を持つ・・・という話だったので、日本光学時代のものを入手しておいた。

nikのフィルターで擬似IR写真が簡単に作れるので、最近はIR性能の良いレンズに興味が無かったが、もう一度集めてみようかという気になってきた（笑）

Fuji S3 Pro UVIR + Nikkor-H Auto 28mm F3.5

IR

一方IRの方は絶好調だ。
面白いように写る。
ちょっとその辺を散歩がてら何枚か撮ってきた。

Fuji S3 Pro UVIR + Nikkor-H Auto 28mm F3.5

苦戦

ちょっと苦戦している。
実はこれはD70sで撮影したUV写真なのだが、D70sだといとも簡単にこのようにネクターガイドがくっきりと出るのだが、S3 Pro UVIRだとなかなか上手くいかない。
もしかして紫外線領域は思ったよりレンジが狭いのではなかろうか？
あるいはフィルター等違うタイプのものが必要なのか？
ルールスレット氏も沈黙が長いが、もしかして苦戦中？？

氏が何か良い方法を考え出してくれることに期待する（笑）
犯罪捜査に使えるくらいのカメラなのだから、写すことは出来ると思うのだが・・・
いざとなったら花の撮影はやめて犯罪現場の撮影でも始めるか？
幽霊も写るかも知れないし・・・（笑）

D70s + UV Nikkor 105mmF4.5S