ホーム


今日は久しぶりに自宅から出勤した。
母親が一人暮らしになってしまうので、心配してしばらくいっしょにいたが、僕がいると食事を作らなくてはならなくてかえって大変なので、時折自分の家に帰ってくれと言われた(笑)

久々に地元の駅から電車に乗ったら、ホームにいつも顔を合わせていたメンバーが立って電車を待っている。
お互い話し掛けたことはないが顔見知り、という不思議な関係である。

それでロアルド・ダールの短編小説を思い出した。


あなたに似た人

早川書房

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それを試してみた。

ダールは有名なので今更紹介するまでもないかもしれない。
たしかこの短編集に載っていた話で、駅のホームに現れた気に障る新参者に、いつもは互いに話もしない人たちが急に団結するという話で、僕が特に気に入っている作品だ。

この人のブラックの利いた短編小説は本当に素晴らしい。
宮崎駿の「紅の豚」で、墜落した飛行機たちが雲の上を列になって飛んでいく幻想的なシーンも、ダールの「飛行士たちの話」からとったものだ。
ダール自身が元戦闘機パイロットなので、空を舞台とした話にかけては専門家なのだ。
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