クマった話

北海道2日目は登別の「クマ牧場」に出かけた・・・という本当にクマ三昧の旅行だった（笑）
それだけのために北海道まで出かけたのだ。
「やってみたい、だからやった」といういつものパターンである。

クマ牧場に行った理由は、羆の写真を撮って、それを加工して、新しく作る「苫前羆事件」のサイトで使おうと思ったのだ。
ところがクマ牧場のクマたちは、ひょうきんで犬みたいに飼いならされており、凶暴さはほとんど感じられなかった。（2004年10月の「よるくまひるうさぎ日記」参照）
さて困った。これでは使えないと思ったが、顔のアップで使えば何とかなるだろうか？

クマには眉毛が無いから凶暴な顔に加工して表情を変えるのは難しそうだ（笑）

D100+AFニッコールED180mmF2.8

現場

やらなければならないのに、忙しくて出来ないことが一杯ある。
これもそのひとつ。
昨年10月に北海道まで取材に行った時の写真だ。
取材と言っても仕事ではなく、あくまで個人的な趣味の話なのだが・・・

日本海側の苫前という町の、さらに山の奥の方へ、レンタカーを借りて出かけた。
大正時代にこの地で、歴史上最悪といわれる羆による獣害事件が起きた。
その事件の現場を見たくて、1泊2日で北海道まで出かけたのだ。

わざわざそのために来たんですか？？と現地の人からあきれられた。
はるばる北海道まで行ってこれだけで帰るの？？と奥さんを怒らせた（笑）

現地は緑で覆われており、撮った写真はみなこのような「木」の写真ばかりだ。
ここであの凄惨な事件が起きたとは思えない美しい場所だったが、人のいないひっそりとした山の中に夫婦二人だけでいると、やはり恐怖感に襲われ、車から遠くに離れるのはためらわれた。
この小高い丘は、最初の犠牲者マユの遺体の一部が発見された場所だと思われる。

D100+AF-S DXズームニッコールED17-55mmF2.8G

金色

またも脈絡の無い写真だが（笑）、これは今年の2月、UVニッコールを手に入れた時に、日光まで行って撮った写真。
東照宮は金色に輝く装飾が多いので、多くの写真がその色をかぶってしまい、全体に黄色っぽい写真が多かった。

D100との組み合わせだから紫外線領域の光まで記録されているはずだ。
もし画像の持つ雰囲気が他の写真と違うとしたら、それも理由のひとつかもしれない。

純然たるマニュアルレンズなので、露出も自分で決めなければならない。
露出計で測るのが面倒なので、何枚か撮ってみてその結果で適正な値を決めた。
デジカメでないと出来ない芸当だ。

D100+UVニッコール105mmF4.5

45mm

これは前にも載せたことのある写真だが、テッサー型の45mmで浅草で撮った写真だ。
元のデータには細かい網の目がしっかり写っているので、幅850pxに縮小したらどうかと思ったら、残念ながらだいぶつぶれてしまった。

マニュアルフォーカスではあるがCPU内蔵のレンズで、マルチパターン測光などが可能で、撮影データもカメラに記録される。
ちなみにこの写真は1月23日の13時49分に撮られており、1/60秒、F/4で感度はISO320、-1.0EVの露出補正がかけられている・・・そうだ（笑）

このレンズはD2Xとの組み合わせで満点の5点を与えられた。
ただしこの写真は今年の1月に撮ったもので、ボディはD100を使用している。
非常に寒かったのを覚えている。

D100+Aiニッコール45mmF2.8P

魚眼

このレンズはデジタル専用のDXニッコールレンズで、しかもよく見たら今のところDXニッコールの中で唯一の単眼レンズである。
画質がけっこう良くて、気に入っている。

でもやはり特殊なレンズなので、しょっちゅう使うものではない。
昨年夏に購入したが、今までに数えるほどしか使っていない（笑）

ニコンにはDXニッコールの、できれば広角系をもっと出して欲しいと思う。

D100+AF DXフィッシュアイニッコールED10.5mmF2.8G

フィッシュアイ

今月はどういうわけか、異様に忙しい。
ただ仕事が忙しいだけではなく、次から次へと身の回りで事件が起きる。
D2Xを持ってちょっと撮影に・・・という暇がまったくない。

その割にブログはよく更新していて、4月は今のところ毎日欠かさずに書き込みしている。
こうなったら今月はパーフェクトを目指すか・・・（笑）

でも新しい写真がないので、昔撮った写真を載せておく。
これは昨年フィッシュアイを買った時に新宿で撮ったもの。

D100+AF DXフィッシュアイニッコールED10.5mmF2.8G