Re:born

津波被災GPZ900R再生記

フレーム組み付け

2012-03-20 18:12:23 | 作業記



外装部品との兼ね合いで、なかなかエンジンと合体できなかったフレーム。

外装の仕上がりが大幅に遅れそうなので、先に組んでしまうことにします。


塗り分けのライン引き(マスキング作業)時にどうするかはその時考えよう…。






春らしい最高の天気の中、フレーム組み付け作業に入ります。

天気がいいので、隣ではJETを天日干し♪



ま、いきなり組みつけに入るのではなく、まずはエンジンのヘッドカバー開けて
ヘッド周りの状態を確認します。
一年くらいエンジン掛かっていないだろうから、オイルもカラカラだろうなぁ…






ところが、意外とオイルっ気ある様子。


ninja系エンジンの泣き所であるカムのカジりもかなり軽症の様子♪





これ位だったら許容範囲でしょ。

初号機はブッチャーの額くらいカジってたっけ…。



ヘッドの状態確認し、オイルをブッかけた後にフレームをエンジンに搭載します。




開始一分で、一人での作業を後悔。。。
新車同様に塗ってもらった塗装を何箇所も剥がしてしまったよ…。





ヒーヒー言いながら、何とかフレーム搭載。

文字で起こすと数行。だけど実作業は相当大変でした。。。





春の日差しを浴びて、苦労の末に搭載したフレームを眺めながらのランチ(コンビニ弁当)は格別 ♪(´ε` )



さ、無事にフレームとエンジンが合体したので、足回りを組み付けます。

だけどエンジンスタンドとして使用していたタイヤを何とか避けなきゃならない。。





こんな感じで、クレーンで吊ればすぐなんだけど、当然そんな物はありまへん。



物が無ければ頭使うしかない…。

これぞ、プライベーターの鉄則ですな。



さて、どうするか…。


まずはセンタースタンドを仮付けし、スタンドを支点に後ろに向かい人力で持ち上げる。
持ち上がったトコロで、エンジン下に車体をかさ上げする何かを挟む。


文字で書くと簡単なんですけど…(2回目)





エンジンの下にはフレームと一緒にI大先輩から
「たぶん使えるだろ」といただいたバッテリー。
これを何とか挟み込み、車体姿勢保持できた!


先輩ありがとうございます。確かに使えましたよ!本来以外の使い方で…(笑)


写真にはジャッキが写っていますが、車体のグラつき防止のために掛けたもので、
ここまで車体持ち上げたのは全て人力です(苦笑)



ここまで持ち上げて車体が安定したら、足回りを組み付けるのみ。
手順としては、前足組んで後足へ。




あれ、後足??

スイングアームどうしたの???



…と思う人がいるかと思います。

だって、この日のブログから何も進んでいないという体になっているからねぇ…。






ところが!!












まぁ、見てくださいよ ♪( ´θ`)ノ













↓↓






















豪腕降臨!



 周りだけど、swingarmだから腕ね!



腐食激しい初号機のスイングアームはあきらめ、ZZR1100用を加工し投入しました。



今回の復活作業。ただ津波にさらわれた相棒を起こすだけではありません。
進化…いや、確実に深化させていきます!






ZZRスイングアーム見てしまうと、ninja純正はとっても心細く見えてしまいます…。







立ったよ。クララが立ったよ!(笑)



バイクはハンドル真っ直ぐにした方がカッコ良く写るのは知ってますが、
諸事情により、ハンドルを真っ直ぐにすると倒れそうなんで無理です(苦笑)

 ※画像に何か間違いがありますが、この後にちゃんと直しました(苦笑)






トップブリッジはウイングタイプの削り出し、黒アルマイト仕様をチョイス。


だって…





元々付いてたのはこんなんなんだもん(苦笑)






リヤディスクは、フロントに合わせウェーブディスク。
マウントボルトはもちろんステンレス♪





リヤスプロケットは、定番のゴールドをあえて外し、特注黒アルマイト仕様。





ナイトロレーシングのダウンチューブでフレームはダブルクレードル化!


※各所にボルト入っていませんが、諸事情により(仮)付け状態です。




配線等の作業は後日に回し、今日は大物作業のみ。


最近やんごとない事情で作業が滞ってたけど、今日で無事に挽回できた…かな?


細かい作業はまだまだ残っているけれど、とりあえず今日は無事に僕のバイクが地に着いた安心感と、
自宅を占拠していた部品が無くなり、ようやくいつもの生活に戻れる安堵感でいっぱいです(笑)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿