シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

愛しのローズマリー

2005-08-18 | シネマ あ行
「メリーに首ったけ」のボビー&ピーターファレリー兄弟の作品。

自分はチビでデブでハンサムでもないくせに、女性はとびきりの美女でなくては付き合わないという男ジャックブラック。しかも、これが父親の遺言というのだからイキナリからふざけている。そんな主人公が催眠術によって内面の美しさが見える男に変身する。というわけで、外見は美人でも心が綺麗じゃない女性は彼の目を通してみるとすごくブサイクに見えてしまうようになるのです。なので、ローズマリーグィネスパルトローに出会ったとき、彼には彼女が絶世の美女に見えたわけです。ところが本当の彼女はおデブどころじゃない百貫デブ!(死語?)でお世辞にも美しいとは言い難い。彼女の父親でさえ「娘が美しくないのは知っている」と言う始末。

でも、彼の目に美人に見えるということは内面は美しいということなのです。実際、彼女は小児病棟の子供たちのケアをするボランティアや青年海外協力隊に参加するような、他人のために進んで何かをするというタイプの人なのです。

そんな彼女と彼のデートがすごくキュート。ローズマリーは(本当はかなりのおデブですから)レストランでは凄まじい食欲を見せるし、甘いものもガンガン喰うし、プールの水しぶきはもの凄いし、レストランのいすは壊れちゃうし…初めてのベットインで彼女が脱いでみせるパンツの大きさも半端じゃあありません。

実は彼女のパパは偶然にも彼の勤める会社の社長で仕事も恋愛も絶好調ーーーという時に催眠術を解かれてしまった彼。その彼の目の前に本当の彼女の姿が…さて、この二人どうなるのか…

内面の美しさが外見に影響しちゃったらどんなことが起こるか???映画的には色んな人の外見が彼の目を通すと違うふうに見えて、そのくだりがやはりこの作品の一番の見所ではあるのですが、実際にこんなことがありえるとすると、「やべえ」という人もいれば、「そうなればいいのにな」と思う人もいるのではないでしょうか。

ジャックブラックの身勝手な男ぶりとグィネスパルトローの美女&おデブのローズマリーがめちゃかわいくて◎育ちが良くて心優しいローズマリーにグィネスはぴったりだったと思います。ハイソなイメージのある彼女がこういう役も似合うんやなと再認識した作品です。

それから、このファレリー兄弟。彼らのユーモアのセンスは一風変わっています。他の作品でもそうですが、身体障害者や知的障害者の人を必ずと言っていいほど登場させます。そういう人たちを笑いものにしているように感じる人もいるかもしれないけど、ワタクシはそうは思いません。むしろその逆で、障害者も同じようにユーモアのセンスがある。人生を謳歌しているんだ。と、健常者と全く同じ目線で彼らを見つめているからこそできる演出なのではないかなーと思うのです。

ちょっぴり下品めの演出にピュアなハートが光る。そういう雰囲気の作品。彼らの真骨頂ですね。

『映画DVD(レビュー感想)』 ジャンルのランキング
コメント (6)   トラックバック (9)   この記事についてブログを書く
« 忘れられない人 | トップ | ファイトクラブ »
最近の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
確かに・・・ (riezo)
2005-08-18 22:22:27
cokyさん

 確かにハイソな役のイメージな彼女にこの役は意外。でも合ってましたよね。

 私は、ジャック・ブラックの友人役の人のあの頭にかけてたパウダーが気になります・・・。服につきそ~。
久々の・・・ (にゃお)
2005-08-19 09:10:35
書き込み。

うん!この映画は可愛かったね。

ローズマリーのパンツがめちゃくちゃおっきいけど、パープルでちょっとえっちっぽいデザインなのが可愛いっ



・・・頭にかけるパウダー、知り合いが愛用しておりました。

水に濡れてもとれない様になっているそうなのですが、本人はおろか、周りの友達も聞けないくらい触れてはいけない話題でだったので、謎です。<riezo様へ
riezoさんへ (coky)
2005-08-19 09:12:37
そうそう、その友人役の人に触れるのを忘れていましたriezoさん、ありがとうございます。

彼の「秘密」もファレリー兄弟らしいユーモアでしたね。
にゃおへ (coky)
2005-08-19 10:09:45
あのパウダー、鶴瓶が一時使ってた。ネタだったかもしれないけど。その頃のは水に濡れたら取れてた。というか、汗で流れてきてたから。今のはもっと良くなってるんかもねー。
Unknown (リーチェン)
2005-08-20 11:12:00
はじめまして&TBありがとうございます。

催眠状態のジャック・ブラックが見る美人のローズマリーはつまり、映画を見ている私達もジャックと同じ状態を見せられており、催眠状態から冷めたときの本当のローズマリーを見たジャックのオドロキは、見ている私達も同じことを感じてしまいますよね。

でも、映画が終わる頃にはローズマリーが愛らしく見える、ファレリー兄弟にしてやられたって感じです(笑)
リーチェンさんへ (coky)
2005-08-20 18:48:46
コメントありがとうございます。

ファレリー兄弟らしい一編で観客に新しい物の見方を発見させてくれますね。

コメントを投稿

シネマ あ行」カテゴリの最新記事

関連するみんなの記事

9 トラックバック

愛しのローズマリー (hideyのひとりごと)
Amazon.co.jp 父親の影響で超面食いのハルは,自己精神治療師に催眠術をかけられ,彼の目には巨漢の女性が美女に見えるようになる。そんなときに彼はローズマリーに出会ってひとめぼれ。彼の目にはセクシー美女だが,実はローズマリー,体重136キロの巨漢だった!アブナ
愛しのローズマリー (kaoru@感想色々♪ぶろぐ♪)
愛しのローズマリー〈特別編〉 外見でしか女性を判断できない男が、催眠術をかけられたことから人生が一変。彼は、目に映る絶世の美女との出会いを機に“本物の恋”を知る。キュートでハートフルなラブ・コメディ。グウィネス・パルトロウがヒロイン役。(紹介文抜粋)
「愛しのローズマリー」(01アメリカ) (Happy Together)
あのグゥイネスがこんな姿に・・・ 主人公ハルと一緒に喜んで悩んで感動して下さい!(笑)
愛しのローズマリー(DVD) (ひるめし。)
嘘のようなほんとのラブ・ストーリー CAST:ジャック・ブラック/グウィネス・パルトロウ 他 必ずしも、美人=性格悪 ブス=性格良 な訳じゃないのにね。 これってブラックユーモアな気がするな・・・。おもしろかったけどね。 ただ単に外見と内面が正反対に見えちゃう
愛しのローズマリー (レンタルだけど映画好き )
ドラマ/ロマンス/コメディ 2001年 アメリカ 監督 ボビー・ファレリー 出演 グウィネス・パルトロー/ジャック・ブラック/ジェイソン・アレクサンダー/ジョー・ヴィテレッリ/ レネ・カービー/スーザン・ウォード/アンソニー・ロビンス/ブルース・マッギル/ナン・マー
「愛しのローズマリー」~二人がよければ、いいじゃない! (お茶の間オレンジシート)
2001年アメリカ監督/ボビー・ファレリー ピーター・ファレリー出演/グウィネス・パルトロー ジャック・ブラック   ジェイソン・アレクサンダー ジョー・ヴィテレッリ父親の遺言を守り美女ばかりを追っかけてきたハル(ジャック・ブラック)。ところが自己啓発セミ...
映画「愛しのローズマリー」 (しょうちゃんの映画ブログ)
「メリーに首ったけ」のボビー・ファレリー、ピーター・ファレリー監督作品。心は美しいが体重が300ポンドもある女性と、催眠術で彼女を美人と思い込んだ中年男性の恋の行方を描いたラブ・コメディ。冒頭のディスコのシーンで、ジャック・ブラックの軽やかな踊りと ...
愛しのローズマリー (Yuhiの読書日記+α)
面食いだった青年が、肥満コンプレックスに悩む心美しき女性と恋におちるロマンチック・コメディ。監督はファレリー兄弟。キャストはジャック・ブラック、グウィネス・パルトロウ、ジェイソン・アレクサンダー、スーザン・ウォード他。 <あらすじ> 父親の遺言を守り、...
愛しのローズマリー (☆彡映画鑑賞日記☆彡)
 「スクール・オブ・ロック」や「キング・コング」のジャック・ブラックが初めての主演を務めたのがコチラの映画なんですねぇ~。  そして相手役には「ダイヤルM」や「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」のグウィネス・パルトロウがファット・スーツ&特殊メイクを施し...