シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

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ボディハント

2014-10-08 | シネマ は行

ケーブルテレビで見ました。いまのっているジェニファーローレンス主演のスリラーです。ちょっとチープそうなスリラーだから売れる前に出演したのかなと思いきや2012年の作品ですからそうでもないですね。

両親が離婚し母親エリザベスシューとともに森に囲まれた一軒家に越してきたエリッサ(ローレンス)隣の家(と言ってもアメリカの郊外なのでそこそこ離れている)で4年前に娘キャリーアンが両親を殺害するという事件が起きており、いまはそこに残された息子ライアンマックスシエリットが一人で暮らしている。両親を殺害した娘は森の中でひそかに生きているなどという都市伝説があり、その事件のせいで周辺の土地価格が下がったことなどもあり、ライアンは近所の人たちから避けられていた。

しかし、雨の日に一人で歩いて帰っているところをライアンに車で送ってもらったエリッサは徐々にライアンと親しくなり、彼の人柄を知るにつけ、彼がみなから誤解を受けていると感じるようになる。エリッサの母親はライアンを警戒し、2人きりで会わないようにと言うが若い2人は恋に落ちて行った。

観客にはライアンが地下室で妹キャリーアンの世話をしている様子が見せられる。精神的に障害をかかえている妹をかいがいしく世話するライアン。キャリーアンは時々発作のようなものを起こし何か凶器を持って暴れたり、隣家に走って行こうとするが、ライアンはすべて一人でそういった問題に対処してきたようだ。

このライアンを演じるマックスシエリオットくんが可愛らしくて、物静かなライアンにぴったりでやはりこちらとしてはライアンに同情しながら見てしまった。もちろん、途中で何かがおかしいな~とは思ったけど、そういうオチだと気付くのにちょっと時間がかかった。

エリッサがライアンの家族写真を見せてもらったときに「キャリーアンはきれいなブルーの瞳をしていたのね」って言っていたのが、ちゃんと伏線になっていたとはまったく思いもしなかった。ライアンがエリッサに説明していた、キャリーアンは幼い時ライアンとブランコに乗っていたときにライアンが手を掴み損ねてブランコから落ち、それからキャリーアンがおかしくなり最後には両親を殺してしまったという話にもライアンの解釈とは違うきちんとした説明が最後にされることになってそれにも納得した。

つまり、、、忘備録的にオチを書くことにしますが、ライアンはキャリーアンの面倒を見ているという妄想のため、年頃の女の子をさらってきてはキャリーアンとして地下室に監禁し面倒を見ていた。途中のシーンでキャリーアンが凶器を持って暴れたり隣の家まで走って行ったりしていたのはさらわれた女の子がライアンから逃げるためだった。女の子たちはキャリーアンに似せるためライアンからブルーのコンタクトレンズをつけさせられていた。それと女子大生のIDを発見したエリッサは真相に気付き、今度は自分が監禁されてしまう。

もちろん、主人公エリッサは危機一髪のところでライアンを倒し、ライアンは逮捕される。精神病院に収容されたライアンに実際の記憶がよみがえる。ブランコの事故でキャリーアンはおかしくなったのではなく、実際にはブランコから落ちて死亡していた。その責任をライアンに負わせた両親はライアンの人格を認めず、彼をキャリーアンと呼びキャリーアンとして育てるという虐待を続けついにライアンは両親を殺害してしまった。

この最後のライアンの生い立ちの真相が語られたことによって、スリラーとしての面白味が増したと言えると思います。既視感は当然ありますが、この手のパターンはそんなに数多くないので仕方ないかな。この最後のシーンがなければふーんで終わっていたと思うけど、ライアンの生い立ちがあってなかなかに興味深いスリラーになれたと思います。


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