シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

パッセンジャーズ

2011-06-06 | シネマ は行

飛行機事故で奇跡的に生還した5人のセラピーを担当したクレアアンハサウェイの周りで不可思議な出来事が起こり始める。事故の真相を隠したい航空会社の陰謀なのか?

これを見ていて、やっぱりワタクシ、アンハサウェイが好きなんだなぁと再確認した次第です。最初は「プリティプリンセス」でそのうち消えていっちゃうアイドル女優かと思ったのに、どんどん実力をつけて色んな役に挑戦している彼女。この作品では、そりゃあこんな可愛い精神科医がいたら患者も誘いたくもなるわなーという感じで、航空会社の陰謀を暴きつつ、患者の一人エリックパトリックウィルソンとのロマンスが進展するというお話か、と思っていたらなんだか意外な展開に。

途中途中で怪しいことが起こるので、もしやと思った人も多いだろうし、このオチには「なぁんや」という気分になった人も少なからずいると思うのだけど、全体の語り口がこういうオチの映画に多いおどろおどろしくビックリさせるようなものではなくて全体的に優しさが漂っている感じがするのはロドリゴガルシア監督の色なのかもしれない。

ワタクシは死後の世界というものを信じてはいないけれど、突然の死を受け入れられない人たちが、こんなふうにゆっくり受け入れられるようになっている制度だったら素敵だなと思える作品でした。

パトリックウィルソンという俳優さんは目下のところ、“主役の誰々さんの恋人”という役が多いなぁ。映画界ではそんな感じですが、ブロードウェイで実力を認められている俳優さんなんですね。だから、「オペラ座の怪人」に出演していたのか。ワタクシ、オペラは苦手なのですよね…

精神科医の役なので、知的な雰囲気のアンハサウェイが見られます。彼女を可愛いと思う人にはオススメの作品です。


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