シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

Mr.&Mrs.スミス

2005-12-13 | シネマ ま行

これは、あのー、もしかして、大真面目にしゃれで大スターが揃って初めからラジー賞狙ってます?って感じの作品ですね。

はい、ブラッドピットをキュートだと思わない人、アンジェリーナジョリーをセクシーだと思わない人、見に行ってはいけません。というのは少し言いすぎにしてもこの主役の二人を好きじゃなければちょっとツライものがあるかもしれませんね。

まぁ、ほんとにブラピがキュートだこと、アンジーがセクシーだこと。二人とも、こんなにお金掛けてプロモーションビデオを作っちゃいますかね。しかも、カップルでという結果になってるなんていうオマケまでついちゃってねぇ。

とは言ってもこの作品が嫌いなわけではありません。ワタクシはブラピとアンジーが好きなのでこれくらいのわがままは許してしまいましょう。ここで、ギリギリの線ですが。

砂漠で立ちションするブラピ、「話し合おう」と言いながら、車の後ろの窓から情けない顔をのぞかせるブラピ。白いランニングに白いパンツ(下着のね。しかもでかパン)で駈けずり周るブラピ。ボンテージファッションで暗殺の仕事をする時のセクシーなアンジー、夫を殺そうとしながらも未練をみせる切なそうなアンジー。どれもファンにはたまらないショットばかりです。ボンテージなアンジーはもちろんセクシーだし、セクシーさを強調するときには断然黒が多いけど、ワタクシは彼女は黒よりも白を着ている時の方がすごくセクシーに感じるんですよね。なので、今回はボンテージよりも白シャツに下着だけの彼女がとってもセクシーでした。

プラス、二人のアクションシーンが見もの。史上最高にお金のかかった夫婦喧嘩です。ゴージャスです。なんせ、ブラピとアンジーが殴り合うんですからね。(この辺はMTVのベストファイト賞狙いか?って感じです)もちろん、娯楽性の高い作品ですからそこまでエグイのはありませんので、心配無用。敵との打ち合いのところは都合よく見事に防弾チョッキのところだけに当たってくれちゃうし、二人でわざとらしくダンスみたいなアクションの振り付けでホントに楽しいですねー。(ちょっと皮肉ですよ)

ま、ストーリーはこんなもんかいなーって感じですね。そんなに真剣になって見るのはやめましょう。

ワタクシはアクションシーンよりも最初と途中(は二人バラバラに)と最後にある結婚生活のカウンセリングを受けているシーンが好きですね。カウンセリングの先生とのやりとりがずれているようであっていたりして結構笑えました。もちろん、最後の"Ten"もね。(アンジー相手に"Ten"じゃなきゃ、そりゃアンタの責任だろうよと突っ込みたくなりますけどね。)この"Ten"のときのブラピの表情が子供のようで、アンジーとの私生活のことを言ってるんじゃないのー、このーと肘鉄したくなっちゃいましたね。さて、この二人、プライベートではどうなっちゃうんすかねー。