サウナって好きですか？
先日そんな話になって、まあ色々と歳を重ねますと
身体の面で不調も出てくる年頃ですから
特に女性等は「よもぎ蒸し」なんてのが効くんじゃないか、という話の流れから
そんな話の中、突如私の方から「ロシアンサウナって知ってる？」
という話の方向になった訳です
と申しますのも、ニューヨークで活動している太鼓の連中に
「バーニャ」なる、
つまりロシアンサウナへ連れて行ってもらった時の事を思い出しまして
その印象が強烈だったが故に
身体が何かシャキっとしないとか、スッキリしないんだよねという方には
一度経験してみるのもいいかなとも思った訳で
まあ残念ながら、サウナと申しましてもわが国に於いては
通常の日本式サウナ、あるいは非常に穏やかと申しますか
半分リゾート気分満載のフィンランドサウナが主流ではありまして
バーニャは福岡に一店舗あるか無いかの状況だそうです。
サウナを楽しみつつ、おいしいお酒や料理
和気藹々とした雰囲気に心も身体もリラックスと
もう考えるだけで身体によさそうではございますな
音楽に例えるなら、さしずめサウナ界のTHE BEATLESといった感じでしょうかね
これがバーニャとなりますと、若干テイストも変わってまいりまして
例えるならこちらはTHE ROLLING STONESといった感じでしょうか
まあ、私が行った時の様子等をお話させて頂きますと
まず入り口で入浴料等を支払いまして
地元のスーパーで購入したトランクスに着替えてですな
大きなテラス風な処で待機する訳です
で、他の、サウナと違って酒とかは絶対だめですからね
と念を押されつつ
で、周りを見回すと、明らかに従業員風のロシア美人が数名
水着姿で座っておる訳です....うむ
これはマッサージ風な事を彼女達が担当してくれるのかしら等と
若干の期待も膨らみつつ...そうこうしていると
係りの者がやってまいりまして 「どうぞこちらに」といった感じでしょうか
連れていかれたのは「世界で一番熱い」とされている、個室のサウナ
其の台の上に「うつ伏せで寝転んで」といった指示のまま、係員は退室
いよいよロシア美女登場と、何分間か待っていました
いや、それにしても熱い！もうはっきり申しまして
汗と共に、肌がヒリヒリとする感じです
で、そこに現れたのは
なにか、手に葉っぱを束ねた箒のような物を持った、おっさん.....
そうエミリオヒョードルといった感じ、...おっさん....。
無言のまま、何か赤いオイルのようなものを全体にシャっシャっ！と振り掛けつつ
持っていた白樺の葉ほうきでいきなり、私の背中をこれまたジャっジャ！と
何分くらい続いたでしょうか
なにしろ熱さで頭は朦朧としておりますし
はじめはちょっと痛いくらいでしたけど、慣れは怖いもので
もうそれは、なんというか刺激的な快感、で...
もっと、もっと、叩いてというようなｗｗ
まあ１５分といった処でしょうかね
やおらヒョードルは私の背中をパンパンと叩き
起き上がってあちらへ行けというような仕草
言われるままに行ってみますと、そこはなんと水風呂
いや、かなり冷たい筈ですよ
でもなんというか、身体のほてりを沈めるにはこの位でなきゃ効きません
で、身体を沈めていると、ヒョードルが「なにやってんだ！頭を沈めろ！」という仕草で
頭を沈めた時に初めてこの水風呂がどれ程冷たいかを把握した次第です
で、このローテーションを３回程繰り返したような
本当にハッキリは覚えてないんですが
ギャグでありますよね、「システマやってるんで....」って奴ｗｗ
あれがやけに浮かんでは消えたような感じではありました
ロビーに戻った後も、何故か身体が軽くなったような
身体の芯から暖まっている、そんな気分を覚えております
なかなか遭遇する機会も無いかもしれませんが
もし、機会がありましたら是非チャレンジしてみて下さいませ バーニャ
バーニャカウダーてのはここから来てるのかとも思えます、定かではありませんが
え～と、後日ですが改めて調べてみますと
その起源はどうも
「悪魔払い」にあるそうでした、悪魔払いｗｗ。
ロシアン エクソシスト ｗｗ。
