ひとりごと

Oh my God!!

「君たちの生きる社会」 伊東光晴 ★★★★

2012年05月07日 | 感想文
古い本だが、非常に興味深い。
現代社会の問題点を的確に指摘してくれる本だ。


世界に横たわる格差の問題。
日本は仲間うちだけに暖かい閉鎖的な社会であること。
そして、日本社会における責任の所在の不明瞭さ。
いずれも現代の問題に通ずるものばかりである。

これらの問題は非常に根深いものなのかもしれない。
この本が書かれたときと現在、同じ問題を抱えているのだから。