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コーヒーカップの耳

「神戸詩人クラブ」

2018-10-19 12:41:10 | 本・雑誌
昨日、杉山平一先生の御遺族から提供を受けた冊子、『神戸詩人』(神戸詩人クラブ)第五冊(コピー製本)ですが、
その書影をアップします。



表紙に目次が印刷されてます。

小林武雄、岬絃三、中桐雅夫、詩村映二、津高和一、佃留雄、伊田耕三、竹内武男など。

この冊子のページですが、最初のページが225ページから始まっています。
ということは、前の号からの続きなんでしょうねえ。

いずれにしてもこの本が官憲の思想弾圧の根拠の一冊だったんですね。
岬絃三さんの詩を読んでみましたが、思想的なものは全く感じませんけどねえ。
やっぱり、「神戸詩人事件」はでっち上げというほかないのでしょう。
しかも、後にK林さんがご自分の都合でさらにでっち上げた、というのが落合重信さんの指摘でした。
ただ、詩ではありますので、佃留雄さんの「贋の薔薇と星」という作品なんかは、官憲なりのストーリーに置き換えられたかもしれません。
あの時代なら、ちょっとヤバいかも。
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