喫茶 輪

コーヒーカップの耳

散髪屋さん

2017-12-07 13:50:26 | 日記
40年はお世話になったと思う。
わたしがずっと刈ってもらってきた散髪屋さんである。
高橋理容店、高橋晃さん77歳がお亡くなりになって葬儀に参列してきた。

この人とは、月に一回弱だがどれほど会話を交わしてきただろう。
話の内容は他のお客様もおられるので差しさわりのない日常の何でもないことがほとんど。
だからこれといっての内容は覚えてはいない。
しかし、これほど長くのお付き合いも珍しい。

散髪屋さんも時代とともに移り変わり、今はヘアーサロンなんて呼ばれる新しい店が増えている。
でも高橋さんは昔ながらの散髪屋さんだった。
お酒とたばこをこよなく愛し、今日の奥様の挨拶でも、
「家で安らかに息を引き取りましたが、好きなお酒は最後まで飲んでいました。本人も幸せだったと思います」と。

また店の前にさつきの盆栽を並べて世話をする静かな人だった。
休日には夙川までウォーキングをし、健康にもそれなりに気を使っておられたのだ。
ただ、たばことお酒は手離せなかった。

高橋さんは岩手県出身。6人(?)兄弟の4番目。
中学を卒業後すぐに、西宮で散髪屋さんを経営する伯父さんを頼って来られたとのこと。
そこで修業をして30代で独立し、家庭を持ち、娘さん二人を育て、4人のお孫さんもある。
今は、昔のように忙しくはない散髪の仕事をしながら幸せな老後を過ごしておられたのだった。

お別れに際して、「高橋さん、お世話になりました。ありがとうございました」とあいさつしてきた。
戒名「釋晃輝」。
浄土宗の戒名はシンプルでいいですねえ。




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