喫茶 輪

コーヒーカップの耳

『あきない世傳金と銀』読み終える

2024-08-21 14:56:10 | 本・雑誌

『あきない世傳金と銀』(高田郁著)を先日読み終えた。

全13巻+特別巻上下2巻合わせて15巻。

毎日のように、自分が読んだあと、かいつまんで妻に読み語ってやったので、ほぼ二回読んだことになる。

それほど素晴らしい物語だったということ。

妻は独身時代に呉服の仕事に携わっていたので興味があるし、わたしもずっと商売をしてきたものだから、興味深かった。

また、時をおいて読みたくなるかもしれない。

というわけで、貸して欲しい人にはお貸ししますが、差し上げるわけにはいきません。

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「私もどき」

2024-08-21 09:06:16 | 
「私もどき」
 
今朝の「神戸新聞文芸」詩の部の特選作が良かった。
「私もどき」(渡辺とよ子)。
記事拝借お許しを。
 
一読「上手い!」と声が出た。
妻に読み語ってやった。
妻もその意味を解した。
つまりわたしたちは老夫婦ということである。
もしかしたら若い人にはすぐには分らないかも。
 
時里氏の評。
「認知症に対する恐れや不安を対象化した「私もどき」
を生み出したのは何よりの手柄。更に、認知症を受け入れながらも、最終連で「私もどき」に注文を付ける面白さも出色。」。
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ザ・ナターシャセブン(高石ともや) 谷間の虹、春を待つ少女

2024-08-20 11:56:08 | ブルーグラス

懐かしく聞いてます。

高石ともやさんの歌で子育てしたようなもので。

わたしの下手なギターで子どもたちと楽しんだのでした。

ご冥福を祈ります。

 

ザ・ナターシャセブン(高石ともや) 谷間の虹、春を待つ少女

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『母の待つ里』

2024-08-19 10:24:12 | 本・雑誌

読み始めた本。

『母の待つ里』(浅田次郎著・新潮文庫・2024年8月1日発行)。

400ページ近くの小説だが、まだ30ページまで読んだところ。

ゆっくりと話は進んでいて、しみじみとしたいい小説の予感がする。

 

追記 読み進むと、30ページまで読んで感じていた予感とは全く違った小説だった。

   浅田さんにしてやられました。

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高石ともやさんが

2024-08-19 07:19:38 | ブルーグラス
【 高石ともやさんが 】
これはちょっと、というより大いにショック。
もう遠い昔になるが、小学生の長男を連れて宝塚のコンサートに行ったことがある。
宝塚駅から会場のホールまでけっこうの距離をおしゃべりしながら歩いて行ったのだった。
アルバムもたくさん買っていて家で楽しんだ。
 
 
カセットテープも買って、田舎へ行く車の中でよく聞いた。
ブルーグラスを日本語に訳して歌っておられて、長男と親子で歌った。その音源が残っている。
わたしの人生に影響を与えた人だった。
日本のフォークソングの草分け。
あの「受験生ブルース」は衝撃的だった。
もっともっとテレビなどメジャーで活躍してほしかったが、晩年は「宵々山コンサート」が話題になるぐらいだったのが淋しかった。
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「晩飯」

2024-08-18 19:08:39 | 完本 コーヒーカップの耳

こんな記事があった。

「晩飯」

二日前、わたしの誕生日の記事だ。

非常に詳しく書いて下さっている。

どなたが書いて下さってるのだろうか?

お若い人のようだが。

 

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サックドレスの想い出

2024-08-17 13:14:15 | 懐かしい話
田辺さんの『姥ときめき』の中の「姥ひや酒」を読んでいたら「サックドレス」なる言葉が出てきた。
昭和30年前後に若い女性に流行った洋服。
わたしの子どものころだ。
今、懐かしく思い出したことがあるので書き留めておこう。
うちの店(父親が経営していた米屋)に事務員としてきておられたお姉ちゃんがこれをさっそうと着こなして出勤していた。
5分もあれば来れる所に住んでおられたが、オシャレだったのだ。
女学生のころは「ミス市西」と呼ばれていたと聞いた。
色白で彫りの深い顔の美人だった。
わたしの頭を撫でながら「わたしの彼氏、まだこんなん」と言われたことを記憶している。子どもながらにドキドキしたのかもしれない。
前が日本盛の酒蔵だったが、蔵人が高い窓から彼女目当てに覗いて騒いでいることがあった。
また近所のお兄ちゃんが横恋慕していたと聞いたことがある。
今思えば、三船美佳さんによく似たスレンダーな美人だった。
その後、うちをやめて今津でバーを経営しておられた。
「黒猫」という名前だったか?
よく流行っているようだった。
それから何年もしてわたしは米屋を継ぎ、配達の途中で彼女に一度だけ出会ったことがある。西宮満池谷池のそばの道だった。
子どもを乳母車に乗せておられた。
その辺りに住んでおられたのだ。
幸せそうだったと記憶する。
それから会うことはないが、お元気なら90歳近いおばあちゃん。
今どうしておられるかなあ?K野輝子さん。
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今年の地蔵盆は

2024-08-17 09:38:06 | 地蔵さん
隣の地蔵さん「小墓圓満地蔵尊」の地蔵盆が近づいてきました。
コロナが始まってからずっと「御詠歌奉納」などの行事を中止にしておりました。
さあ再開か、ということだったのですが、奉賛会で協議した結果、以前のような行事を催しての祭りは今後中止にすることになりました。
わたしは、この奉賛会の代表を40年以上にわたって務めてきましたが、これを機に辞任しました。
しかし後任が決まりませんので、今のところは代理代表です。
早くあとの人を決めてもらいたいものです。
24日の行事は中止になりましたが、提灯などは明るく飾ります。
お地蔵さまもきれいにし、お供えもし、お祭りします。
お参りになるにはなんの支障もありません。
お心のある人はどうぞ誘い合ってお参りになって下さい。
お待ち申しております。
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姥ひや酒

2024-08-16 17:48:29 | 田辺聖子さん
ちょっと気になって手にしている本。
 
 
田辺聖子さんの『姥ときめき』の中の「姥ひや酒」の初めのところを読んでいて、わたしは吹き出しそうになった。
《七十七ともなれば、もう、生きるのも死ぬのも流れに任せよう、そう思い出したのだ。》
わたしの妻は三日前に七十七になったばかり。
で、ここを読み語ってやった。
妻はずっこけた。
そしてその後だ。
何行か後に、
《対手(あいて)の男性は八十一だという。》
あっちゃー!
わたしは今日八十一になったところだ。
もう笑い飛ばすしかありませんね。
 
『コーヒーカップの耳』田辺聖子さんのお奨め本。
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盤寿です

2024-08-16 10:58:57 | 将棋

誕生日です。妻より三日遅れ。ただし年齢はわたしが四つ上。

盤寿です。

将棋盤のマス目の数。

将棋といえば、つい最近わたしの将棋の教え子のチームが中学生大会で全国三位になりました。

https://www.shogi.or.jp/event/2024/08/20_16.html

『湯気の向こうから』に登場する子です。その時は小学一年生。

事前事後の報告をしてきてくれました。

残念ながら優勝はできませんでしたが、全国三位は立派なものです。

 

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丁度いい部数

2024-08-15 22:55:12 | 湯気の向こうから
今日、ある女性から電話があって「これから行ってもいいですか?」と。
『湯気の向こうから』を買いに来てくださったのだ。
「仲間の分も」と5冊。
ありがとうございます。
残りがいい感じで少なくなりました。
丁度良い発行部数だったのでしょう。
興味のない人に無理に押し付けることをしなくて済んだ。
次の本もこんな感じで出そうかな?
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直線と六湛寺川

2024-08-15 19:20:03 | まち歩き
ウォーキングというほどではありません。
「ウォー」というほどでもなく、「ウ」ぐらい。たった800歩ほど。
ちょっとポストまで。
写真一枚目、ポストそばの交差点。
わたしの好きな直線がいっぱい。
 
そして2枚目、今日の六湛寺川です。
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西宮図書館の『完本・コーヒーカップの耳』

2024-08-15 11:04:26 | 完本 コーヒーカップの耳

西宮図書館には拙著『完本・コーヒーカップの耳』が7冊架蔵されています。

たくさんお買い上げありがとうございます。

たまに貸し出し状況をのぞいてみるのですが、いつも何冊か貸し出されていて、

今日は4冊が貸し出し中になっていました。

出版されてから4年を過ぎましたが、長く可愛がってもらっています。

ありがとうございます。

本屋さんで買って頂けるともっとうれしいのですが。

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『川柳実の会の仲間たち』

2024-08-15 09:33:33 | 文芸

柳人、島村美津子さんからお贈りいただきました。

川柳誌『川柳実の会の仲間たち』です。

イラスト担当の中村尚人さんを含め18人が参加。

編集発行人は島村さんだが、中村さんがお手伝いしておられるのかな?

島村さんは現在たしか93歳。

すこぶるお元気な女性だ。

添えられていた手紙もしっかりとした文字文章。

あやかりたいものです。

一人一句に、中村さんによる似顔イラストが添えられている(うち一人は顔絵がないが)。

その絵が素朴で好ましい。それによってこの本全体が明るく暖かい。

島村さんのページです。

ね、イラストがいいでしょ。

美津子さん、コーヒー片手に穏やかな姿。

「散りながら泣く散りながら笑う」

これは美津子さんが辿り着いた人生観でしょうか。

 

次は久保奈央さん。

イラスト、奈央さんによく似ている。かわいいですね。

「シャボン玉はじけて空になりにゆく」

一見、明るい句ですが、そればかりではない何かを秘めていそうな。

「空」は「くう」とも読めますね。

 

他の人のもみな楽しいので紹介したいのですが、お許しいただいてもうお一人だけ。

千足千さん。

わたしこの句が好きなんです。

「遠回り子供に帰る夕間暮れ」

言い忘れましたが、それぞれの句に美津子さんが評を書いておられます。

それが的確ですね。まあ、的確でなくてもいいのでしょうが。

川柳は評自体が評者の作品のような気もします。

その点では時実新子さんは優れた評者だったんですね。

 

島村さん、ありがとうございました。

楽しませてもらいます。

またお会い出来る日を楽しみに。

 

あ、忘れるところだった。

全員の似顔イラストです。

「川柳女子」です。どれが誰かを想像するのも楽しいです。

 

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「六甲」2024年8月号

2024-08-14 09:09:05 | 文芸

「六甲」2024年8月号です。

通巻1052号。

中心的な歌人お二人のページ。

牧野秀子さんは模範的な歌風、と門外漢のわたしは感じています。

  想定外と言ふ語の流行りし時ありき一生はすべて想定外にて

 

代表の田岡弘子さん。肩の力が抜けた作風、でしょうか?

  「あっちの水は苦いぞ、こっちの水は甘いぞ」螢に解る筈はないけれど

 

ついでにわたしのページを上げておきます。

「昭和文人の手蹟・23・津高和一」です。

 

拙著『完本・コーヒーカップの耳』です。まだ絶版になってません。本屋さんあるいはネットで購入できます。

 

 

 

 

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