富士山…コーヒー…そしておしゃべり

富士河口湖駅からほど近い小さな喫茶店。店の事や近所の話題、富士山、季節の移ろい等々、見た事思った事をのんべんだらりと…

死に様談義

2016-11-30 08:45:30 | 日記

 とんでもないタイトルですね。朝っぱらからごめんなさい。実は昨日いらっしゃった或る年配のお客さんと、標題の事態に及んだ訳なのです。

 どう言う流れで話がそこに行ったのかは覚えていませんが、その方は前にどこかでやっぱりこの話になったそうなのです。その時に脳血管障害、心筋梗塞、どちらが良いか議論したそうです。それがすでにオイオイ、なのですが、ま、この歳になるとその気持ちはよく分かるところです。で、結局お相手が「ボケてしまうのが一番じゃないか。何もかも分からなくなるんだから。」と言った、と。そこでマスター、「昔少しその関係の仕事してましたが、(と、勿体振って)ボケるって事は『ここはどこ?私は誰?』状態な訳ですから、周りの人間が全て知らない人な訳です。つまり知らない場所で知らない人たちに囲まれているんだから、これは強烈な不安感と孤独感じゃないでしょうか?」と。「ん〜ん、なるほど。今度彼に会ったらその話、しとくよ。じゃ、マスターならどう?」と訊かれるので、「心筋梗塞が一番苦しむ時間が短くて済むんじゃないでしょうかね」と言うと、その方が或る例を聞かせてくれました。それは畳の部屋で発作を起こした人の話です。苦しさに畳を掻き毟り、爪が剥がれていたそうです。それを聞いてマスター、すっかりビビってしまいました。そうかぁ、じゃ、この選択肢もなしだなぁ〜、と途方に暮れたのです。

 それやこれや話をして、昨日の結論は結局、元気に老いを過ごしている高齢の方は結構ぽっくり逝くケースが多いようだ。従って健康に気をつけてぽっくり逝くのを待つのが一番だ、と、健康に気をつける習慣とは殆ど縁のない二人が表向き納得した、と、そんなお話だったのです。

 ところで、「ぽっくり」と言うと、むか〜し聞いた話ですが、北関東のどこかのぽっくり寺として名高いお寺のご住職が寝たきりになったと言う笑えない笑い話を聞いた事があります。所詮、ままならない事だからこそ、お釈迦様も悩んだのでしょうね。

 さて、今日も午前中は晴れ。これから少しづつ雲が広がってくる予報。そんな朝、なかなかの富士山を拝む事ができました。まずは6時25分。

 明けの紅が薄く空に漂っています。そして7時53分。

 上の方の雪も随分厚みを増してきました。

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自分を解放する事

2016-11-29 10:07:00 | 日記

 先日このブログで Johnny Winter の ' Nothin' But The Blues ' のことをちょっと書きましたが、相変わらずツボったまま抜け出せずにおります。と言っても朝の掃除の時間だけなのですが。営業時間はシレ〜ッとクラシックなどをかけたりしておりますので、はい。

 言わずもがなですがブルースは、アメリカに奴隷として連れてこられた黒人達の魂の歌と言われています。元々は粗末な楽器(主にギター)を弾きながら歌うスタイルで、それがバンド形式をとるようになり、都市部で洗練されてシティーブルースになりあるいはロックの源流にもなり、はたまた、ゴスペルとしてスピリチュアルな世界にしっかりとその枝葉を広げています。

 ブルースはそんな訳で、主に日常の瑣末な出来事を歌っています。そしてその殆どが悲しい心を歌っています。だからブルース(正しい発音はブルーズ、と、スがズに濁るようです)なのでしょうね。そんな中でもほんのささやかな喜びを歌ったり、何かのCMでも使われていた、サッチモ(ルイ・アームストロング)が歌う " What A Wonderful World " とか Esther Marrow の歌う 'Hello Brother ' などのおおらかにそして高らかに人生を謳歌する歌もあって、汲めども尽きぬ深みを持ったものです。

 そして Johnny Winter 。彼のギタープレイは今更半端な説明など全く必要のないものですが、彼はアルビノとして生を受けました。小さい頃などそれなりにいじめを受けたりしていたのではないでしょうか。悲しみや屈折したものもきっと彼の心の中に在り続けたでしょう。そして彼はブルースと出会い、それを生涯の連れ合いとしました。ブルースは奴隷としての悲しさから自分をたとえ一瞬でも解放するものであり、そして彼自身をもその故に解放するものだったのではないでしょうか。

 この ' Nothing But The Blues ' 、そんな解放感が犇々と伝わってくるのです。その解放の波動がこちらにも伝わって来て、聴くものの心をも解放してくれるのです。勿論音楽の好みは人それぞれ。更には音楽自体を好むかどうかも人それぞれ。ブルースなどやかましいだけ、と言う向きもあって当然。だからこそ、少なくともそれを聴いている間だけでも自分を解放できる気持ちを持てる事、ありがたい限りです。

 さて、今日は晴れたり曇ったり。気温もそれほど冷え込んではいません。富士山も時々隠れたり現れたり。そんな朝の富士山。まずは6時7分。

 空にまだ暗がりの名残があります。そして6時34分。

 肉眼では朝日に映える紅色がもっと鮮やかでした。

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小さな満足

2016-11-28 10:17:50 | 日記

 マスターはプライベイトな時間にはよくバイク部屋でハーレーを眺めながらコーヒーを飲みます。これも今そこで書いている訳です。そしてそこだけ喫煙可にしているのです。ところが、店のキッチンからそこへ到るまでにはそれなりに障害物や段差があり、おまけにバイク部屋は床がコンクリートなので、上等のカップは恐ろしくて使えません。勢い、百均で少し小ぶりなカップを買って来て使っていました。これがなかなか手に馴染み、使い良かったのです。ところが先日、バイク部屋から戻ってキッチンの中に入ろうとした時に手を滑らせて落っことしてしまいました。結果がこれです。

 把手が取れてしまいました。まあ湯のみ茶碗だと思えば使えないこともないのでそのまま使っていたのですが、折れ口が鋭く尖っているので何回か指先を切りそうになりました。それで一昨日、新しいのを買って来ました。

 把手がついていますねぇ。当たり前ですねぇ。把手が折れたカップなど、誰も買わないでしょう。そうすると、やっぱり、これも当たり前ですが、具合が良いのです。指を引っかけないように気をつける必要がないのです。まあ、全然どうでも良い話なのですが、気分的にすごく満足していると、そう言う話な訳です。

 さて、今朝は曇り。未明まで雨だったようです。予報では午後は晴れ間が広がる様子。でもさっきから時折日がさしたり翳ったり。そんな朝の富士山です。7時7分撮影。

 辛くも、全体が見えています。良しとしましょう。

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雲の始まり

2016-11-27 09:26:47 | 日記

 今日は年に一度の富士河口湖富士山マラソンが開かれます。9時スタートですから、もうランナーは走っているでしょう。昨夜来の雨、その前の雪、でも今朝は雨も上がって曇りながら時折薄日も差しています。マラソンには丁度良いのではないでしょうか。と言ってもマスターは走ったことがないので分かりません。走るならハーレー、と、こうなります。高校の時も体育でマラソンをやった時、校庭を出てから少し行ったところの土手に寝転がり、全体が帰ってきた頃に後ろ三分の一くらいのところからまた走り出すと言う・・・ごめんなさいm( _ _ )m。で、その時、一緒にサボっていた友人がなぜ発覚したのか、体育教師にバレ、そいつは首を締められるという事態に相成った訳です。勿論、今では虐待と騒がれる話ですが、その教師、柔道部の顧問もやっていて自身黒帯なので、ついつい絞め技が出てしまうのでしょうね。でも、それ以外の時は太っ腹で実に気のいい人物でした。いや〜、色々ありますな。

 ま、そんなこんなで自分の脚で走ることには縁のないマスターですが、ランナーはきっと気持ち良いのでしょうね。ランナーズ・ハイという状態もあるそうですから。あれ、生体が危機的状況になると、脳内物質が分泌されて、一種酩酊状態になると言う話らしいですね。疲れた〜と言ってそこで止まってしまっては追いかけてきた猛獣に食い殺される訳ですから。

 なんだか話があらぬ方へ進んでしまいました。ではそんな朝の富士山です。9時8分撮影。

 結構重たい雲がかぶっています。そしてこの富士山の東側、太陽を遮る厚い雲があります。これです。

 この黒い雲の右下、ちょっとクマさんの顔のようにも見えますが、この鼻の辺り、ここから雲が湧いているのです。雲全体は流れるように見えていても、ここだけは変わりません。時々この場面を見ることができます。いつもこの辺なのです。地形の関係なのでしょう。こちらに越してくるまでは雲は全体が流れてゆくものでした。行雲流水というくらいですから。でも、ここへ来てから、雲の湧く一点のあることを知りました。自然の力、凄いですね。

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霧と富士山

2016-11-26 08:56:53 | 日記

 ベタなタイトルですねぇ。こう思っていらっしゃるでしょう、霧がかかりそれが晴れるところを何枚か写真におさめ、それにちょこっとコメントをつけてお茶を濁そうという魂胆だな?と。その通りです。

 それにしても、ここのところ、河口湖辺りは連日濃霧注意報が出ています。と言うことで早速1枚目。6時36分撮影。

 このほんの僅か前には、一旦深く立ち込めていた霧も引いて朝日に照らされる雪模様がきれいだったのですが、ホントにあっと言う間にこれです。それから二度目の霧に覆われて後・・・8時44分撮影。

 どうです?きれいでしょ。ここまでやったら当然スッキリ富士山も見せると思いますよね。その通り。9時6分撮影。

 それにしても今年は厚みはまだまだですが、随分下まで雪が降りています。去年の今頃は8合目かせいぜい7合目くらいの感じでしたが。

 ところで、今朝、面白いものを見かけました。これです。

 いえ、別に、車が珍しい訳ではありません。よ〜く見て下さい、まん真ん中に一本の糸のようなものがまっすぐ垂れ下がっています。これ、多分ですが、蜘蛛の糸に霜が降りて凍ったものと思われます。少し後には既に切れてなくなっていましたが、この寒いのにホントに蜘蛛だとすると、頑張るものです。予定ではこの糸を手掛かりに巣を張り巡らそうと言う流れでしょうが、さすがにギブアップしたものと思われます。それにしても、なんだか不思議な光景でした。

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