○伊坂 幸太郎 『3652 伊坂 幸太郎エッセイ集』 (新潮社)
何度でも繰り返し読める、そんなエッセイでした。どのお話にも注釈がついていて、この本にまとめるにあたって、現在書いた当時はこうだったとか、後からこんな話になりましたとか、書かれていて、伊坂さんのお人柄がにじみでています。
故・打海文三さんについて書かれているお話が何話かあるのですが、長男にとって「自分の好きな作家さんが亡くなる&作品が未完」となった、初めての体験をした作家さんについて、同じく大好きな作家さんが想いを語っておいでなのを読んで、感慨深かったようです。
○『謎 005 伊坂幸太郎選』 (講談社文庫)
こういう作家のセンスをびしばしと感じるアンソロジーを、どんどん出版して欲しいと思いますね。このシリーズは、「001 東野圭吾編」「002 宮部みゆき編」「003 恩田陸編」「004 京極夏彦編」と、私のストライクな作家さんばかりが選者に続いているので、嬉しくてたまらんです。
選ばれている作品も、古今東西いろんなジャンルのしびれるミステリーで、あ、これ大昔に読んだ事あるお話だ!この作家さんも好きなんだ~♪というものもあって、嬉しくなります。
○犬村 小六 『とある飛空士への恋歌 5』(ガガガ文庫/小学館)
終わってねー!(笑)うん、『恋歌』は完結かもしれないけど、確実に三部作目ありでしょ?(次は「とある飛空士への鎮魂歌」じゃないかな?by次男)
>歌えない恋の歌もある。
名言。そうだろうなぁとは思っていたのだけれども、ちゃんと向き合って、終わらせようとする彼女の勇気に、心からの拍手を。
ここからは、次男がお友達から借りて読んでいるのを、更に借りて読んでいる(笑)『とある魔術の禁書目録』のヲタ話しです。
20巻まで借りて読んだんですが、
もう一方通行が主人公の外伝書けばいいんじゃないかな?→あ、なんも虹捜索探せば良いか♪→テキストor漫画読みで半日以上潰れる。
時間が飛ぶって恐いわ~!(爆)
そこで気づいたんですが、虹捜索サイト主さんの自己紹介で、好きな作品とかCPとかを書かれているのを拝見すると、「一歩通行×打ち止め」好きな方は、過去or現在で「殺生丸×リン」にはまっている方が多いのですよ!成る程と思ったのは、自分もそうだから(笑)関係性が似通ってると思いませんか?まぁ、あっちは妖怪ですが、こっちもそんなもんだし(酷)
私のアルピノキャラ好きは、絶対『ガンバの冒険』のノロイ様から始まってるんだよな~。奥瀬サキの『火炎魔人』の津那美とか、作者さんすっかり描く気が無いんだろうケド(涙)いまだに続編&完結編が読みたいです。